2008年12月29日 (月)

第53回有馬記念G1@後楽園WINS

Pc290003  終わった・・・・私の競馬ライフ。ディープインパクトに始まり①カワカミプリンセスに終わったといった様相です。⑬ダイワスカーレットが強いのはよっくわかった! というこの有馬記念。
 いつもの通り水道橋のコーヒーショップで相方と待ち合わせ。
「有馬って本当にわからないレースだよなあ。最初はさあ、スカーレットと⑩マツリダゴッホ(2番人気12着)二頭軸ですごい簡単なレースみたいに話してたじゃない。でも見れば見るほど、切れない馬ばっかりでさ。とにかくマツリダの一着はないよ。この時期に弱い調教して。ほれみたことかのプラス体重。そんなんで、馬券から切れる馬は三頭しかいないよ。②ベンチャーナイン(13番人気10着)、③コスモバルク(12番人気11着)、⑭アドマイヤモナークだけだな」
 というわけで相方氏はマツリダを2、3着に固定したフォーメーションを組んで28点二枚の56点買い。なんだか複雑なマーキング。彼の中にはなにかイメージが出来上がっているようなのですが。
 さすがにどのレースよりも込んでいると思われる後楽園WINS。皆さんご存知のドベ人気アドマイヤモナークが二着に飛び込んできて、3着も二桁人気⑥エアシェイディ(10番人気)。というわけで、単勝2.6倍一番人気のスカーレットが一着なのに、びっくりの三連単98万馬券。JRAプレミアムだけど、すごいよ。私の馬券の光ってるところは、このレースで総流ししてるところだわ。ああ正解。スカーレット軸とその二点が。
 プリンセス7着(6番人気)については納得しています。状態も悪くなかった。このメンバーなら順当な着順といえるでしょう。しかしマツリダどうしたんだろう。左回りのジャパンカップで4着だったのに。モナークなんて最初ひとりで二馬身ぐらい最後尾にぽつーんといたくせに。あれが正解だったんだろうなあ。アンカツがいうように、スカーレットについていこうとすると途中で脚が止まるんだ。プリンセスがまさにそれだ。でもプリンセスにはあの選択肢しかなかった気はします。
 有馬が終わって相方氏は「尾張特別」とか「ハッピーエンドカップ」とかJRAさんのネーミングセンスが光るレースに参加して全敗。その後懲りない彼は、WINS階下にあるシティ競馬の場外馬券場オフトに。完全に有馬(で負けた)ひとたちが流れてきていて、いつもよりはるかに混雑している。目的はもちろん東京大章典の前日購入。モニターでパドックをやってるけど、まー現地にひとがいないこと。誰にも邪魔されずパドック見放題のガラガラさ。相方はヴァーミリアンを頭固定に6点買いで外してます。カネヒキリとサクセスブロッケンの三頭で三連単なんて、予想通りとはいえひどい結果。有馬と大違いだ。
 当初そのつもりはなかったのですが、結果的に競馬ブログと化していたこのブログ。これからは今までのようには更新できないでしょうが、細々とでも続けていこうと思っています。今年一度でも当ブログの記事を読んでくださった方にお礼申し上げます。ありがとうございました。(私も含めて)みなさんが素敵な2009年を迎えますように。 

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2008年12月25日 (木)

第53回有馬記念G1予想

 私よりはるかに競馬に真剣な相方。
「俺は毎回当たっている。なのに馬券につながらないだけで、外れているって(私に)言われる・・・・」
 と思いつめ、ほとんどホラーワールド。でも”外れている”彼が同じように外れている私を馬券の買い方で真顔でくさすなんて、おかしいでしょう?
「もういやだ。俺は競馬はしばらくやめる。やるとしてもひとりでやる! あなたもひとりでやれ!」
 私は競馬をひとりでやる気はないので、これは競馬から足を洗ういい機会かもしれない、とこの有馬記念を引退レースにすることにしました。二冠馬⑨メイショウサムソンと一緒です。前にも書きましたが、私にとっては競馬そのものより、競馬を通してひとと関ることとか、ブログに記事を書いたりすることが喜びでした。記事についても、競馬そのものについてではなく、自分や相方を中心に、競馬をめぐる人間の生態を書くのが楽しかった。でも転職をきっかけに前のジムの競馬友とも接点がなくなって、ネタも少なくなったのを実感。競馬後記を書くことの面白さが減少してきたのは事実。彼がああ言ったのは、本当にいいタイミングだと考えるべきでしょう。
 思い返せばこの数年、ずいぶん競馬につぎ込んできました。収支決算なんて怖くてできやしない。競馬についてひとと楽しく話したり、記事を書くにはレースについての予備知識がなくてはだめ。というわけで土曜日は予習に精を出し、日曜日は本レース。土日が競馬を中心にまわる生活を年単位で続けました。たまにある友人の誘いもなるべく土曜に、日曜の誘いは断ったりしていました。こんな生活にもそろそろ終わりがきたということでしょう。
 ちなみに相方、「競馬はしばらくやめる」と明言したにもかかわらず、ひとりで先週朝日杯をやって三連単30点買いで的中させました。セイウンワンダー(2番人気1着)とフィフスペトル(5番人気2着)の二頭軸で5頭流し。毎週競馬をやっていて、秋競馬初の三連単的中17230円。
「しばらくやらないってゆったじゃん」
 なんて責める気にもなりません。めんどうくさい。もう好きにしてくれ。
「久しぶりの的中だし、ブログに載せてあげようか?」
「あなたは本当になにもわかってないね。あんな簡単なの載せてほしいはずもない。馬券の的中なんて関係ない。例えば(秋華賞8番人気で2着の)ムードインディゴとか、誰も取り上げていない馬をマークしていたとかいうのを載せてほしいんだ」
 載せてほしいんかい。
 でも①カワカミプリンセスと⑬ダイワスカーレットが二頭の牝馬で出走するこのレースは、いかにも私の引退レースにふさわしい。素直にこれで終わりにしようと思えました。特にプリンセスについては、三才時に有馬に出走しなかったのは私の競馬歴の一大痛恨事となっています。調教師は「負け知らず」のプリンセスがディープインパクトに負けるのは忍びないとかなんとか言っていたけど、どうせいつか負けるんだから、初敗北は神馬ディープに差されて負けることであるべきだったはずなのに。ディープ=プリンセス馬券を買う願いはかなわず、翌年は故障で未出走。ずっとファン投票で選出されていたのに。ピークを過ぎてではありますが、ようやくの有馬記念出走。感無量です。おまけに私のもうひとりのヒロイン、スカーレットまでいるんだから。というわけで、私の買い目は出馬表が出るずっと前からプリンセス=スカーレットの二頭軸で決まっていました。悩まなくていい。ああ楽。
「そんなんならスカーレット頭固定でいいだろうが」と相方。
「私がプリンセス一着の買い目を買わないということはありえません」
「なんだそれ? プリンセスがスカーレットを差すのかよ。ありえねー。絵が浮かばねー」
 上がり33秒台を刻み続ける驚異の先行馬スカーレット。対してプリンセスは長くいい脚を使う前団好位差しタイプ。上がりもそこまで早くない。でもそんなの関係ないもんね。競馬はやってみないとわからない、は誰もが知る大原則。
 有馬は本日木曜日に出馬表が出るけど、出馬表が載る東スポC版を売るのは都内の駅売りのみ。これも東京OL時代なら買えたのにねえ。川越では当然出馬表のないA版が売られるのみ。
「占い馬券、東スポに出てるぞ」
 と毎日東スポを買う相方からメール。このブログでも度々書いているけど、東スポ占い馬券の的中率はバカにならない。へんなプロの予想屋(清水ナントカとか)よりよっぽどアテになる。でも私がみたところ、二週連続で的中したことはない。相方にメールで聞いてみる。
「先週の朝日杯は占い馬券どうだった?」
「5頭選出してるけど、一頭もからんでない」
 これはいけるかもしれん。でも出馬表がないの買ってもなあ、と駅売店でチェック。すると「カワカミ」のでかい文字が一面に。爆笑問題田中がプリンセス◎できた。これは喜ぶべきか哀しむべきか。彼らしい選択というの意味ではぴったりだけど。とにかく私としては買って読むべきでしょう。店員のおばちゃんに百円玉と五十円玉を一枚ずつ渡す。
「はい、20円のお釣りね」
 受け取って店の前を立ち去り、財布にしまおうと手を開くと、五十円玉が一枚と十円玉が一枚。どうやら十円二枚と間違った様子。60円ある。40円もうけた、有馬前にラッキー、とガメて帰ろうとして、ふと立ち止まる。待てよ待てよ、ここはきちんと申告すべきなんじゃない? こんなところで「不正」をしたら、当たる有馬も外れてしまうんじゃない? きびすを返して正直申告。五十円玉と十円玉をチェンジ。売店のおばちゃんはあら間違った、とあまり感謝している様子もなく。早速相方に電話。
「というわけで、当たる気がするよ。店が終わって40円でも合わなかったら、おばちゃん困るだろうしね」
「バカだなあ。それはどうせ外れるあなたへのおばちゃんの心遣いなんだから、もらっておけばよかったのに」
 家に帰って東スポを広げる。するとびっくり。占い馬券の同点一位が私の二頭軸、プリンセスとスカーレットじゃありませんか。三位のサムソンと20点以上離してますよ。田中の◎といい、ここまで来ると不安が却って募る気もします。まあ常識的に考えて、このメンバーならプリンセスは三着に入ったら万々歳でしょう。でも可能性は十分あると思っています。距離といい、初コースの中山も脚質的に向かないとは思えません。というわけで、買い目は決定。①-⑬二頭軸の残り全馬12頭流し、三連単マルチ72点買い。これにプリンセスの単勝と複勝千円づつとか買おうかな。多分単勝10倍越えの5番人気くらいでくるでしょう。スカーレットは一番人気単勝2倍越えくらいと予想。応援馬券を買う意味はあまりなさそう。
 当日ウインズに行けるかどうかは相方の家の事情でわかりませんが、前日購入にしても馬券は必ず買うつもりです。最後ですからパットで終わりにしたくはありません。それにしてもフルゲートじゃなくて良かった。

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2008年12月15日 (月)

第60回阪神ジュベナイルフィリーズG1@PAT

 私はPATの会員で、普段オッズをみたりするのに重宝しているけど、馬券を買うことはない。
「俺がPATの会員なら、ちょいちょい使うけどね。1Rから100円買ったりさ」
 とは本物の競馬好きの相方。でも私は1レース入魂といいながら、実際は相方と買い目について話し合い、馬券場や競馬場でおっさんらと喜怒哀楽を共有、帰りに居酒屋で相方とレース回顧して、ブログに馬券を載せるところまでを一連のイベントとして楽しんでいる。競馬そのものを楽しんでいるか、真剣に取組んでいるかなら、相方よりずっと不真面目で不純だ。だからひとりPATで馬券を買って、ただ貯金の数字が増減するだけというのには興味がない。まあ増えることはあまりないけど、増えたにしても数字が少し変るだけで喜びは薄い。的中馬券を入れて払戻し機から現金が出てくると、小額でも実感があってけっこう嬉しい。
 というわけで当初から予定のあった私としては、阪神JFは回避するつもりで、東スポも買っていませんでした。ところが、です。うちの母は近所の読売新聞の配達所で週末にチラシの折込みのパートをしていて、土曜日はうちが取ってない余った夕刊をもって帰ってくるのですが、今週に限ってスポーツ報知までもってきてしまいました。意に反して出馬表が手元に。ちょっとだけよ、と検討してしまう私。そんな土曜日、相方は近所の中山でひとり中日新聞杯(G3中京芝2000)。ヤマニンキングリー(2番人気1着)を軸にしたのはいいものの、三連複6頭に流して15点買いの中にフサイチアソート(10番人気2着)、イケトップガン(9番人気3着)もおらず敗退。三連複で五万三千円の配当。そのとき阪神JFも彼には珍しく前日購入。日曜日関東は雨予報で、外出するのがおっくうになると予想した様子。⑬ブエナビスタ(1番人気1着)と⑰ジェルミナル(2番人気6着)を軸に②ダノンベルベール(3番人気2着)、④アディアフォーン(9番人気17着)、⑨ミクロコスモス(4番人気3着)、⑫ワンカラット(5番人気12着)の4頭に流して24点買い。
「買ってから思ったが、⑰ジェルミナルの枠はやばいな。外外回されそう。どうせなら②ダノンベルベールにすればよかった」
 買った途端に自信をなくすのはいつものこと。基本的に小心なのね。
「考えれば考えるほどジェルミナルはない。てか人気ありすぎだよ、ありゃ」
 さらに時間が経過して来たメールには、
「なさそうだあーーああああぁ。俺はどうかしていた」
 競馬に真剣すぎるひとは本当に困る。ついには、
「だいたいジェルミナルのどこがそんなにいいのだ。わからない」
「なんで急に。二才戦なんてどの馬がきてもおかしくないし、上がりタイムと戦歴をみてもジェルミナルが馬券圏内に来る可能性は十分なのに」
 そして翌日曜日。ウインズでカレンダーを配布するというので、出かけるついでに馬券も買ってカレンダーももらってこようか、などとぼんやり考えながら朝プールに行って帰って韓流ドラマ「朱蒙(チュモン)」のDVDをみて家を出たら、ウインズに寄る時間なんてあるわけがないことが判明。
(PATで買わない主義のハズよ、ノリコ!)
 などと言い聞かせつつも、結局時間かけて検討したのがもったいなくなり。薄くならいいでしょと、地下鉄乗換駅のホームで携帯取り出し三連複15点買い。 Pc150002_2
 相方があれほど嘆いているので⑰ジェルミナルはヒモにして、⑬ブエナビスタと②ダノンベルベールどっちを軸にしようか迷う。結局配当を期待して三番人気のダノンベルベールを軸にすることに。これで下位人気が一緒になれば、それなりの配当も期待できる。
 用事が済んで携帯で着順からチェック。こりゃガミったかと思ったら、意外と配当ありました。戦歴少ない二才戦で人気が散ったせいですね。帰ってレースを見たら、ブエナビスタ最後尾からスキップでゴボウ抜きの楽勝。こんなんならブエナビスタ一着固定でよかったね、結果見て言っても仕方ないけど、とひとりつぶやく。またしてもアンカツのお手馬に牝馬クラシック主役候補が。
 来週の朝日杯はこんどこそ回避の予定です。どーでもいーよーな告知ですが。

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2008年12月 8日 (月)

第9回ジャパンカップダートG1@後楽園WINS

Pc080001_2   ことしから日曜日阪神1800Mになったジャパンカップダート。今まで土曜日東京2100Mだったのが。そりゃ売上も58%増しになるでしょうよ。
 にしても書くことないですねえ。予定外に武蔵野ステークスをやって、そのときはかつてのダート王⑩カネヒキリを買っていたけど9着。一回叩いただけで変わるもんですねえ。またしても角居厩舎、金子オーナーのG1勝利。まあ屈腱炎という競走馬としては致命傷な症状を、二年四ヶ月の休養を挟んで乗り越え、G1勝利っていうのは感動的だけどねえ。簡単に見捨てない、諦めないっていうのは素晴らしいよ。
 私は凡庸に一番人気⑥ヴァーミリアン(3着)、二番人気⑦サクセスブロッケン(8着)を軸にしてしまいましたよ。今年7月大井のジャパンダートダービーでブロッケンが勝つのを目の前で見たとき、なんて強いんだろうと感動したのになあ。ダート世界はけっこう年齢いっても強い馬は強いよ。ガンバレ、ブロッケン。
 相方の軸は、またしても高配当を狙って③サンライズバッカス(6番人気4着)。武蔵野ステークスでは私が買い目にいれたらバカにしていたくせに。今回はブロッケンを軸にしていたことで相当バカにされた。
「パドックみて、全然ダメだったじゃん」
 外れてる人間が外れてる人間を上から目線でクサす。いつものこととはいえ納得いかない。相方はいつも、
「資金が足りなかっただけ。俺は当たっている」
 と飽きもせず繰り返すし。
「サンライズバッカスはすごい気分屋で、厩舎では”おバッカス様”と呼ばれているらしいよ」
 またこの男はバカなことを、と言ってやったら、
「な、冗談だと思うだろ。でも本当らしいよ」
 ほんまかいな。しかし本当なら冴えてるねえ、音無厩舎、言葉の感覚が。「競馬界のリア・ディゾン」よりはるか上いく感覚よ。”おバッカス様”♪
 相方と私の定番コースは、競馬→居酒屋→スタバでコーヒーを買って駅まで飲みながら歩いて帰る というものだ。私はコーヒー中毒で、スタバの上客だから、どの程度ブラウンシュガーをいれるといいか、だいたい感覚的にわかっている。もちろん味見しながら入れていくけど、白砂糖を入れる感覚よりは大目にいれたほうがいい。そしてコーヒークリームを入れてコクを増す。相方はその辺のさじ加減がわからないようで、いつもはちみつを入れすぎて台無しにしている。私は毎回注意してやっているのに、結局入れすぎる。今回もお互いのを交換して味見してみた。また甘くしすぎているんだろうなあ、と思ったら、牛乳の入れすぎで薄くなってすらいる。その台無し振りがぎょっとするほどだったので、思わず大笑いしたら本気で怒っていた。その度量の小ささに、さらに笑ったらもっと扱いにくくひねくれていた。男は度量です。
 来週は競馬は回避の予定です。

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2008年12月 1日 (月)

第28回ジャパンカップG1@後楽園WINS

Pc010001  歴代のジャパンカップ優勝馬をみると、ディープインパクト、ゼンノロブロイ、ジャングルポケット、ティエムオペラオー、スぺシャルウイーク、トウカイテイオーと名だたる名馬がズラリ。このレースに関しては、勝馬にそれなりの格が求められるのだと、G1馬の中でどれを買うかばかり考えていた。海外のブックメーカーも日本馬有利としているみたいだし。懐かしいよ、アルカセット。ハーツクライとレコードの激戦の末、翌日の新聞のコピーが「華のある男は鼻で勝つ」。あのときは前日購入で、三番人気アルカセットは見た目が違うとの評判に私は買い目に入れていた。相方は馬券の妙味を求めて外していたのだけど、当日パドックをテレビでみて、出先の私にメールしてきた。
「やっぱりアルカセット、見た目のよさが全然違うぞ」
 あとからどうしてそんなメールを送ってきたのかと聞いたら、
「だってパドックみて、俺がアルカセットを出走前に評価していた証拠を残しておきたかったんだもん」
 海外通(?)らしい清水成駿も今回は外国馬のことにあまり触れていなかった。しかし成駿、またしてもむりくりの歴史引用。ウオッカをブサイクで知られる擬似母性炸裂、権謀術数家の春日局になぞらえたり。また東スポに載っている肖像画のイラストが出展不明の安っぽさで笑えた。あの絵はなぜあったのか意味不明。
 とにかく最初は②メイショウサムソン(3番人気6着)、④ウオッカ(2番人気3着)、⑨ディープスカイ(1番人気2着)、⑬マツリダゴッホ(5番人気4着)の4頭三連単のボックス24点で当たる気がしていた。「容疑者Iの献身」と私がからかう相方(イニシャルはI.A.)は愛馬ウオッカを1,2着固定で臨むも、
「俺がウオッカに思い入れがなかったら、①オウケンブルースリ(4番人気5着)を軸にする」
 とあまりにしつこいので加えることに。正直私の中で菊花賞馬オウケンと⑮アサクサキングス(6番人気8着)はジャパンカップ優勝馬になるにはやや格落ちする印象があった。
 とにかく5頭でボックスにすると一気に60点になるので、ここは軸を作って36点にしたい。しかし軸にするのに、他の馬よりなにか強い決め手がある馬が最初の4頭の中にいない。悩みに悩んで(結果からすればこの悩みが完全に無駄)、休み明け三走目、この時点で8キロ増と成長しているスカイを軸にすることに。ウオッカはどうにも天皇賞の反動が怖いし、2200ですらどうかと思うのに、2400はいかにも長い。おまけに屋根の岩田は前日落馬で脳震盪を起こしている。だいたい岩田が勝ったらアドマイヤムーンと二年連続になり、ラッキーすぎる。スカイも菊花賞止めて天皇賞行ったくらいだし、2400が適性距離とは思えないけど、若い牡馬で斤量55キロを買いました。
 レースが実際始ると、1000Mが1分1秒8のえらいスローペース。はっきりした先行馬がいないので仕方がないにしても、予想を超えるのんたらぶり。完全に差し足勝負になってしまい、びっくりイタリア男が乗る⑯スクリーンヒーロー(9番人気)がぐいぐい伸びてきて勝利。単勝4100円はジャパンカップの単勝最高配当だとか。先月条件戦を走ってた馬が、東スポ占い馬券で最下位だった馬が。前走アルゼンチン共和国杯(G2ハンデ戦賞金5800万)では「軽量(53キロ)だからスクリーンヒーロー」と相方が予想していた馬が、定量57キロと、ウオッカ、スカイより重い斤量をしょって二億五千万を勝ち取ってしまった。ちなみにこの東スポ「占い馬券コーナー」。的中率は決して低くなく、並みの予想よりはるかに当たっています。今回ぶっちぎりの一位はサムソンだったけど。
 相方は3着にスクリーンヒーローを入れた馬券を買っていたけど、ウオッカにオウケンが一二着固定で敗退。とにかくです。こうなったからには、スクリーンヒーローにはでかいレースで活躍してもらわないといけません。まだ4歳だし。
「どうかねえ。そりゃ強くなった馬だと思うけど、超スローの府中だからできたことよ。二度同じ舞台が出現するかどうか」と相方。
「まったくスクリーンヒーローさえいなければ。私の買い目、惜しいと思わない?」
「あなたと同じような買い方してる人間が何人いると思ってるんだ」 
 またしてもの敗者二人、帰りはウインズの売店に。お目当てはスカーレットに乗るキティちゃん。ウイニング競馬のプレゼントコーナーで見た瞬間、欲しいと思った。あったぞ2500円。やっぱりとてもかわいい。
「やめとけ。勝ったときに買え。こんなのいつでも買える。今買う意味ないぞ。有馬で買え」
 でももしスカーレットが有馬を勝って、その日にスカーレット=キティを買ったら、はしゃいでるの丸出しで、今買うより却ってかっこ悪いような、などと考えたけど、結局買わずじまいに。ジャパンカップダートは激安配当が目に見えてるし、阪神JFは二戦目の馬が続々で予想にならないし、朝日杯は予定があってやらないし。あとは本当に有馬しかありません(ダジャレではありません)。
 今年も本当にあと少し、を競馬で実感します。
 「お馬deキティちゃん ダイワスカーレット」の画像はこちら↓。別にJRAの営業ではありません。
http://shop.prc.jp/turfy/index.php?pg=detail&ct=ds&cd=02817&cm=&offset=0

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2008年11月24日 (月)

第25回マイルチャンピオンシップG1@後楽園WINS

Pb240002_2  みよ! この惜しい馬券を! 三連単にたった6点買いで肉薄。三着が⑯カンパニー(2番人気4着)でも①ローレルゲレイロ(3番人気5着)でもよかったのにねえ。どうして②ファイングレイン(10番人気)なの。
 と、言いたいところですが、これ、⑰スーパーホーネット(1番人気2着)、⑦ブルーメンブラット(4番人気1着)を二頭軸のマルチにしようとして、マルチにチェックし忘れただけなんですね。買ってびっくり六点買い。おまけにブルーメンが頭固定。もう締め切り間際。こういうパターンの場合、たいてい私は外れているので、もう買うのをやめようかと思ったけど、でもでも、と慌てて三連複でこんなふうに購入。Pb240001_2 どっちにしてもファイングレインがいないので外れてるんだけど。
 ゴール前では六点買いで的中したかと、かなりドキドキしました。三連複までダブル的中か。入線後は長い審議で、対象がそのファイングレインでした。降着しろ、ファイングレイン、と業を積むような負の想念が身の内に充満したのを実感しました。まあ、10番人気ですけど、3着なのがそんなにビックリってわけでもなく。みんな限られた資金内で他のを馬を拾わざるをえないので、相対的に人気が落ちた馬でしょう。よくあることです。ちなみに相方もファイングレイン外して敗北。
 そもそもホーネットとブルーメンの二頭軸も、毎日王冠と府中牝馬を生観戦した身としては、ウオッカ、プリンセスに勝った二頭を軸にしようという情によるところもありました。特にブルーメンは相手関係から軸として微妙なところだけど、プリンセスに勝った以上はこんなところで惨敗されては敵わないと軸に決意。枠もよかったけど、まさか勝つところまでいくとは思わなかった。プリンセス敗北も浮かばれるってもんです。有馬記念の人気投票もしっかり済ませてきました。「CLUB競馬賞」こと有馬記念指定席生観戦が当たりますように。
 終わってから錦糸町に移動。錦糸町にもWINSはありますが、相方曰く狭くてイマイチらしい。適当に選んだ「団欒炎」という安居酒屋に行ったら、すべてのテーブル席にテレビがついていて、グリーンチャンネルが入っていた。「お膝元」の水道橋の居酒屋にこんな行き届いた店はない。いつも競馬のあとに飲みに行くたびに、その前に見たレースをみながら飲みたいといつも思っていたのが期せずして実現。着席してアルコールをのみながら食事して競馬を見るという幸せに二人して、
「これはいい!」
 と笑い出すほど。東京と京都の全レースに、しつこいくらいの明日の福島記念予想。武豊二週連続落馬の京都5も見られましたが、事故現場はかたまりの真ん中よりやや後ろで、あまりはっきり映っていませんでした。そして肝心のマイルCSも何度も見られた。ずっと内側を行くブルーメンと、ずっと外側を行くスーパーホーネット。走ってる距離がはっきり違う。枠によるツキの有無がはっきり反映されてるなあ、と二人でしみじみ。
 でも本当にいいなあ、その日のレースを見ながらお酒飲むの。水道橋近辺の居酒屋もやってくれないかしら。

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2008年11月17日 (月)

第33回エリザベス女王杯G1@後楽園WINS

Pb160001  あーもーイヤ! 府中牝馬同様、パドックからまたすっごいイレ込んでいた! どういうこっちゃ。デビューから金鯱賞までは、あんなにパドックでイレ込むことなかったのに。
 とにかくこんな風に買いました。ええ。⑮カワカミプリンセス(5歳1番人気2着)頭固定、二三着に⑬ベッラレイア(4歳2番人気3着)を固定して、残り16頭全馬との入れ替え。計32点。
「バカじゃねーの。こんな風に買うなら、プリンセスの二着もみとけっつっただろーが」
 と、相方。バカはそっちだバカ! 私はことこのレースに限っては、馬券が取りたいんじゃない。プリンセスが一着の馬券が欲しいんだ。そうじゃなければいらないんだ! 
 そのバカですが、こちらも三連単二枚分け。一枚はベッラレイアと⑪ムードインディゴ(3歳5番人気6着)の二頭軸5頭流し。もう一枚はベッラレイアと⑯リトルアマポーラ(3歳4番人気1着)との二頭軸で4頭に流していた。驚いたことに、この二枚目のヒモにプリンセスがいない。一枚目のほうはいるのに。
「俺さあ、さっきコーヒー買ったら、お釣りの表示が9万円台だったの。要は一万円出したのに、間違えてレジのひとが十万って打ったのね。俺、これは俺が今日9万円配当をゲットするという啓示だと思ってさ。プリンセスいたら9万にならないじゃない」
 なんだこのバカな説は。二頭軸というのは正直本当に難しい。必ずと言っていいほど片方がいない。ひどいときには両方。にもかかわらず、このひとは最近高確率で二頭軸を当てている。にも関らず、ヒモに誰もが拾う有力馬がいないせいで馬券を外している。それでいて、
「俺はこんな低配当(三連単1万2千円)なら最初からいらないのよ」
 と最初はいうものの、しばらく時間が経つと、
「取れたよなあ・・・・」
 と後悔して落ち込んで、苛立っている。バカだバカだ、あーバカだ。
「とにかくエリザベスは三才に有利なレースなのよ(二キロ軽量)。三歳のときのプリンセスもそうだし、繰上げ優勝のパンドラも三才、翌年は三才のスカーレット。差し脚切れる上に走る気のあるときしか走らない、気まぐれスイープくらいしか古馬では勝てんのよ」
 とりあえずプリンセスの次走は有馬記念が有力のよう。私は三才のデビューのときから有馬でプリンセス馬券を買うのが夢でした。二年越しで叶いそうです。スカーレットとプリンセスの馬連も買えそうです。とりあえずそれを楽しみに、年末までひっそり大過なく過ごしたいものです。
「強いのは確かだけど、ひところの強さはやっぱりないよ。パワーダウン」
 と冷たい相方。そうだとしても、私はパドックで落ち着いて出走するプリンセスがみたい。結果がどうなろうと、それは納得できると思う。有馬でそういうプリンセスがみたい。

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2008年11月 9日 (日)

第13回武蔵野ステークスG3@後楽園WINS

 先週の秋天で私は、いちおう三連複を的中させた。しかし払戻そうにも少ない払戻し機に人が群がっているうえに、建物自体が狭くて並ぶ場所すらない有様。とても並ぶ気になれず、
「来週でいいや」と相方に言うと、
「来週? 俺やらねえ」
「え? なんで?」
「なんでも」
 とだんまり。こういうときの相方の感じの悪さはひとかたではない。いやな空気のままコーヒーショップへ。
「来週ってなに? アルゼンチン共和国杯に2歳牝馬? 興味ね~お金もないし、やらないよ」
「お金ないとかいって、ひとりでやったりするんでしょ」
「それはないな」
「競馬やらないと会わないの?」
「そういうわけじゃないけど、でも来週はないね。いいじゃん、エリザベスは軸馬いちおういるからやるし」
 私としては特に互いに事情がなければ毎週やるものと信じきっていたので、唐突な拒否コメントにかなりがっかりした。お金がないといっても、今よりないときでも彼は競馬をやっていた。要は単なる言い訳。案の定ともいうべきか、木曜日にこんなメールが来た。
「アルゼンチンのハンデ差をみていたら俄然興味がわいてきた。やるかも」
 相方は毎日東スポを買っている。こうなるのはある程度予想できた。自分で予想つかなかったかと、ムラムラと怒りがわいた。
「私はもう女友達と会う予定いれたからやらないけど、先週あれだけやらないって言ってたじゃん、お金ないって」
「知ってるよ」
 知ってるよ、じゃねーよ。
「日曜に予定いれたのはあなたの都合でしょ。だから先の予定決めるのイヤなんだよな。そうやってグダグダ言うから」
 相方は文句を言われると倍にして返すタイプで、こうなると言い争うこと自体が不毛なのはわかっているが、こっちも腹の虫が治まらない。
「常識から考えたら、普通こういうとき謝るもんじゃないの。あなたはあれだけ断言したことを撤回したんだよ。私があれだけ先週いろいろいったのに、競馬はやらないってゆってたんだよ。普通ひとと約束して、それを撤回したらゴメンの一言があるもんじゃないの?」
「謝らないねえ。なんでこんなグダグダ言われてるのかすらわからない」
 この非常識男。でも本当にこのひとに文句を言うと、倍にして返すタイプなのだ。繰り返しになるが。本当にイヤだ。
「わかりました。じゃあお互いによい週末を過ごしましょう」
 それからあまり連絡もとらずにいた。すると金曜の夜、週の疲れがどっと出て眠くてたまらん、と思っていた夜10時ごろメールが来て、
「明日の武蔵野ステークスやる?」
 武蔵野ステークスにはかつてのダート王①カネヒキリが二年以上ぶりに出るのを知っているだけで、出馬表もなにもみていない。土曜はすっかり家の用事をやる気でいたので、東スポも買ってない。とにかく眠かったので判断不能。
「急すぎて判断つかない。明日メールする」
 返信。返事は「了解」。そのまま爆睡した。
 翌土曜日起きて、まあせっかく気を使って誘ってくれたのだから、と行くことに。やっぱり彼と競馬をやって居酒屋に行くのは楽しいし。起きていないだろうが朝の九時にメール。
「いつもどおり二時後楽園でいい?」
 それからは忙しい。ネットで出馬その他情報を得て、家中にひととおり掃除機をかけ、父のワイシャツなど六枚ほどアイロンがけして、母に頼まれた夕飯のビーフシチューを作って、韓流ドラマ「朱蒙」の録画を一話分みた(今平日夕方六時からアンコール放送で毎日やっている)。この間ずっとメールの返事がないので、何度か電話をかけるが留守電に。起きる気配がない。いつもどおり2時後楽園なら、12時起きではギリギリに近い。ひとを誘っておきながらこの有様。ようやく12時半前に寝ぼけた声で電話に出る。
「行くってメール送ったけど、みてないよね」
「うそ? そうなんだ」
「で、どうするの?」
「ありえねえだろ、この時間から。なにも(予想)してないもん」
 口調が逆ギレ。
「私、行かないなんてひとことも言ってないよ」
「そうだけど、あの流れなら行かないってことだよな」
 勝手に解釈しておいて、またしても謝らない。別に平身低頭謝れと言ってる訳ではなく、
「すっかり行かないものと思い込んでいた。ごめん、すぐ出るよ」
 と言えばこっちもここまで不愉快にならないのに。どうしてこのひとはこうなんだろう。とりあえず2時半に待ち合わせ時間を延長して会うことに。こっちは出るつもりで全て急いで片付けたのに、もはやなにもなしはありえない。
 2時半に後楽園のコーヒーショップで会った。やっぱりなにを言うでもない。このひとにそんなことを言っても仕方ないとわかっているけど、やはり腹の虫が治まらない。
「なんか言うことないの?」
「ないねえ」
 睨み返される始末。ダメだこりゃ。新聞の人生相談に、奥さんの収入や家計費を株などの利殖につぎ込んで1500万も損を出した男性の妻からの悩みが掲載されていた。責める妻に夫は、
「もとからなかったと思えばいい。また働けばいいことだ。お前はそうやって小言を言って俺を不愉快にする。全く成長していない」
 と言ったらしい。この記事を見たとき、私は彼のことを思い出した、そう言ったら、
「全然違うよ。俺はひとの金に手をつけないもん」
 そういう意味じゃねえ!!!
「俺は昨日すっかりやらないつもりで検討もしていないから、全然(武蔵野ステークス)やる気ねえよ。やらないつもりだったからビール10缶(350ml)飲んで、気づいたら寝ていた」
「私はやらないなんて、一言も言ってませんから」
「”判断不能”ってなんだよ。別に用事があるわけじゃなくて。それってやらないってことだよ」
 険悪なムード。相方は携帯を取り出し、いつもの細木占いをチェック。彼自身は、この占いが当たらないことを証明するために、わざわざお金を払って有料会員になっていると言っている。すると霊合星人の彼は「健弱」と「陰影」。私との相性を見させると、私が「停止」のダメっぷり。
「最悪です。こんなときにムリに仲直りしようと思っても、しこりが残ります。流れに任せて」
 当たりすぎていて笑える。ちなみにケイナー占いの獅子座にも「あなたは今イライラしています。つまらないことにとらわれやすいので注意」ってあったし。占いって当たるなあ!
 前置きが長くなりましたが武蔵野ステークス。回収寸前の金曜売り東スポを買って検討。⑪ユビキタス(一番人気1.7倍)は軸不動に思える。でも相手選びとなると難しい。条件戦で連勝中の3歳⑦キクノサリーレ(5番人気)か東京成績<4130>の5歳⑭アドマイヤスバル(3番人気)か。相方は以前からよくアドマイヤスバルは買っていたが裏切られていた。
「でもここで切ると来るんだよな。やっぱり裏切るとダメなのよ。ニシノナースコール(ブラジルカップ)とかブルーメンブラッド(府中牝馬)とか」
 というわけで迷った末に⑪-⑭の二頭軸に。私も結局迷って、ユビキタスを頭固定にしてこんな風に購入。Pb080001前走のペルセウスステークスが休み明けで二着なのだけど、このときの一着バンブーエールが最近JBCスプリントを勝っているっていうのがすごいプラス材料に思えた。
「頭固定なんてバカじゃないの。おまけに⑬サンライズバッカス(六歳4番人気)なんて拾ってるよ。こんなの5歳以下で決まるに決まってんだろ。①カネヒキリ(六歳2番人気)もないねえ」
「まあねえ。でもそんなに買えないし。カネヒキリは確かになさそうだけど、敬意を表して。サンライズバッカスって、私にとってはなんだか知らないけど二三着に来る馬ってイメージよ」
 結果は一本かぶりユビキタスは三着に。一着は⑦キクノサリーレが重賞初勝利で4連勝を達成。そして案の定サンライズバッカスが二着に。三連単2万円越え。うう、二頭軸にしておけばよかった。私もアドマイヤスバルにしかけていたけど。結果8着。
 明日はもちろん私はやりませんが、むかつく男は53キロ恵量スクリーンヒーロー軸で取る気満々です。ぜひ取って懐を暖かく、気持ちに余裕をもってほしいものです。

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2008年11月 3日 (月)

第138回天皇賞秋G1@新宿WINS

 歴史的名レースを見たということでいいでしょう。低配当がなんだ! 競馬ファンとしては最強牝馬の激戦を目撃したことに納得しよう。
Pb030004  秋の行楽シーズンです。この天気のよさを逃したらウソでしょう、ということで新宿御苑に行ったので、今回は新宿ウインズで馬券購入。この新宿ウインズ、JRAが、
「ショッピングやお食事等、週末に新宿へお出掛けの際には、ぜひ当ウインズにもお立ち寄りください」
 と言うほど「立ち寄る」場所で、長居する場所ではない。後楽園なんて「(指定席には)ビュッフェもあるよ」って言うほどなのに。とにかく古くて狭いうえに券売機がなく、全部有人。よって馬券も200円からスタート。というわけで私も三連単で流すことができず、どの馬を拾うかより、買い方に一番悩みました。まあ、パットの会員なので、そっちで買えばよいのですが、馬券好きなので。
 とにかく心配だったのが骨瘤7ヶ月休養あけの⑦ダイワスカーレット(二番人気)。お目めだおネツだといっていた今までの回避とはわけが違う。追い切りの映像をみて相方も、
「なんだか脚がバタバタしている」
 というし、ウイニング競馬の吉沢さんも、
「膝から下の動きがイマイチ。これは週末になろうが治らない」
 と断言するし。私にもそうみえた。追い切りを7本も騎乗したらしいアンカツも事前インタビューで、
「心配ないでしょう。まあ一走していればもっと安心ですけどね」
 と不安を拭い去れない様子。ちなみに一番人気⑭ウオッカの武は、
「あれだけの馬を任されて僕が一勝もしてないというのは」
 と、普段の抑え気味な表情からも強いプレッシャーを感じているのが隠し切れない様子。両名ジョッキーが追い込まれていますよ。
Pb030001 三時ごろ太陽の恵みがありがたい御苑から、狭くて古くて人がごったがえす地獄の新宿WINSへ。パドックをみると、スカーレットは歩様もなんとなくおかしく感じる。普通に考えたらここは、得意の東京コース叩き二戦目のウオッカの軸は不動に思える。一時は本気でウオッカ軸に変更しようかと思ったけど、”履歴より義理が大事です”@『坊ちゃん』by夏目漱石ってあたりで、結局こんな風に購入。Pb030005_3
 本馬場入場でも脚をあげてイレ込むスカーレット。最後の直線が長い東京競馬場は決して先行馬スカーレットに有利な条件ではない。道中スカーレットを抑え気味のアンカツ。レースをスローペースにして自分に有利な条件を作るスカーレットにしては、やはりペースが速い。ゴール前でウオッカが肉薄。あんなにスカーレットを叩くアンカツは最近珍しい。きわどい入線順位だけど、スカーレットが先に入線しているようにみえた。検量室に戻ってきたスカーレットは一着の場所に入ってきて、アンカツは首をかしげながらも関係者と握手。隣の二着のところに戻ってきた武ははっきり落ち込んだ表情。でもゴール真横からの入線スロー再生に切り替わると、ウオッカが僅かに先にみえる。レースのカメラの映像だと何度見ても内側にいるスカーレットが先に見えるけど。
 長い写真判定。痺れを切らし、相方が煙草を吸うというので一階に降りると、
「ウオッカだ」
 の声が次々と。確定画面が表示されている。ウオッカのコースレコード勝ち。ちなみに相方は愛馬ウオッカを一着固定に、ヒモにスカーレットを拾うも、三着②ディープスカイ(三番人気)切りで三連単敗退。
「俺はそんな低配当(三連単一番人気3250円)ならいらないと、最初からそのつもりで切ったのよ」
 払戻は機械があるのだけれど、少ないうえにひとがすごくて、とても並ぶ気になれず。持ち帰ることに。
「まあ、名レースをみられてよかったね」
「いや、俺はほとんど前のおっさんの頭しかみられなかった」
 そのくらい狭くて画面が少ない新宿WINS。後楽園ならいくら込んでいても、画面がみえないってことないもの。
 とりあえずスカーレット着外も考えていたのが、名牝らしい走りを見られてよかった。私は馬券としては収支ゼロ(三連複一番人気710円)。いちおうスターホースの資格のある三才はスカイのみと三着をみて拾ったものの、基本着外と考えていたのになあ。古馬先着の三着で、先の楽しみが残ってよかった。斤量56キロだったけど。
 ちなみに来週は競馬はパスの予定です。

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2008年10月27日 (月)

第69回菊花賞G1@後楽園WINS

 先週の秋華賞一千万馬券の影響はでかい。牡馬だって牝馬同様小粒ぞろいの今年のクラシック。どの馬が勝っても「へ~え」で終わってしまいそう。この軸なし(と思われる)菊花賞にどう挑むか。一番人気⑭オウケンブルースリ(単勝3.7倍)は前走の神戸新聞杯で三着。一二着が菊花賞に出ないため一番人気に押し出された格好と誰もがコメント。テレビも新聞の予想も、いろんな馬に◎が打たれていて、打っている人たちも五くらいしか信じてないことを十も信じているかのように、頑張って力説しているようにしかみえない。そりゃいつものことか。
 とにかくです。大して思い入れもないのに馬券が絞れないひどいレース。これはボックスで軸を作らず馬単、馬連、ワイドが適当でしょう。入着三頭分なんてとても当たりそうにない。単勝の最下位人気が⑯ホワイトピルグリムで43倍(結果7着)。こんなに人気が割れているんだから、おそらく馬連でも先週同様(2万3千円)とは言わないまでも相当の配当になるはず、というわけでこんな風に購入。Pa270001
 結果として狙い方は間違っていなかったと思うのですが、オウケンブルースリはやっぱりこの中にあっては立派な”軸”だったよう。強い勝ち方でした。ジャパンカップでディープスカイと再対決するとかしないとか。私的には②ノットアローンダイワワルドボアのワイド一点買いにしようかと思ってたくらいなのですが、横典のノットアローンは先行宣言をした③アグネススターチ(11番人気17着)をぶっちぎって一人旅。結果は大差でのドベ。やっぱりノットアローンは蛯名っちじゃないとダメかい?(メヒョー事件で騎乗停止中)。横典はこの戦法よく使うけど、外れるときのほうが多い気が。私の本命はワイルドボア(4番人気8着)だったんだけど「長距離は騎手で買え」という三千メートルに初出場の北村はどうなのかと思って軸にするのを断念したんだった。オウケン騎乗のウチパクも初出場なんだけど。そういえばノットアローンを軸候補に考えたのも、横典が菊花賞の最高入着率<1415>を誇るというのもあったんだ。なのにドベ。今回⑦スマートギア(5番人気4着)の武豊だって<411 13>だもんね。結局三着の⑤ナムラクレセント(9番人気)なんてみてもいないし、2着の①フローテーションなんて東スポで井崎さんが「10月26日は風呂の日でフローテーション!」なんつってたことくらいしか肯定意見が思い出せない。追い切りで同厩のノットアローンに先着されている姿をみたらとても買えない。15番人気だったのはあの追い切り映像の影響は大きいと思う。馬連で17820円の配当。オウケンがいるのに。
 相方はまた12Rまで負け続けた。最終が終わって、さてそろそろ帰るか、と思ったら、
「ね、今の聞いた?」
「なにが?」
「今帰ろうとする男の人が俺とすれ違いざま、”大ッキライ!”って吐き捨てるように言ってたよ」
「へえ、いくつくらいのひと?」
「わかんない。声だけしか聞いてなかったから」
 なんとなくだけど、「大ッキライ」ってすねた女子供の専売特許の台詞ような気がする。そんなことない? なにが大嫌いなのか気になるところだ、などと思いながらWINSを出ようとしたら、60歳がらみのジャージのお父さんが私たちとすれ違いざま、
「もうやめるっ!」
 とまたしても一人歩きの捨て台詞。競馬をやめるのかい? それとも12Rまでやるのはもうやめるってことかい? どっちにしても正解だよ。間違いなく。でも本当に止めるのかい? 止めるのはかまわないけど、どうして声に出して言うんだい?
 WINSの目の前の鶏系居酒屋で二人の敗北者がクダを巻いてから、7時過ぎでももうすっかり暗くなった外に。WINS下の大井シティ競馬の場外馬券に、例によってまだ燃え尽きないおっさんたちが群がっている。行ってみるという相方にしぶしぶついていった。いつものことだけど、中央競馬より女性の数がさらに少なく、全体の年齢層も高め。初老のおっさんのるつぼだ。モニターをみつめる相方を放って、ひとりふらついていたら、またしても一人歩きのおっさんが私とすれ違いざま、
「騙されたっ!」
 と捨て台詞。いったい誰に騙されたんだい? お友達かい? 予想誌かい? それとも予想屋かい? 気になるところだ。
 とにかくこの日は三人にやり場のない憤りをぶつけられた。たまたま聞いたわけじゃなくて、たぶん三人とも誰かに聞いて欲しかったからこそ、ひととすれ違いざまに言ったんだと思う。
 みんなマジっすよ。

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2008年10月20日 (月)

第56回府中牝馬ステークスG3@東京競馬場

Pa200005  すごかった、プリンセス。なにがすごいって、あんなにイレ込んでるプリンセス初めて見た。目を覆いたくなる惨状とはこのことかえ? 泡こそ吹いていないけど、ダービーのフサイチホウオーを思い出した。パドックに出てくるなり頭を上下に大きく振って、いくら回ろうと落ち着く気配がない。私の前に立っていた小学生5年生くらいの男の子が隣のお父さんに、
「さすが降着馬」
 などと言い出し、一瞬本気で後ろから殴ろうと思った。でももし私がプリンセス贔屓じゃなかったら、軸にするのもいやなくらい興奮していた。Pa200007_2
「カワカミ大丈夫か・・・?」
 頭固定はともかく、軸にはする予定の相方が私に聞く。
「ダメかも・・・・」
 相方は秋華賞のパドックもみると早々に場内へ。屋根(横典)が乗ったら落ち着くかと期待しても全然ダメ。本田さんが乗ると少し入れ込んでいたプリンセスが落ち着くというのが今までの勝利パターン。アカン。でも今更プリンセスを一着付けから外せないので、こんな風に購入。
Pa200009_2 返し馬では本番と見まごうばかりの激走プリンセス。個人的見解ですが、プリンセス二着に体重12キロ増はおそらく関係ないです。確かに初の500キロ台ですが、イレ込んでしまったことが全ての敗因とみます。一瞬プリンセスを軸に落として二頭軸を考えました。でもそれじゃあ今までアドマイヤキッスとの二頭軸でキッスのほうに落ちられて馬券外してきた二の舞になるんじゃないかと断念。でもそのとき二頭軸の相手として考えたのが10キロ増できた②ベッラレイア(3番人気3着)。前走前々走といまひとつだったのは、体重(450キロ台)からして調整ミスだったというのが相方の見解。スカーレットやウオッカと渡り合っていたろが460キロ台だったので、
「それ以上の体重でくれば、東京1800にこのメンバーで適性があるのはカワカミとベッラレイアだけ」Pa200001_2
 どんぴしゃりの462キロで登場のベッラレイア。気配も一番よく見えた。ちなみに勝った⑯ブルーメンブラット4番人気)も落ち着いていました。
 先週同様出走直前に相方とコース前で落ち合う。
「やっぱりブルーメンブラット切って⑨ニシノナースコール(16番人気15着)拾っちゃった」
 なんとびっくり。
「ニシノナースコールを拾うのはともかく、ブルーメン切るのはすごいねえ」
「何度も言うけど、ブルーメンは1400が適性距離。ナースコールは今まで拾って裏切ってくれたからねえ。ここでまとめて返してくれるような気がするのよ」
 確かにプリンセスとベッラレイアの二頭軸にブルーメンが絡んでも高配当は望めない。これまで相方がなにかとニシノナースコールを買っては負けていたのも知っていた。
 前団差しが理想のはずのプリンセスが端に立つ。やっぱりひっかかっている。それでも逃げ切ったかと思いきや、ゴール前でブルーメンに差された。エイジアンウインズやスーパーホーネットに負けたウオッカを思い出した。二人でため息。
「やっぱり裏切っちゃいけないんだ・・・」Pa200006_2
「バカみたい。リア・ディゾン電撃婚で、自分でサインとかゆってたくせに。軸が合ってるのにブルーメンがヒモにいないなんて、信じられないよ」
「うるさい! ああ、これでエリザベス(京都2200M)に行くとか言い出したらどうしよう。絶対距離合わないのに」
 続いて京都で行われる第13回秋華賞がターフビジョンに映し出される。東京競馬場でもファンファーレに合わせて手拍子が起こる。難解秋華賞なんて時間がないと、私はもとから放棄していた。相方は朝から、
「ムードインディゴ(8番人気2着)かメイショウベルーガ(12番人気11着)が差し足で穴を空けるのだ。どうせなら両方こいっ!」
 と息巻いていたのですが、レジネッタ(2番人気8着)軸で敗退。勝ったブラックエンブレム(11番人気)も16番人気で3着のプロヴィナージュ(複勝が6210円)も拾ってません。でも私から見てもブラックエンブレムの調教は明らかにイマイチにみえた。レースが終わって相方は、
「何十万馬券だ? こいっ!」
 などターフビジョンに向かってほざいていましたが、配当が出ると、府中のスタンドがどよめきました。重賞史上初の三連単一千万越え。大画面に映る勝利騎手は最近存在が薄く、ブラックエンブレム騎乗でさらに忘れていた岩田。勝利騎手インタビューで帽子を脱いだら出現した34歳丸刈りに、競馬ファン一同目を奪われた。
「あ~あ、岩田が丸刈りにしてたって最初から知ってたら、ブラックエンブレム買ってたのになあ」
 と相方。ほんまかいな。

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2008年10月14日 (火)

第59回毎日王冠G2@東京競馬場

 前回ウオッカが勝ったG1安田記念のときよりひとがいるんじゃないかと感じてしまう、開幕週の東京競馬場。安田記念ともなると春のG1も終わりでみんな飽きてきてるころだからでしょうか。夏休みを終え、秋の大一番へ向けてスターホースがこの毎日王冠で続々再登場。みんなテンション上がってしまったのでしょうか。私みたいに。
Pa130001_2  とにかくです。ブログ用にウオッカとかドリパスとかいっぱいデジカメで撮影していこうと意気込んで行ったら、パドックもこのひとだかり。びっしり。10Rの前からパドックにいたのに、考えることはみな同じで10Rの出走馬が地下馬道に消えても、ほとんどひとが減らない。10Rのパドックもみてしまった相方は10Rもやると馬券を買いにパドックからいなくなった。こうなると私がこの画像を撮影したパドック掲示板下の場所に、彼はもう戻ってこられない。残った私も、各馬を撮影するいいポジションを確保できないどころか、自分の買い目のために馬を間近でじっくり品定めすることもできない。一レース入魂とかいいながら、軽く京都大章典もやろうかしら、などと考えていたけどそんな時間はないことが判明。
 視界がイマイチなかでもよく見えたのは⑬ドリームパスポート。反対にそれほどよく見えなかったのが③ウオッカ。もしや三浦君メークドラマ。新人最多70勝ここで達成か。当然軸だったはずのウオッカがぐらついてドリパスと迷う。でも追い切りの評判は抜群だったウオッカがここで三着以下はあるまいと、結局ウオッカ軸の三連複でこんなふうに購入。私の本番は来週だし、2・3着の可能性のある馬が多すぎて三連複に逃げました。Pa130006
 スタートに間に合わないと、急いで馬券を購入すると、G1並の観客が埋め尽くすコース前に。京都大章典のパドックまでみた相方とは出走寸前に合流。ターフビジョンとゴールの間あたりに陣取った。
 スタートしてすぐ、大観衆からどよめきが起こった。意外にもウオッカが端に立ったからだ。もともと相方と私は前回の安田(岩田騎乗)のときのような、前団差しがいいとは思っていたけどそれより前に行ってしまった。
「い、いいのかしら?」
「いいんじゃねえか?」
 確かにゴール寸前まで「いい」ようにみえた。人垣に隠れてゴールの瞬間がよく見えず、私は人気に応えてウオッカが逃げ切ったと思った。そしたらターフビジョンに映っているのは蜂っ子②スーパーホーネットじゃありませんか。
「差さったの?」
「そうみたい・・・」
 後から記事をみると、藤岡は発走直後からウオッカをマークしてゴール前での追い出し差しきり。昨日ユビキタスに勝った三浦君そっくり。一本かぶりの一番人気を二番人気が差したのも同じ。肝心のドリパスはといいますと、三番人気11着。「パドックは本当にあてになる」なんてここに書いた矢先にこの始末。ちなみに勝ったホーネットのパドックでの私の評価は「普通」。
 私とは別の場所でパドックをみていた相方も、
「ドリパスが一番よく見えた。ウオッカは安田のときほどよく見えなかった」
 と、ドリパスとウオッカの二頭軸で5頭に流して三連単30点200円計6000円購入。二人とも三着⑤アドマイヤフジ外して敗退。アドマイヤフジがだめなんじゃなくて、他を拾いたくて買えないというパターンですね。相方は大章典も、
「こんなレースはよほど絞らないとダメ」
 とアドマイヤジュピタを切ったまではよかったけど、アルナスライン軸で敗退。三連単で六点しか買っていなかったけど、びっくり500円ずつ張っていた。
 ドリパスはこないわ、ウオッカは負けるわ。もちろん10Rも外して、大章典も外し、機嫌の悪くなってくる相方。
「最内は洋芝に張り替えてるから通っちゃダメなんだ。なんで外に出さない」
Pa130003  先週までの中山のメインよりひとがいるんじゃないかという東京12。写真は毎日王冠ではなく、その12R出走前。中山12Rなんていつも”ひともまばら”という風情なのに。相方はいつもどおり「取り返す」という姿勢。
「ここは⑤スズノメヒョーだ。この馬は強いんだ」
 とえらい剣幕。相方がひらく東スポを横から覗き込んだ。本来穴党の相方とはいえ、メヒョーのこの二桁着順続きはひどい。ざっとみただけにしても、普通に考えたら⑭ハードランナーの軸は不動に思える。しかしみるとメヒョーの体重が14キロ増。要するに「戻って」いる。そういうことか、と私も⑤-⑭のワイドを千円買うことに。
 結果は「メインで一番人気をこかした武豊は12Rで勝つ」のよくあるパターンに陥り、五番人気①ビッグポパイが勝利。⑭の3着はいいとして、蛯名騎乗のメヒョーは8番人気5着が15着に降着。これがまたわかりやすい危険騎乗。人間でいうなら、人ごみを急いで走りぬけようとしたときに、思わず前にいたひとの足を踏んでしまいました、という風情。
「あら、ごめんなさいっ!」
 ってなかんじ。そりゃ被害馬もびっくり。失速するわ。
「あんなぶつかって、けっ躓いて5着なら十分入着あったのに。どうしてどいつもこいつも最内なんだ。前がふさがるに決まってるじゃないか。俺は今日そういう日なのか? 外に出せっ!」
 さらに機嫌の悪くなる相方。これで蛯名は4日間の騎乗停止。来週の秋華賞エフティマイア、その翌週菊花賞ノットアローンという混戦3歳世代の有力馬に乗れずじまい。
「この時期に騎乗停止はあかん。信用できる数少ない騎手のひとりなのに」
 と相方。結局彼は5R分くらいだろうか、この日全レースを外した。帰りの電車の中でもさらに深まる不愉快そうな顔つきや言葉遣い。競馬ってそもそも娯楽じゃないのかしら、そんな風になるまでやっちゃいけないんじゃないかしら、と私が正論をいうとさらに増すトゲトゲしい雰囲気。
「あなた見てるとさあ、不満が鬱積すると、漠然と世の中に対して攻撃的になって、そういう犯罪を犯すのがたいてい男性っていうのがよくわかるね」
 このあと朝霞の串焼き屋で飲んで、明日も休みだし、と二人で久々にカラオケに行くことにした。1時間くらいかな、と予想していたら、結局相方の終電まで二人で三時間熱唱。あっという間。二人とも相手が歌っているときは適度に聞き流しながら、自分の曲を必死に探して複数曲予約。しかし二人とも完唱できる曲が少なく、どんどん中断するせいで意外とすぐに自分の順番になってしまう。最近のヒット曲はもちろん歌えずというか予約すらできず。この傾向は相方より私のほうがひどかった。だって知らないんだもん。サビをちょっと聞いたことがあるくらいで。私のリクエストで鈴木聖美 with ラッツアンドスターの「ロンリー・チャップリン」なんて歌ったり。
「やっぱりデュエットも楽しいねえ!」
「そうか? なんか”スナック”ってかんじ」
 と腑に落ちない表情の相方。カラオケ屋をあとにするころには相方の機嫌も直っていた。ところが久々に終電帰りになった相方は、電車を三駅ほど寝過ごして乗り越した。田舎の駅で始発まで夜を過ごすマンガ喫茶などもみつけられず、そこから歩いて帰ったらしい。家に着いたのは朝3時過ぎだったとか。
「競馬ゴトキであんなに不機嫌になるような賭け方するから、そういうめに遭うのだ」
「そんなこと関係ないねえ。これはこれで、こういうこともあるかと俺は楽しみながら歩いて帰ってきましたから」
 この減らず口もリア・ディゾン電撃婚にかなりのショックをくらっています。あはは。
「イケメンって誰だ? 公表しろっ! なんだよこれ?! サインなのか?」
 今年のヴィクトリアマイルのころ、ブルーメンブラッドはその美貌(?)から競馬界の「リア・ディゾン」と呼ばれているとかなんとかと、テレビでやっていたとを相方はしきりと話していた。馬の彼女を「リア」と呼び、ヴィクトリアマイルでも軸にしていた。その「リア」も来週の東京メイン、府中牝馬ステークスに出走予定。私はいうまでもなくカワカミプリンセス頭固定でいきますが、相方にはブルーメンブラッド軸で頑張ってもらいたいものです。

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2008年10月11日 (土)

第59回毎日王冠G2前夜

 馬でなく私が肥えている昨今。明日勝利の美酒に酔うためにも今日は節食しました。おなか減った。
 日経平均が一万を切ったと思ったら、あっというまに八千円台になった。貧乏カワカミ家では、
「株をもってなくてよかったね」
 と家族で慰めあっています。株をもっていなくても経済危機と無縁じゃないぞ、と思われそうですが、当面そう実感する利殖適わぬ貧乏家は多いはず。私も以前はFXなんてやっていましたが、前回のサブプライムショックで完全撤退しました。為替レートの変動にいちいち揺さぶられる小心者の私は、FXは向かないと一年半かけて悟りました。
 友人は今回の世界同時株安に連動した急激な円高で、保証金の全額強制決済にあったそうです。全額強制決済にあう前に警告があるはずだけど気づかなかったのか、と聞いたら、
「ヨガに行こうと思ったら警告があったので保証金を足した。余裕をみたつもりだったけど、ヨガが終わったら足した分まで合わせて強制決済されていた」
 彼女のしっかり者の夫はきちんと損切り設定をしていて、傷は浅いがやはり強制決済されたらしい。
「二人の損を合わせたら、新婚旅行程度の贅沢な旅行に余裕で行ける金額。実にあほらしい」
 彼女ら夫婦が数十万のお金をなくしても人生の大勢には影響ないでしょうが、心理的なショックはやはり大きいでしょう。
 相方は最近株価についてよく話題にする。株をもっているからではもちろんなく、仕事の担当区域が東京駅の新光証券付近だかららしい。よくテレビのニュースで、新光証券前の掲示板で暴落する株価をみながら呆然とする人々の姿が映されている。
「普段そんなに動かない数字が、1分で百円とか動くから、マンガみたいだったよ」
 最近の世界連動型の急激な金融危機の原因のひとつが、FXしかりの少ない金額で大きなお金を動かす利殖構造、複雑な金融商品の跋扈とされている。
「そんなのより俺は実体のあるギャンブル、ホースレースを頑張ります」
 と金曜夜の相方からのメール。そして今朝家にあったサンスポをみたら、高橋源一郎氏が競馬コーナーにこんなことを書いていた。
「いまの金融商品の大半は競馬とあまり変るところがないと(あるサイトに)書いてあった。だったら、競馬のほうが楽しいし、おまけに賭けた額の75%は戻ってくるはずだから、株よりもずっと健全です!」
 こんなふうに今自分の競馬熱を改めて正当化している競馬ファンは多いに違いない。でも競馬のほうが楽しいのは確か。
 ちなみに普段サンスポなんてうちにないのだけれど、G党の父が”メークレジェンド”巨人優勝に際して買ってきてしまった様子。というわけで、普段土曜東スポしか買わない私も土曜競馬の出馬表を手にすることができました。
 東京土曜メインはダートのペルセウスステークス。一番人気は1.4倍と一本かぶり、アンカツ騎乗のユビキタス。しかし結局勝ったのは6.1倍二番人気のバンブーエール。屋根は新人にして8レース連続連帯の偉業を成し遂げたばかりの三浦皇成。スタートからぴったりユビキタスを馬なりでマーク。四角を過ぎたあたりからビシビシ追いまくり末脚炸裂。結局伸び悩んだ二着ユビキタスに二馬身以上の差をつける圧勝。典型的な好位差し。これで三浦君は武豊の新人最多勝利記録に並んだ。この三浦君、明日はドリームパスポート騎乗で毎日王冠に出る。ここで勝って新記録達成したらすごいドラマだけど、ドリパスどうかなあ。三浦君も午前中に記録達成しちゃうかなあ。
「三浦君さ、坊主頭でいつまでも垢抜けない練習生ってイメージない? それが髪の毛伸びたらけっこう普通の若い男の子なのよ。テレビでもつっこまれていた」
 と先週の相方。今回確認した。確かに。
 普段「スカーレット♪ プリンセス♪」と大騒ぎの私と違って、相方が愛馬への想いをはっきり口にすることはない。それだけに言動の端々ににじみ出て、その深さを感じさせる。今回も、
「俺の日曜夜は彼女で決まるな」
 とポツリ。人間並みの扱いを受けているウオッカ嬢。他にもドリパス、ハイアーゲーム、サクラメガワンダーと、彼にとって思い出(主にすった)と思い入れのある馬が複数居並ぶ今回の毎日王冠。彼の理想は、今回ドリームパスポートにウオッカが差されて二頭で連帯、ドリパス完全復活、しかし”本番”秋の天皇賞ではウオッカが勝つ、というものらしい。そんなウオッカ嬢は予想通りの一番人気。一本かぶりの1.6倍前日オッズ。
 と、ここまでダラダラ毎日王冠をタイトルに書きましたが、現在結局私、買い目が絞れておりません。それなりに検討して、ウオッカ軸にしようかとは思っていますが、ウオッカが一着から落ちるのを想定して高配当を狙いたいところです。でもこれ、絞るの難しいですね。簡単に切れる馬が少なすぎる。本当にどうしよう。てか、おなか減った。

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2008年10月 5日 (日)

第42回スプリンターズステークスG1@後楽園WINS

 最近ブログ、競馬へのテンションがともに落ちて更新していませんでした。てか生活全体気力なし。そこに少しでも盛り上がれるレースすらみつけられない。今までも面白くないレースなんていくらでもあった。それでもそれなりに書いていたのが、そんなムリをする気にもならず。以前の私はパワフルだった、などと気力が欠けて初めてわかる。中山最終週スプリンターズステークス。秋のG1開幕。でも短距離。やっぱりイマイチ気乗りがしない。競馬は1600から2400くらいまでの中距離が一番面白い。もうこのところずっとつまらないし、いっそ今回は止めてやろうかしら。レースやんないで昼間から飲みたい気分。
 そんな中でいちおう検討して軸候補にあがったのが一番人気⑭スリープレスナイト。ほとんど一本かぶりの単勝2.4倍。相手は迷うところだけど、先行力があって充実一途、中山<1100>の⑬ビービーガルダン。最後の直線が短く坂になっている中山は、本当にコース適性が結果に結びつきやすい。わかりやすいとすら言えなくもない。府中と中山を両方現場で見比べると、そのステージのあまりの違いにびっくり。そりゃ得意不得意ができるわな。
 それにしてもスリープレスが来ちゃうとイマイチ配当的に期待できない。やる気のないレースで大枚はたくのもイヤ。そこで6番人気と意外と人気のないビービーガルダンを軸に、高配当が望めて可能性のありそうな③ジョリーダンス(8番人気13着。相方イチオシ)と、⑤シンボリグラン(7番人気12着。私自身のセレクト)の二頭に流してワイドで買うことに。これに保険でスリープレスとのワイドを倍額購入。そしたら保険のほうしかこなかった。二千円使って4600円バック。 それにしても上村君17年目にして初のG1勝利。そりゃ泣くわ。目の手術等も乗り越えて得た栄光。よかったよ、本当に。Pa050002_4
 ちなみに相方も、やる気がない、つまらないレースといいながらスリープレス軸に6頭マルチで三連単90点張り。当然トリマイ(三連単の一番人気5,530円)。バカじゃなかろーか、という私の罵詈雑言にもめげず、この後阪神と中山の12Rまでやり続けて全部敗退。引き際がわからないひとって本当に怖い。ダメ男コールを送り続けた。
 ご存知の通り、来週から関東は府中に移ります。12日は実績馬が集う毎日王冠、その翌週はカワカミプリンセス出走予定の府中牝馬と続くので、できれば両日府中に足を運びたいと思います。プリンセスの屋根は幸四郎から横典へ。ぶっちゃけ嬉しいです。プリンセスにはおっさんのほうがいい。先週までの二週も中山には行っていました。競馬がやりたいというより、弱った人間にはこもった空気のウインズがイヤで、癒しを求めて天空の下の競馬場へ嫌がる相方を連れて。相方は馬券に集中できないと、競馬場を嫌がる傾向にあります。愛馬ウォッカとかが出る場合を除いて。本当に勝手だ。
 それにしても。何度も書いていますが、目の前を疾走するサラブレッドは疑いなく美しいです。迫力のある美。美には癒されます。先週のオールカマーはマツリダ一着固定の四頭二三着固定12点張り。そのなかにトウショウシロッコ(8番人気3着)は拾っていたのですが、二着のキングストレイル(6番人気)切りで敗退。でもパドックでキングストレイルは本当に気配がよかったのです。でも前走からいきなり5ハロン増しってどういうことよ、と迷って切りました。マツリダ頭固定だと激安配当も予想されたし、気力の低下が12点張りに。パドックって本当にアテになります。藤沢和厩舎をナメちゃいけませんな。Pa050001_3

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2008年8月31日 (日)

第44回新潟記念G3@後楽園WINS

P8310001  軸は合っていた、で終了。書くことないっすねえ。
 新潟といえば長い直線。結局良馬場になりそうだし、差し足が効かないと苦しい感じ。そこで軸はコンスタントに上がりのいい二番人気⑦マイネルキッツ。一番人気③ダイシングロウは先行馬なので長い直線残りきるのか危うい感じ。結局びっくりのドベだった。相方は、
「⑪アルコセニョーラが気になるんだよなあ」
 と拾っていた。私も馬場・距離適性、軽ハンデで気になったけど、拾いきれないのでパス。そしたらびっくりの16番人気一着。相方は⑰トウショウボイス軸で撃沈。8着。結局距離が合わないみたい。マイラーだわ。
 とにかく御託並べるのもバカバカしい。三連単百万馬券。三着⑤トウショウシロッコ(14番人気)なんて検討もしていない二人。三連複で12万、単勝で五千円。
 ハア、つまんなかった。手応えなし。

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2008年8月25日 (月)

第44回札幌記念G2@後楽園WINS

 ④マツリダゴッホ一着固定で終了。激安配当が予想されたこのレース。やらなほうがいいのではとまで思われた。穴党のはずの爆問田中ですらマツリダ一着固定。ところがレースが近づくにつれ、マツリダが海外遠征帰りで復調途中らしいとのコメントが主戦の蛯名を含めて多々。馬体重も478キロと、勝った有馬記念、日経賞のときと比べて20キロ減。あまりに露骨。パドックの様子もガレて覇気がないようにみえる。それでも勝たなくちゃいけない相手というけれど、ウォッカ、アドマイヤオーラなど、海外帰りの復調途中で格下と思われる馬に負けた馬は何頭もみたことがある。これは二着どころか、着外もあったりするかも。
 他に馬体重で驚いたのが⑪マンハッタンスカイ。たった一ヶ月で20キロ減。パドックの様子次第では軸にしようと思っていたのに。東スポなんて◎なのに。実際パドックではいつも入れ込み気味のマンハッタンスカイが、落ち着いているというよりはむしろ入れ込む気力もないというように見える。使いすぎか。そこで無難に③フィールドベアー軸に三連複流しにすることに。P8240001
 ②ゴンゴウリキシオーは大逃げが予想されるので、前残りを考えて。それでハイペースになって差し決まりになったと考えたとき、コンスタントに上がりタイムが悪くないのが⑤タスカータソルテ。これでもマツリダが着内だったとき激安配当になるので、三連単も薄く買っておくかとこんな風に購入。パドックでの様子がよく見えたのが三歳①マイネルチャールズ。適度にイレ込んで馬体もツヤツヤ。12キロ増も三歳休み明けならプラス要素。追い切りの評判もいいし、軽ハンデを生かして①マイネル‐③フィールドベアー軸に④マツリダ、⑤タスカータソルテ、⑦シルクフェイマスの三頭流し。ちなみに三連複に⑦シルクフェイマスがいないのはまたしてもマークのし忘れです。シルクフェイマスは、コース巧者であるということで相方が推してきたので加えてみました。
 レーススタート。予想通り大逃げのコンゴウリキシオー。千メートル通過が58秒台のハイペース。案の定?4角ですっかり呑まれ、先頭に立つマツリダ。マツリダのいつもの勝ちパターン。直線二馬身ほど前に出て、これはこのまま決まるかと思ったらびっくりの五番人気⑤タスカータソルテが差さってきた。買い目に入れてはいるけど、一着はまるで考えていなかった。調子もよかったんだろうけど、これは好騎乗か横典。よく後ろでガマンした。三着は軸のフィールドベアー。三連複2110円ゲットするも三連単外してマイナス。でもこの三連単、我ながら惜しい!
「マイネルチャールズ軸なんてありえねえ。これならマツリダとフィールドベアー軸が普通」
 と相方。配当は一万八千円。ちなみに①マイネルチャールズは六着でした。ちょっと底が見えちゃったか。あの世代で評価していい牡馬は現状ディープスカイのみか。
 ちなみに当の相方は三連複フィールドベアー軸で7頭も流しているのに、タスカータソルテを拾ってなくて外してます。ププ。三連単はマツリダ、フィールドベアー、シルクフェイマス三頭のボックス。三頭で三連単を買うの好きな人です。

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2008年8月12日 (火)

第43回関屋記念G3@後楽園WINS

P8100020  上がり勝負になっている印象を受ける新潟外回り1600M。最後の直線も長いので、一瞬の切れ味というよりは長くいい脚が使えないと厳しい印象。さてどうするか。注目は⑫マルカシェンク。うちの相方はマルカシェンクが好きで、よく軸にしては裏切られていた。つられて私もそうなることが多かった。今回は調子がいいという評判で、相方は迷いなく一番人気マルカシェンク軸に。確かに先週のドリームジャーニーにイメージが重なる。これはマルカシェンク一着付けで流すか、などと考える。とにかく12頭立てで頭数が少なく、紛れもなさそうであまり高配当は望めそうにない。これは三連単で決め打ちしていくのが得策であろう。そうやって考えたとき、私の中の軸は五番人気⑪リザーブカード。休養前のレースも上がり34秒台を必ず刻んでいる。前走の14着は道悪の上に出遅れて度外視していいだろう。屋根も相性のいい蛯名。鉄砲も効くタイプで問題ない。マルカシェンクとの二頭軸も悪くないな。どうしよう。どうやって買おう。
 結果から言いますと、三着八番人気⑤タマモサポートをまるで検討対象にしてないので外しています。四ヶ月休養明けで鉄砲効かないのがその理由。それまでの近走の成績もイマイチぱっとしないし。東スポのいろんな場所に買い方が検討が赤ペンで記入されてるけど、⑪-⑫の軸はあっていても、⑤が全然検討されてない。ヒモで迷ったのは①マイケルバローズ(鉄砲効かないので切り。六番人気で結果7着)、④フサイチアウステル(一ヶ月で20キロ増で切り。先行馬というのも不利な条件になりそうな最後の直線が長い新潟。二番人気で結果6着)、⑧マシュリク(16ヶ月休養明け30キロ増。500キロを越える身体で鉄砲を効かすのがつらいであろうということと、それまでも4着以下がないのはすごいものの、結局条件戦ばかりであること。七番人気で五着)。
 残ったヒモが②トウショウヴォイス(4番人気)と③トップオブツヨシ(3番人気)。特にトップオブツヨシはいけるんじゃないかと思ったけどなあ。8着でした。トウショウヴォイスはクビ差でタマモサポートに負けて4着。ゴール後、相方と二人で、
「バカ勝春! もうちょっと突っ込んでくれば」
 と悪態をつく。ちなみに相方はマルカシェンク軸の三連複をとっていますが(3,920円)、三連単はタマモサポートを外していて全体としては負け。三連単も一番人気→五番→八番で決まった割には安い印象の14,170円。別に外してもそれほど悔しくない。先週二人で的中してて、今週もはないだろうと最初から思っていたのもあり、二人とも全体的にテンションが低い。でも苦労してここまできたマルカシェンクが勝ったことは嬉しいな。ようやくいい調教師さんに巡り合えたのだろう。
 その前の小倉メインKBC杯は一番人気スマートファルコンは固そうに思えたので、いつものお誕生日枠連8-7を100円買って380円にした。私は検討してないレースは⑧-⑦で買うことにしている。相方は三連複を1500円分買って6160円を的中させていた。大井のジャパンダートダービーでスマートファルコンが二着になるところを目の前でみた。砂の怪物サクセスブロッケンがいなければ、スマートファルコンはやはりかなり強いダート馬です。
 函館メインの二歳ステークスは一番人気⑦ナムラミーティア軸が固そうだったので、これはお誕生日馬券と⑧-⑦馬連100円購入。ところが二番人気⑫フィフストペルが勝利。ミーティアは二着。これで新人ジョッキー三浦皇成、初重賞勝利。この前G1騎乗権利取ったと思ったばかりなのに。すごいわ、彼。
 来週は予定があって、競馬は回避の予定です。 

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2008年8月 4日 (月)

第44回小倉記念G3@後楽園WINS

 埼玉県民の私と千葉県民の相方は、夏のイベントということで観光がてら横浜の高級ホテルに泊まることにした。無給の身としては気が進まないものの、こういうことに相方が自ら乗り気になるのはすごく珍しい。そのくらいしてもいいか、気晴らしも必要と、半ば不本意ながら行くことに。
 相方はホテルの部屋選びにはこだわりがあって、今まで東京ドームホテル、京王プラザホテルに泊まったときもすごくうるさかった。ランクが上の部屋だろうが花柄カーテン、ベッドカバーなどはNG、かつ33米以下の部屋はありえない。ホテル割安サイト「一休」や「yoyaQ」を使って検討してるのだけど、できればスイートタイプの部屋がいい。もちろん正規の値段のわけもなく、割安サイト経由なので33米とセミスイートでひとり頭一万円程度の差になるらしい。それでも私は貧乏人の二人にあるまじき贅沢と、反対した。五千円以上の差は大きい。一回競馬ができる。分をわきまえて慎ましやかにしなくてはならないはず。相方は平日に予約できる今でないと、こんな部屋に泊まれないと頑固に主張。そんな二人が小倉記念。競馬やってる時点で間違ってるけど、もう横浜で散財が決定しているので、こんなところでお金を使いたくない。狭く固め打ちして、取れなかったらOKという「泣ける金額」にとどめたい。
 日曜日、いつものようにコーヒーショップで待ち合わせ。「夏は馬格より調子」のセオリーでやりたいところだけど、私は調教映像をみる機会も時間もなく。ウイニング競馬で土曜日の結果を軽く見て、出馬表を検討するに止まった。相方は調教映像も見たようだけど、特筆事項ナシといった様子。
「昨日の小倉を見ると、上がり勝負になっている。先行前残りはないと考えていいだろう。あと過去レースをみると、4、5、6歳がほとんど。上がり34秒台の脚を使ったことがある4、5、6歳でいいでしょう」
 これは私と全く同じ意見。特筆すべき馬体重の変化もない。
「でもそうすると③ドリームジャーニー、⑤サンレイジャスパー、⑥レインダンス、⑨ケンブリッジレーザ、⑩ダイシングロウ、⑮グロリアスウィークの六頭しかいないよ」
「いいんだよそれで。俺はグロリアスウィークはいらねーな」
「軸決めてる?」
「ドリジャニだろ。決まりだよ」
「ドリジャニねえ。勝つ姿も想像つくんだけど、掲示板にもいらっしゃらないこともありそう。小さな身体にトップハンデ57キロも気になる。それだったらダイシングロウのほうが三連複の軸としては適切そう。500キロを越える馬体で56キロ。前走より1キロ軽くなって、調子も悪いって話ないし。鞍も同じだし」
「ドリジャニは前走58キロが57になってんだぞ?」
「確かに闘ってきた相手が違うっていうのは認める。格でいうならそれこそ別格だと思う。でもなあ、軸不安」
「武は今騎乗停止だけど、もしそうでなかったらドリジャニに乗る予定だったに違いない。今回はドリジャニで決まり。今回は(ドリジャニ◎の)清水成駿のいうことにも珍しく納得できた」
「でもさあ、これ、ダイシングロウ(一番人気)とドリジャニ(二番人気)が馬券に絡んできたらどんだけ安いのよ」
 人気はやや散り気味。この二頭の単勝人気は、ほぼ同じの約四倍。三連複が1700円スタート、三連単が7千円スタート。パドックをみるとダイシングロウがやはり軽く気合乗りしてよく見えたので軸にすることに。
「私は今回広げませんから」
「あんまり狭くても取りこぼすぞ」
 そういわれてすぐ迷いだす私。三連複軸一頭五頭流しで10点200円づつにするか、六頭流し15点100円づつにするか迷って、結局広げることに。チラっとみた調教がよく見えた②ニルヴァーナと前走一着で今回岩田が乗る⑭ミヤビランベリで迷う。結局ニルヴァーナは末脚が効かないので切り、岩田が恐ろしくてミヤビランベリを拾うことに。私と相方は二人とも岩田恐怖症気味で、迷って結局拾ってしまうことがよくある。P8040002
 スタート。さっさと行くミヤビランベリ。先行するはずのダイシングロウが中団で不安になる。少し引っかかってるようにも見えた。隣で相方が、
「ドリジャニすごいいい雰囲気」
 後ろから三頭目くらいにいるドリジャニ。典型的差し馬で、4画から10頭以上をゴボウ抜きした伝説のレースもある。最後方は⑨ケンブリッジレーザ。屋根のアンミツはその前のレースで目にも明らかな斜行をして降着になっていた。三角でようやくダイシングロウがぐいぐいと上がってくる。
「よかった、上がってきた!」
 と私が言うと、右隣の相方と、左隣にたまたま立っていたおっさんがほとんど同時に、
「ちょっと仕掛けが早いな」
 と言った。私は二人に聞こえるように、
「いっつも前で競馬してんだからこれでいいの!」
 4画をまわったところで大外からやってきたのがG1馬③ドリームジャーニー。脚色が違うというのはこのことかえ? という末脚を披露。小さな身体のトップハンデにもめげず、三馬身差のゴールイン。格の違いを見せつけた。二着は⑩ダイシングロウ。三着はこれこそ最後方から飛んできたアンミツ騎乗⑨ケンブリッジレーザ。ハンデ52キロを生かしたか。ダイシングロウがゴール前は差され気味だった。
「あ~とったわ。よかった~でもドリジャニとダイシングロウが一二着じゃ、安いんだろうなあ」
 とオッズシートをみてみると、びっくりの162倍。
「あれ?」
「ケンブリッジレーザのせいだろ」
 自慢になるが私ら二人が珍しく意見一致し、初期段階で拾ったケンブリッジレーザは11番人気。先週チェックミスで馬券を取りこぼしていたので、慌ててちゃんと拾っているか馬券を確認。よかった、拾っている。なにか自分に不運なことが起こるような気がして仕方ない私。
「いくらケンブリッジレーザが人気薄でも、一二番人気がいて、こんな配当になるんだ。それよりあなたは取ったの?」
「取ったよ」
「ウソ! 三連複?」
「ううん、三連単」
P8040001  審議のランプが灯る。
「またアンミツ降着かなあ」と相方。
「やめてよ。私、四着の⑦ヴィータローザ(8番人気56キロ8歳)拾ってない」
「俺は拾ってるもんね」
 結局到達順位のまま確定。三連単は65,740円。相方は二人の競馬歴の中で、1レースに対する最高配当を獲得。7月に重賞二つを同日にあてて、それが合計7万円だったばかり。そしてこれも初めてだと思うけど、二人とも同じレースで万券的中。
 さっそく換金。しかし馬券が見当たらない。財布の中に入ってない。大慌ての私。
「あるに決まってるだろ。ちゃかついてんなよ」
 と呆れ顔の相方。でもくどいようだけど、今の私なら当たり馬券をなくしたり盗まれたりすることがいかにも相応しい気がして仕方ない。結局心身喪失して10分もカバンをひっくり返したら、小ポケットの中で携帯に押し込まれてくしゃくしゃになっていた。無意識のうちにやったらしい。恐ろしい。
「あのねえ、そうやっていやなこと、不運なことが起こるってほう向いてると、本当にそうなるぞ。車の運転だってそうなんだよ。行きたいほうに顔向けてても、ハンドルが違うほう向いてると、そっちに行くんだよ」
 馬券場で相方に軽く怒鳴られて、しゅんとなる私。
「だって・・・でも喩えがうまいね」
 この日は私も1500円を16,780円にしてるにもかかわらず、飲みをおごってもらうことに。こんなこと、本当に初めてだ。
「それにしても傲慢な言い方だけど、簡単なレースだったねえ。私も三連単にするか、当初の予定通り10点で200円張ればよかった。何度もいうけど、あの二頭が馬券にからんでこの配当はないよ。うちら本当にラッキーだったよ」
「うん、だからこれはさ、カミサマが横浜で高いホテルに泊まりなさいっていってるってことよ」
 結局的中しているのに奢ってもらってしまった弱みで、横浜はネットの空室があれば101米のセミスイートに泊まることになってしまった。だいたい相方は言い出したら聞かない。私は本当に33米で十分なのに。貧乏なのに、二人とも。
 余談ですが、相方は何ヶ月も髪を切らずに放置していて、天然パーマもあってすごくむさくるしかった。それが20年ぶりくらいに理容店ではなく美容院に行って、念願の長髪を生かしたカットをしてきた。切って初めて会ったのだけど、その日一日ずっと髪型を気にしていて、
「これは本来の完成形じゃない」
 とか、
「今どうなってるか、鏡が見たい」
 と何度も言って、本当にげんなりした。髪型気にする男っていやだわ。女でもイヤだけど、さらにイヤ。
「もう私の目の前で髪型気にするな!」
 と私がキレ気味でした。

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2008年7月28日 (月)

第44回函館記念G3@後楽園WINS

 先週に引き続き、またしても、自分の運気がドツボにあると実感させられた今回の函館記念でした。どよ~ん。
 「夏は馬格より馬の調子」を実感するサマーシリーズ。しかしウイニング競馬で調教映像をやらないので、ウインズでオッズシートを出しに寄ったときにやっていた調教映像を見た程度。新聞の調教採点と自分で見た印象が必ずしも一致せず、自分の目のほうが結果に一致してることがあることは最近わかった。ちなみにやってないけど、新潟メインの関越ステークスを制したのは、東スポ調教採点5でボロカスに書かれていた10番人気メイショウシャフト。単勝7千円弱。三連単75万を演出。ゴールするとき久しぶりにウインズがどよめいた。
 とにかく調教映像は自分の目で見るのが大事。でも14頭立てのうち5頭くらいしか見られず。中でよく見えたのが②マンハッタンスカイ、④トーセンキャプテン、いまいちに見えたのが前走巴賞1着⑦マヤノライジン。コーヒーショップで相方と合流。彼は地方局のテレビで調教映像をみているのだけど、それでも全馬はみられなかったらしい。しかし一致したのがトーセンキャプテンがいいことと、マヤノライジンがイマイチなこと。
 巴賞で一番人気で6着だったマンハッタンスカイは今回も2番人気。1ハロン伸びて2000Mの今回がベストの距離だからとしきりに言われていたけど、前走負けたのは距離適性ではなくパドックでめちゃくちゃ入れ込んでいたせい。どうしてみんなそれを言わないの。あれだけパドックでフガフガ暴れたら、本番なんてもう走れない。こいつはパドックの様子が一番大事と、早々にウインズへ移動。みてみるとまたマンハッタンスカイは入れ込んでいるんだけど、前回ほどひどくはなかった。ここは金鯱賞でプリンセスを負かした実力をみせてもらおうじゃないの、ととりあえず巴賞に続いて再度マンハッタンスカイ軸は決定。
 そこでどう買うか。人気が散っていて、単勝人気の一番からドベにあまり開きがない。こういう場合、三連複は旨みがない場合が多い。三連単は7千円台からスタートの人気が割れていて、こういうレースの場合万券にはすぐなるけど、そのあとが小刻みに刻まれて、10万円以上の高配当にもなりにくい。はやり三連単でいくしかないか。
 くどいようだけど「夏は馬格より馬の調子」。すると②マンハッタンスカイと④トーセンキャプテン軸になるはず。でも全馬の調教映像をみたわけではない。一番人気⑪フィールドベアーは函館巧者で最近良績。その店問題ないけど、私の目で見た限り調教映像は普通。鞍も変ってるし、一番人気ということで旨みもない。ヒモどまり。
 そこで悩みどころは四番人気トーセンキャプテン。二千にも函館にも良績がない。成績を見る限り、マイラーにしか思えない。鞍も替わっている。トーセンキャプテンがマイラーであるという評価はみたことがなく、マヤノライジンに二千は長いというのが言われているくらい。でもグラグラ揺れる私。そこで出馬表を見てみると目に付いたのが⑧ピサノパテック(三番人気)。二千の連帯率も函館の成績も悪くない。調教映像をみてないけど。何より屋根のホワイトが⑨メイショウレガーロ(結果9着)で前走を勝ってるのに、今回は巴賞から引き続きピサノパテックに乗っていること。迫り来る締め切り時間。結局ピサノパテックを軸にしてしまう。P7280003
 でも実は②マンハッタンスカイの軸も不安だったので、軸を決めず三連複で保険をかけておこうかと。三連複の最低が20倍から。トリマイにならないように、六頭選んでボックスに。ギリギリ20点。
P7280002  結果は④トーセンキャプテン勝利で、二着⑪フィールドベアー、三着②マンハッタンスカイ。⑧ピサノパテック六着。三連単一万七千円。でも三連複は取ったか。安いだろうが、と馬券をみてびっくり。5頭しか買ってない。しかも抜け落ちているのがトーセンキャプテン。東スポのチェック表をみると、六頭の中に当たり前だけどトーセンキャプテンを入れている。締め切り前に慌ててマークし、忘れた様子。今までの私のマークし忘れはそのレースの予想が根本的に間違っていることを示していたし、プリンセスの金鯱賞に至ってはマークのし間違いで的中させていた。それが先週はシンボリグラン複勝を千円買うはずが100円しか勝ってないし、今週はこの有様。霊媒体質の私が深い闇に落ち込んでいるとしか思えない。大殺界の魔力か。今年前半まではそんなことなかったのに。
 馬券を外したということ以上の意味に落ち込む私。
「あなたがトーセンキャプテンって言ってたんでしょうが。このところあなたは世間の評価に引きずられて自分を信じない。運気が悪い悪いとかゆってると、そっちに本当に引きずられるぞ」
 そういう彼は三連複三千円的中させるも、60点くらいひろげていて完全にトリマイ。にしても⑭エリモハリアー(六番人気)えらいよ。なんのかんので4着だもんねえ。函館記念三連覇とはいえ8歳ですよ。
 このあと雨が降ってきたので、近場でとドームシティ内のイタリアン系居酒屋へ。ビールが900円スタートと異様に高かったけど、料理とワインは普通の値段で、かなりおいしかった。相方とこの前やっていた格闘技番組、ドリーム5の話をしていたら、若い男の店員さんが、
「秋山ですか?」
 と声をかけてきて少しお話。相方は格闘技好きだけど、私はたまに付き合ってチャンネルつける程度。このあと私がトイレに行って戻ってくると、ひとりになった相方のところにさっきの店員さんがいて、二人でマニアックに格闘技の話をしていた。邪魔者はこのファムファタールであるはずのワタシだったのだ。なんちゅうこっちゃ。

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2008年7月21日 (月)

第8回アイビスサマーダッシュG3@後楽園WINS

 現在失業中のワタクシ(正確には有給休暇中)。自分の運気がドツボにあるということをしみじみ感じた今回の競馬でありました。
 直線一キロなんて、結局どの馬がくるかわからない。三歳牝馬で外枠有利というけれど、どんな紛れがあるか。カーブを曲がらないということは、馬券購入の研究対象になる過去レースがほとんどないということになる。やってみないと誰にもわからない。三連単が万券スタート。三連複も三千円台からという人気の割れっぷりで、私も三連複で臨むことに。ただ土曜日の同じ直線一キロのレースはやっぱり外枠が有利で、というか、みんな真ん中を走らないようにぱっかりコースの真ん中が空いている有様だった。
 それにしても軸が決められない。
「最内というのは半端に内側よりいい気がする。①アポロドルチェ(三歳斤量53キロ)はどうだろう」
 WINS近くのコーヒーショップでいつものように相方にそう言うと、
「バカじゃねえか。それは危険すぎる。アポロには時計がない。とりあえずパドックみるべ。夏は格より馬の調子よ」
 早めにウインズへ移動。ウイニング競馬でもアイビスサマーダッシュの調教映像をほとんどやっていなかったので、ここで初めて何頭か調教映像を見ることに。見た中で一番よく見えたのは⑤シンボリグラン。他がイマイチだったり、可もなく不可もなし、と言う程度なのに、明らかにいい。パドックでの様子も気合のりしていい感じ。でも変に内枠な上に、積まれたり57キロ。10番人気なのもうなづける。
 果たして軸をどうするか。短距離といえばサクラバクシンオー産駒。相方は中距離以上のレースににサクラバクシンオー産駒が出ると外すようにしているくらい。その相方が、
「今回は④オートセレブ、⑰マルブツイースター、⑱カノヤザクラと三頭いますが、どれがいいですかね?」
 と私に聞いてきた。
「出遅れなければカノヤザクラ」
 と面白みのない回答をする私。夏に強い牝馬で4歳54キロ。まさにの大外。前走も悪くない成績。ただ前三走連続して出遅れていた。直接1キロで出遅れたらアウト。挽回の暇はない。ヒモからは外せないが、とても軸にはできない。先週(私たちにしては)大勝した相方が先に馬券を買って帰ってきた。
「散財しましたよ」
「やめてよ、そんなバカ勝ちしたわけじゃないんだから。もともと貧乏なんだし。どうやっていくら買ったの?」
「⑨スパイン軸(9番人気結果15着)で三連単6頭流し」
「!」
 三連単一頭軸6頭流し90点買いは爆笑問題田中が東スポでよく披露している買い方で、これで田中は何度か数十万、もしくはそれ以上の馬券を当てていた。それを相方は、
「俺も資金あったらなあ」
 といつも羨ましがっていた。それをここで、しかも六歳56キロ、真ん中枠で20キロ増のスパインってどういうことだ? 不慣れな大勝した人間って、こういうバカなことするものですね。先週もいっぱい飲み食いしてしまったのにもかかわらず。宝くじで大金当てた人が却って生活が落ちたりするというがよくわかります。でも私たち二人はこのところ毎回ジャンボとつく宝くじを買っていて、二人で六億以上当たったら馬主になろうといつも話し合っているのです。
P7210002 で、しつこいようだけど私は軸をどうするか。迷った末に、結局一番人気、三歳牝馬51キロ、調教の評判もいい⑦エイムアットビップに。私は調教をみていなかったのですが、エイムを一面で推すスポーツ紙が何紙もあったので結局大勢に従ってしまいました。でも⑤シンボリグランの調教・パドックでの良さがあまりに印象的だったので、オッズ五倍を確認して複勝を買うことに。
 シートにマークして馬券購入してみるとびっくり、複勝千円買うはずが100円しか買えてない。いつもの記入ミス。このブログでも度々書いていますが、私は微弱霊感の持ち主。いつもならこれはシンボリグランがこないという印になのです。もちろん残り900円分を買うなんてことはしない。「買い足す馬券は外れる」。よく言われることです。P7210001_2
 いよいよスタート。出遅れなかった二番人気⑱カノヤザクラ。そして二着はそんなバカなの、その⑤シンボリグラン。三着は相方に軸にしようとしたらバカ扱いされた六番人気①アポロドルチェ。三連複二万円越えがヒモ決まり。肝心のエイムはびっくりの16着。
「な、自分の目を信じることの大切さがわかっただろ。新聞の調教採点なんて信じちゃダメなんだよ」
 偉そうに! ドルチェを軸にしようとしたらバカ扱いしたのはどこのどいつだ、と、このあと執念深く相方に言い続ける。相方はヒモにシンボリグランもいないし、惜しくもなんともない馬券で9000円がパー。ああいう買い方は固い軸があってヒモを広げたいときにするものです。
 それにしても相方なんかより私。買い間違ったシンボリグランまでこの始末。本当に私って、今、運が尽きているんだ、いったいいつまでこれが続くんだと、どんよりした気持ちになる。本気で落ち込む私を相方も察知して、いつもの毒舌が引っ込む。さすが大殺界。でもでも今モナ事件で大変な巨人の二岡、モナ本人も大殺界じゃないし、羊水発言で大変だった倖田來未も、TOKIO長瀬と別れたときの浜崎あゆみも、女王様失態沢時の沢尻エリカも大殺界じゃなかった。中殺界でも小殺界でもなかった。そうです。私は昔から、逆境的状況にある有名人が大殺界かどうかを調べるのが趣味だったのです。悪趣味でしょうか。でも意外と該当者がいなかったのは事実です。
 このあと二人で大久保の韓国人街に移動して焼肉を食べる。店員は全員韓国人で客にもたくさんいる。安くはないけど、おいしかった。おいしい焼肉を食べながら、相方ととりとめない話をしていたらどんどん明るい気分になってきた。別に何を慰めてくれるわけじゃないけど、一緒にいるだけで明るい気分にしてくれる。自分が順調だとムカつくこともいっぱいあるけれど、逆境にあるときにこんなに何度も、深く支えになってくれたひとはいない。焼肉のあとは歌舞伎町のバッティングセンターに行って、久々にバットを振り回した。
 それにしてもやっぱり、人生も馬券も、曖昧な手応えのままに世間の価値基準にあわせてはいけないということなのだ。自分の感じたところを信じなくては後悔する。それを学ぶために今回のアイビスがあったってことにしよう。となるとシンボリグランの件はどうなるのか。あんまり霊感・オカルトに寄るなということかしら。まあ、今の私に運がないのは間違いないみたい。

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2008年7月14日 (月)

巴賞@後楽園WINS

 初めて気づいたのですが、平場のレースって通し番号(第?回とか)ふられてないんですねえ。しかしなぜ今週末は平場か。
 前走金鯱賞を勝ったエイシンデピュティが宝塚記念を制するのをみたとき、私はカワカミプリンセス(金鯱賞三着)が同じく宝塚記念に出ていたら三着以内は固かったな、と思ったものです。そしてこの巴賞に出走するのが同レース2着だった⑬マンハッタンスカイ。ここは軽く勝ってもらって、プリンセスの強さを裏付けして欲しいものです。
P7140004  ところがパドックをみると、入れ込みまくっている一番人気⑬マンハッタンスカイ。ダービーのフサイチホウオーを髣髴させる絶望感。そのうち落ち着くかしら、と念じながらみたところで、騎手の四位が乗っても入れ込み治まらず。こりゃあかん、でも今更頭固定ではなく軸に降格なんてできない。それじゃ意味がない。
 結果は結局ゴール前でみるみる脚が止まって6着。あれだけパドックで暴れたらレースまでエネルギーは残らないわな。⑧フィールドベアー(三番人気)、⑨マヤノライジン(四番人気)が同着一位、三着③ピサノパテック(五番人気)のヒモ決まり。
「⑧ヤ、⑨ク、③ザで決まったね。アハハ」
 横で笑っている相方。三連複1870円、三連単が二通りとも五千円前後でお安く決まる。
 続いて東西のメイン。相方氏は両方参加している。私は検討してないレースについてはお誕生日馬券の⑧-⑦で買うことにしている。まず阪神メイン第13回プロキオンステークスG3、ダート1400m。これは⑫ワイルドワンダーの連軸は固いと思われたので、⑧-⑦の枠連で100円買うことに。結果は7番人気⑪ヴァンクルタテヤマ→一番人気⑫ワイルドワンダー→4番人気⑦サンライズバッカス
「あはは、枠連的中したわ(840円)。こんなことなら千円はっておけばよかった。しかしワイルドワンダーが二着とは意外だね。あなたは当たった?」
「うん」
 平然としようとししつも、ほくそ笑む相方。
「うそ」P7140002
 みてみると確かに的中している。しかも4頭しか拾っていない。二番人気③ゼンノパルテノン(9着)、三番人気②シルクビッグタイム(5着)がなぜか外されている。
「まあ、当然でしょう。俺にしてみれば、なんで拾うかのほうがわからねえよ。あはは」
 なんなのこの傲慢ぶりは。しかも彼にとっても予想外なことに、7番人気の⑪ヴァンクルタテヤマが一着。三連複は3,920円と大したことないのに、三連単は31,470円。もしこれが⑫ワイルドワンダー頭だと半分以下になる。ちなみに⑨は13番人気メイショウシャフト(10着)。なんで拾ったのか不明。
 続いて福島メイン第44回七夕賞G3。芝2000mハンデ戦。これは⑧グラスボンバー(4番人気)、⑦マイネルキッツ(三番人気)で二頭とも着内がありそう。でも⑦マイネルキッツのほうが頭の可能性が高そうなので、⑦-⑧の馬連に100円賭ける。彼は⑦マイネルキッツ、⑤アルコセニョーラ(6番人気12着)、⑫カネトシツヨシオーのどれを軸にするかで悩み、
「よし、俺は後藤を信じるぞ! 夏は馬格より馬の調子、それと騎手だよ。常識だよ」
 とマイネルキッツ軸に。ちなみに彼の”俺は後藤を信じる”は以前も聞いたことがあって、後藤以外の騎手では聞いたことがない。中穴を空けてくれそうな馬に後藤が乗ることが多いということか。
 結果は⑨ミヤビランベリ(7番人気)→⑪ミストラルクルーズ(11番人気)→⑦マイネルキッツ。
「あ~外れたあ。当たった?」
「うん」
「?!」
P7140003  みてみるとやっぱり的中している。
「なんだよちきしょう! 俺、⑨⑪⑦の三連単ボックス買おうとしたんだよ。みてよ、みてよ」
 みると確かに東スポの出馬表の端っこに赤ペンで⑨⑪⑦と書いてある。このひとは今までも三頭ボックス三連単600円分を時々買っては当然のように外していた。
 一番人気⑫カネトシツヨシオー(6着)、二番人気⑩キャプテンベガ(4着)が落ちたせいで、配当は三連複で45,470円、三連単は35万越え。
「あ~35万取ってたなあ!」
「四万五千円で充分でしょう」
 去年までこのひとが重賞を勝ったのをみたことはなく、ごくたまに当たっても平場だけ。「平場の男」と呼んでからかっていた。それが今年に入ってから重賞でも当たるようになり、ここへ来て同日重賞を二つ制覇。4,600円使って76,940円の配当。純益で7万円越え。二人で競馬をやって4年目。同日払い戻し額の最高記録。
 このあと二人で活き魚料理屋で刺し盛り食べて、岩ガキ食べて、中トロ食べて。沖縄料理屋に移動して、最後はコーヒーショップのデザートまで全部おごってもらう。さすがに最後のコーヒーショップぐらいは気持ちってことで私が出すか、とレジでお財布出して支払おうとしたら制された。
「いい、いい、今日は全部おごる」
「いいよ。今日は随分おごってもらったから、ここは出すよ。どうせ安いし」
「本当にいい。こんなことないから」
「やっぱりもうないんだ」
 すると突然焦りだし、
「いやいや、あるんだけど、あるんだけど。これは序章みたいなもんなんだけど、でも出すよ」
 二階の喫煙スペースでコーヒーを飲む。
「やっぱり細木占い当たらないなあ。俺、今日乱気で減退なんだよ。年運は健弱で減退なのに(月運は達成で停止)」
 ならさっさと有料会員止めれば、といつもの台詞を言うけど、無視。彼はいわゆる”霊合星人”で全部二つペアになっているのが面倒くさい。
 そういえばこのひと、去年の六月に私が男にひどい振られ方して落ち込んだときも、100円一点買いの三連複を2万円にして焼肉おごってくれたなあ。現在失業中の私。私が逆境にあると、このひとが馬券をあてておごってくれる。カミサマがきっと、私を慰めるようにって、彼に勝負運を与えてくれてるに違いない。そう言ったら、
「ふうん、そうか。じゃああなたを窮地に陥れると、俺に勝機があるわけね」
 逆境にある私が大勝ちして、私が彼におごるほうがいいなあ、とカミサマにお願い。

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2008年7月10日 (木)

第10回ジャパンダートダービー@大井競馬場

P7100003  ぷうに任せて平日夜の初トゥインクルレース。地方競馬も始めて、つまり大井競馬場に行くのも初めて。お相手は代わり映えなく相方氏。
 にしても失職以来、私の気が乱れていて、その乱れた波動が私の環境に影響を及ぼしている。コーヒーショップでセットの飲み物をSからMにできますか、と尋ねたら、レモンティーは特に用意してません、と言われるし(しかも繰り返し)、スクラッチくじを一枚買おうとしたらサマージャンボ10枚と聞き違えられるし、居酒屋のトイレに携帯を放置していくし。心の乱れがまんま私を取り巻く環境に反映されるのが、霊媒女のつらいところ。ケイナー占いも獅子座の運気が上がるのは数週間先と言うし、こんな私が競馬なんて当てられるわけない。でも行っちゃう。
 それにしても微弱霊媒女から言わせれば、どの馬が勝つか、また誰が的中するかっていうのはレース前に決まっているのです。見えないFORCEによって定められているのです。スターウォーズ。日々実感します。あがいても勝たないときは勝たないし、間違ってでも勝つときは勝つのです。
 てなわけで現在私を取り巻く気がひどく乱れている。相方と銀座で待ち合わせ。早いと5時前、遅くても6時には終わる相方の仕事が、今日に限って6時半になっても終わらない。出走は20時10分。大井に30分ではつかない。7時近くになっても連絡がこない。これは大井はムリか、新橋の場外に行くのが妥当か。相方にそうメールして新橋にひとり移動。東銀座から銀座に移動してから相方の電話が。
「どうしたの? どうしたいの?」
「だってもう間に合わないでしょ」
「間に合うよ!」
 既に地下にいる私と地上にいる相方ではなかなか互いの位置を知らせられず、ようやく巡り合って、銀座→浜松町→大井競馬場前に移動。気が乱れているので(くどい)スイカを忘れてしまい、乗り換えるたびに切符を買う面倒くささ。実はスイカを忘れたのに気づいて駅から家に戻ったのだけど、戻ってから鍵も忘れていることに気づいた。鍵は母がかけて出て行ってしまっていた。
 それにしても大井競馬場って、不便な場所にあるなあ。
「あ、そうだ②ユキチャン競争除外だって。じんましん」
 携帯ネットでみた情報を相方に伝える。
「え? だったら場外でいいじゃん。なんで行くの?」
 モノレールに乗ってからそんなことを言う男。彼がユキチャン特集のギャロップを買ったことは知っていた。彼は東スポを毎日のように買うけど、競馬雑誌を買ったことはない。
「ユキチャンのファンなの?」
「違うけど。でも、暗闇を走る白馬ユキチャンをみにいくんじゃないの?」
「違うよ。私、前から大井に行ってみたかったの」
 すっかり私に「つき合わされている」つもりの相方。おかしい。ユキチャンを見に行こうとは一言もいわなかったのに。大井競馬場前でモノレールを降りると、”ユキチャン競争除外”の張り紙が改札に。すごい。さすが「ユキチャン効果94億円見込み」といわれるユキチャン。これで多少減額してしまうのだろうか。携帯で馬体重をチェックしようにも、シティ競馬の出馬表のサイトがずっと「調整中」。きっとアクセス過剰でパンクしたのでしょう。普段いかに大人しくやってるかということです。
 競馬場についたのが出走約30分前。入場料は100円。JRAの半分。入り口側のパドックで馬体重をチェックして、慌てて馬券を買いに。ところが券売機がまた少なくて、というか来場者数に対応していなくて長蛇の列。これは締め切り前に買えるかすら危うい、とドキドキしながら列を待って、締め切り6分前に何とか購入。P7100012
 爆笑問題田中が東スポで⑫サクセスブロッケンについて、皐月賞のドベは芝だからの理由で片付けていいのか、もしや精神的な影響が残っているのでは、と書いていた。実にありそうな話。ずっと大差一着で走り続けた馬がドベって、いろんなことが起こっていそうだ。パドックを見るとちょこちょこしていて、目下三連勝⑪ナンヨーリバーのほうがよほど落ち着いて気合が乗っているように見えた。屋根は絶好調男、ウチパク。軸ならこちらが向いてるか。サクセスブロッケンもこの相手なら着内は外すまい。これに前々走良馬場で1着の船橋③ギャンブルオンミー、中央の⑥イイデケンシン、⑧スマートファルコン、元中央の⑮ジェイラッカーをヒモに。相方は、もう300円かかるはずなのにおかしいおかしいと言いながら列を離れた。希望者全員が馬券を買えたのか、今でも謎。
 ひとがごった返すコース前に。
「私、いままで地方はダートしかないって知らなかったよ」
「ほんとかよ」
 呆れ顔の相方。だってJRAの芝レースを中心にずっとみてきたんだもん。
「あっ、ねえ、不良だよ」
 コース奥の掲示板に「不良」の文字が。昨日雨は降ったけど、今日は降っていない。すっかり良のつもりで予想していた。
「やや重くらいならまだしも、不良って・・・・」
 相方もびっくりしている様子。
 出走。Jpn1とあって、4人の楽隊が登場して生ファンファーレ。JRAばりの手拍子も。まあ、皐月賞やダービー、安田記念等の盛り上がりからは多少見劣りするけど、ほのぼのしててなかなかいい感じ。ゲートが開く。ハナを切る⑫ナンヨーリバー。続くサクセスブロッケン。このあとを⑧スマートファルコン、大井⑩モエレラッキーが三番手で出たり引っ込んだり。うひょ~このままスマートファルコンと前の二頭で決まって~と道中念じる。
「ダートは差し決まりとか、あんまないからなあ」
 と相方。言われてみればそうかも。4角から飛び出して、みるみる後続から離れていくサクセスブロッケン。単勝110円。まさに「モノが違う」といった様相。二着は岩田⑧スマートファルコンで、⑫ナンヨーリバーは明らかにもたない、といった脚止まりでずるずる落ちて5着。三着は私が検討もしなかった船橋⑦コラボスフィーダ。三連複4000円。500円張ったのは妥当だったけど、外れてる。三連単は6880円のお安さ。相方はサクセスブロッケン軸でコラボスフィーダも拾っているのに、300円分の該当馬がスマートファルコンと気づいて撃沈。 P7100010_3
 大井競馬場は狭い割には屋台みたいな飲み・お食事コーナーが充実していました。最後の写真は「祭のあと」です。帰りは京浜急行の立会川駅に10分強歩いて移動。京浜急行なんて初めて乗った。そこから品川に行ってJRに乗り換える。やっぱり面倒くさい。
 今回のジャパンダートダービーはユキチャンの競争除外にもかかわらず、前年比155%の売り上げレコードとか。ユキチャンいなくてもサクセスブロッケンみられればいいか、という競馬ファンはけっこういるだろうしね。私みたいに。JRAだと芝コースの内側にダートコースがあるから、柵のそばで見ても少し遠い。

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2008年7月 7日 (月)

第57回ラジオNIKKEI賞G3@後楽園WINS

 いろいろあって失業中のカワカミです。ついにここまで崖っぷち。大殺界ど真ん中を絵に描いたように。現在いちおう有給休暇中で大バカンス中。再就職活動の気配なし。なんのアテもないのに、競馬なんてしてる場合か? なのに今回もお相手は相方。40歳前後のカップルが両方正職就かず。おっそろしい。ある意味現代的かしら。
 というわけで夏競馬です。福島メイン、三歳芝1800mハンデ戦。
「⑯ダイバーシティ(一番人気)頭固定でいいんですかね?」
 遅いデビューで三戦目ながら二連勝中。ハンデも53キロと狙いどころ。
「勝ってる二戦が東京だろ。広く緩やかな坂のある左回り府中と、平坦小回り右回り福島。違いすぎるよ」
「じゃああなたはどうするの?」
「俺は⑦スマートギア(二番人気同じく53キロ)。調教の走りっぷりがすごくよかった」
「東スポの調教採点だと、ダイバーシティは8だよ、スマートギアは6」
「俺、そんな採点あてにしねーもん」
P7070007 三連単の最低金額が万券の人気割れ。またしても三連複で流すことに。パドックを見ると、一番よく見えたのは⑪ノットアローン。馬体に張りがあって気合もいい具合に乗ってる。が、いかんせんトップハンデ57キロ。しかし相方はそれを見るなり、一着⑦スマートギア、二着⑪ノットアローンに固定して、三着全流しの14通り三連単。すごいよ、ギャンブラー。でも私のほうが28点で買った点数は倍。
 スタート。ゲートが空くとぽつーんとゲート内に残る津村&スマートギア。
「!?」
 心神喪失状態の相方。よくディープが出遅れて、ゲート内で足をあげてる姿をみたけど、スマートギアはそういうこともなく。ぼーっと立ってます、という様相。たっぷり一秒くらい遅れたか。ゴール前は最速上がりの脚を見せるも、もはや遅く4着。一着はウチパク騎乗8番人気④レオマイスター。これが私、切ってるんである。土曜日検討していた時点では福島の好成績(1100)をみて拾って東スポの出馬表に書いていたのに、日曜日になってその拾った理由を忘れてしまった。拾った時点でも一着は考えていなかったけど、またしてもテン乗りウチパク重賞制覇。私は痛恨の④取りこぼしで三連複16,680円がフイに。二着は相方さんの予想通り、⑪ノットアローン。三着が私の軸⑯ダイバーシティ。
 WINSをあとに豚料理の居酒屋へ。
「目を疑った、愕然とした」
 ゲート内に佇むスマートギアに「じじいの繰言」を続ける相方。出馬表をみると、スマートギアは5戦して最初の3戦全部出遅れている。二連勝した近二戦は出遅れてないから、出遅れ癖が治ったのかと思ったら、また出遅れた。この二勝した二戦が武豊騎乗。つまりスマートギアをきちんとスタートできたのは、武豊のみということになる。
「じゃあ、次走で武が乗ったら、また買いだね」
「バカっ。これみて次走スマートギア買わないやつがどこにいる。今回の二番人気だって俺はイヤだった。今度はどのスポーツ誌も”前走は痛恨の出遅れで4着だが最速上がり。鞍上は再び武豊”って書くわ!」
 東スポをみながら飲んでいたら、ゲーセンに実在した馬に「騎乗」できるホースライダースというゲームがあるという広告が。
「俺はウォッカに乗りたいなあ」
「私はスカーレット!」
 などと盛り上がり、東京ドームのゲームセンターに足を運ぶ。すると椅子に座ってやるその最新型のホースライダースはなく、実際に鞍にまたがってレースをするタイプの旧型の競馬ゲームが。馬の名前はもちろん架空のもの。年齢、脚質等をフルゲート16頭から選べる。一回百円で、1200、1600二回、2000の計4レースをやってみた。4レースとも、私みたいなあわてんぼうのせっかちは、慌てふためいている最中にレース終了。掲示板にすら載ることがなかった。あの短い時間で冷静さを失わず、馬ゴミでうまくコース取りしながら仕掛けどころを間違えないって、普通じゃないですよ。やってみて思った。騎手ってすごい。武豊ってすごい。二人でぜーはー言いながらゲームセンターをあとに。鞍にまたがるタイプなので意外と疲れた。
「やった、4戦2勝だ。次からは騎乗依頼が来るな」
 そうなのだ。相方は二度も勝ったのだ。隣の画面に「完璧な騎乗!」と表示されるのを見た。
「ふん。あなたなんて体重重くて依頼来ないもんね。私はハンデ50キロの⑤スイートカルタゴ(12番人気10着)はムリだけど57キロのノットアローンなら乗れるもん。それにしてもおかしい。私は初心者はみんな私みたいになるはずだと思ったのに」
「俺はちゃんと脚質を判断して、馬と話しながら乗ってるからね」
「なんかコツがあるはずよ」
「まあ、俺はあなたの馬には近づかないように気をつけたよ。どかんどかん他の馬にぶつかって、近づいたら巻き込まれると思ったからね」
 競馬ファンはあのゲーム一度やるとよいです。騎手の気持ちを少しは推察することができます。

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2008年6月28日 (土)

第49回宝塚記念前夜

 カワカミプリンセス同様回避予定のわたくしカワカミです。自分がやらないとなると「ウイニング競馬」の調教映像みても全然集中できないし。②メイショウサムソンがよさそうなことぐらいしか印象になし。とかなんとかいいながらも、ジムに行くために駅に着くと、売店で東スポを買ってしまった。明日はひとりで中山に行く予定の相方にメール。
「サムソン頭固定でよいのではなかろうか」
「頭固定は危険だな・・・せいぜい軸まで」
「大して予想しないなら、どうせ観戦できないし、やらないほうがよいかねえ?」
「さあどうだか・・・一点買いとかは? いつものお誕生日馬券の8-7」
 実は私は可能性のありそうなレースに限って私のお誕生日馬券、馬単8-7を100円買っている。今のところ7枚連続で外れている。これは絶対来ないという場合は買ってないのだけど、それも含めて8-7が来たことがない。しかし今回は⑧ロックドゥカンブ、⑦アドマイヤフジ。馬単で万券の組み合わせでありながら、絶対ないとは言えない買い目。どうしよう・・・明日日曜日待ち合わせの前にウインズ寄っちゃおうかしら。パット会員なんだけど、やるなら馬券が欲しい私。
 ジムに到着。競馬友が全員いらっしゃる。まずはトレーナーさん。
「私はサムソン頭固定で。で、このレースは荒れないという前提で三連単、二三着は④アルナスライン、⑥アドマイヤオーラ、⑧ロックドゥカンブ、⑪アサクサキングス
「うわあ、すごいベタベタ馬券ですね。またそれで一点500円くらい賭ける気ですか?」
「千円いこうかなってねえ。それでも一万二千円よ? あと考えているのは、一二着は同じで、三着を⑨エイシンデピュティ、⑫カンパニー、⑭エアシェイディの三頭に固定するの。この二枚に分けて買うか悩んでるね」
 次に私のときめき対象、4歳年下で妻子持ちのYさん。4歳年下と判明して以来、かっこいいよりかわいいに見えて仕方ない。好きなのであまり言いたくはないが、かなり長いこと「連敗中」である。とりあえずトレーナーさんの買い目を報告。
「それって、買わないほうがいいんじゃ・・・」
「まあ、リスクに対してリターンが望めない買い目ですよね。的中率より回収率の法則には反します。そういうあなたは?」
「僕は次こそエアシェイディで。エアシェイディと心中します」
「うわあ、それないですよ。14番っていうのがもう運ないもん。この枠だと三着一回で着外10回、連帯したことないんですよ? それでもエアシェイディ軸なんですか?」
「軸にはしませんけど・・・・でもなんのかんのいって安田も四着ですよ。いつきてもおかしくない馬です。今回は先に行く馬がエイシンデュピティしかいません。これは前残りの可能性も含めて飛ばしていくかもしれません。僕はスローよりは早いペースになると予想します。そしたら差し足天国、外枠からどばーっときますよ。エイシンデピュティだって、テン乗りでG1好走するウチパクが屋根ですから。ある意味岩田のカンブより期待です」
「軸にしないってことは、またいつもの馬単五頭マルチですか?」
 聞けば、②サムソン、④アルナスライン、⑧カンブ、⑨エイシン、⑭エアの五頭マルチらしい。
「心中っていうほどリスクをしょってないですね・・・・」
 こやつ、こういう男か・・・・?
「まあ、そうですね。とにかくエアシェイディが来れば万券です」
「・・・・・知ってます? 宝塚記念はこの10年、一番人気が一年おきに一着になっています。おまけに前走G1を出走している馬の連帯率がすごく高いんです。サムソンは両方に該当するんですよ」
「あれ? 去年の宝塚ってどうですっけ?」
「アドマイヤムーンが一着です。一番人気ではないはず。サムソンは二着二番人気かな?」
「一番人気は?」
「さあ・・・?」
 ムーン、サムソン、三着のポップロックより人気になって着外になった馬ってなんだっけ? 去年宝塚やったはずなのに全然思い出せない。
 続いてギャンブラーKさん。
「僕さあ、競馬用の口座に今お金ないのよ。だから今回はパス」
 このひとがこの台詞を言うのは何度も聞いたことがある。でも出馬表見せてというので渡す。
「サムソン頭固定でいいんじゃねーか・・?」
 このひとは頭固定三連単でよく当てる。春の天皇賞もそれで的中してるし(アドマイヤジュピタ)、安田記念はウォッカ頭固定にするも二着アルマダ外しで外れたらしい。
「まあ、ざっとみたかんじ、サムソンから①インティライミ、⑬アサカディフィート、エアシェイディに流して高額配当狙いたいね」
「アサカディフィート、好きですねえ・・・おじいちゃんなのに走るのは認めますが、ここはないでしょう」
「あと一勝くらいする気がしてならないのよ」
 帰りにまたまた相方にメール。
「去年の宝塚記念の一番人気ってなんだっけ?」
「ウォッカだろ」
「うわあ、よく覚えてる、記憶喪失症のくせに。そうだそうだ。ダービーから軽斤量で出馬して、プリンセスより下位着順だったんだ。やっぱりウォッカは愛してるからよく覚えてるねえ」
 結局うちの相方さんがどう買うか。明日の馬場まで確認しないと買い目は決められないといいつつ、いろんなこと言うので結局どうなのかよくわからないのですが、要旨をまとめるとこんなかんじです。
1.サムソンの頭固定は危険。アサクサ四位がサムソンをマークして、三角あたりから追いまくるのでは。
2.二千強で本当に強いのはアサクサかカンブ。
 アサクサは3000くらいが適性とされるのが普通なんじゃなかろうか。
3.穴の狙い目は⑤サクラメガワンダー
4.アルナスラインは調教失敗。
5.エイシンデピュティは夏負けするのでもう走らない。あの顔をみてなぜわからない。

 競馬に関しては妄想力豊かと言うか、いつもすごくビビッドにレース展開を想像するひとで、私はほとんどついていけず。5に関しては中でも私には計り知れない境地。他のこともどういう根拠でそうなるのか私にはよくわかりません。聞けば説明してくれるのですが、その説明が具体的過ぎる上に長くて、私のひ弱な脳は混乱するのです。
 さて、誰が的中するか。私は果たしてお誕生日馬券を買うのか。

後記:結局相方に馬券を頼んで⑧→⑦100円買ってしまいました。8枚目のはずれ馬券。本当に来ないなあ⑧→⑦。ごく単純に確率の問題でいつかは来るはずなんだけど。結局⑨エイシンデピュティ→②メイショウサムソンで、私のときめき相手「連敗男」が連敗ストップをかけました。本当に彼の前の的中がいつか思い出せない。⑭エアシェイディは来なかったが。それにしてもエイシン頭で、インティまでいるのに配当が全体的に安い。相方はカンブから9頭に三連複で流してヒモ決まり。カンブ大丈夫かなあ・・・

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2008年6月24日 (火)

第13回マーメイドステークスG3@後楽園WINS

 こういうハンデ戦って、たいてい着内に一頭は人気薄の軽ハンデ馬が混じってるものですが、ここまでひどくなるとは思いませんでした。初めて見た、こんなレース。私自身がほとんど重賞しかやらなせいか、ハンデ48キロなんてのも初めてみました。牝馬同士でありながら、最重量の56キロとは実に8キロ差。
 相方といつものようにコーヒーショップで待ち合わせ。
「このレースはさあ、2006年からハンデ戦になったのよ。だからみてみ? 以来重ハンデ馬は来てないから。⑤ベッラレイア(一番人気56キロ5着)は危ういと思うなあ」
 言われて東スポの過去データを見る。
「あ、本当だ。雨ともなるとさらに軽ハンデがものをいうね!」
 というわけで、それまでは重馬場に実績のある⑪ザレマ(二番人気54キロ6着)軸だったのが、有力馬の中では最も軽い53キロの⑥ブリトマルティス(3番人気4着。惜しいっ!)に変更。前走はやや重で勝ってるしね、三着は外すまい。雨の降る重馬場なので、荒れ予想で三連複で広げることに。P6240001_2
「あまり広げないほうがいいよ。こんなレース、固く決まるから」
 と相方。
「そういうあなたはどうするの?」
「俺は⑫レインダンス(4番人気55キロ)復調を信じたいから、⑫軸で」
 彼は去年の秋華賞で7番人気だったレインダンスと二番人気のスカーレットを軸にして三連複を的中させた。ウォッカに先着するレインダンスを軸にしたことから、それなりに思い入れがあるよう。
 ウインズに移動してレースがスタート。ハナを切って飛ばす10番人気②ピースオブラブ(52キロ)。四角に来たとき声に出して、
「②は呑まれるなあ」
 と言った矢先に呑まれそうにないことが判明。誰も伸びてこない。ゴール前になってようやく⑧トーホウシャインが差して、びっくりのドベ人気一着。三着は5番人気53キロ④ソリッドプラチナム。今までブービー人気が着内に来て穴を空けるのは何度かみたことがある気がするけど、ドベ人気が一着は初めて見た。ハンデ戦とはいえ重賞でっせ? 最近の重賞ハンデ戦というと、
「最重量をものともせず人気に応えました~」
 という実況ばかり聞いていた気が。それが今回は本当に軽ハンデ馬のみで決まってしまった。レースが終わるとおっちゃんらが淡白な口調で、
「ハハッ、こりゃすごい配当だぞ」
 とすっかり他人事。あっさりしたムード。今年の桜花賞も荒れたけど、あの時は、
「(15番人気で二着の)エフティマイアは拾えねえよなあ・・・」
 と12番人気で一着のレジネッタすら拾ったかどうか怪しい人たちが悔しがっていたのに。単勝、枠連で万券(!)、馬単、三連複が20万弱、三連単は200万弱の大荒れ馬券。来年からこのレースは軽ハンデ馬は全拾いでいいでしょう。雨なんか降ったら有力馬で軸なんて作ってはいけません。ボックスがよいでしょう。覚えておかなくちゃ。
「レインダンス、10着だったねえ」
「俺は単に雨がだめだったんだと思うぞ」
「レインダンスなのに雨がダメ・・・皮肉だねえ」
「オシャレなのよ」
 今週末は春のグランプリ宝塚記念。プリンセス出走を知らずに予定を入れてしまい、ウインズには行けなくても馬券はプリンセス馬券をたんまり買うつもりでいたのが、今日になって筋肉痛で出走回避! というわけでわたくし、カワカミも回避いたします。早くよくなれプリンセス~ 

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2008年6月10日 (火)

第58回安田記念@東京競馬場

 やってきました東京競馬場。実に去年のダービー以来です。去年のダービーといえば牝馬64年ぶりの戴冠、ウォッカ勝利という歴史的瞬間を目撃したことになるわけですが、そんなことより自分が馬券を外したことのほうが、よほどインパクトが強かった。あのダービーは二着アサクサキングス(14番人気)のせいでダービー最高配当の三連単200万馬券が出現。三着はアドマイヤオーラ(四番人気)。今となってはこの三頭で200万になったことが驚きですが、私はフサイチホウオー自信の一着固定でした。
 今回は「ウォッカのパドックがみたい」という相方の希望で東京競馬場に。G1でごった返す競馬場を嫌う彼には珍しいことですが、彼はウォッカのファン。しかしそんなこととは関係なく、会うなりすご~く機嫌が悪い様子。暑いと繰り返し言うので、
「使う?」
 とハンカチを出すと、ムッっとした顔つきで、
「つかわねーよ。なにちゃかついてんだよ」
 と驚くべき感じの悪さ。こっちは楽しみで来てるのに。こういうのは昔はよくあったけど、最近なりを潜めていたのに。うんざり。何が気に入らないのか知らないけど、八つ当たりはよしとくれ!
 私が事前の検討で決めた買い目は一番人気スーパーホーネット軸。日本代表とまでいってるんだもの。輸送が苦手らしく、わざわざ美浦で調整するという気合の入りよう。いくらグッドババが目下五連勝の香港マイル王でも、慣れないアウェーの地では判断不能、軸には危険。二番人気ウォッカは私はヴィクトリアマイル出走も反対でした。案の定デビュー以来最低体重の細い身体で姿を現し、ダービー馬が牝馬相手に二着。スカーレットもいないのに。もうこれでわかっただろう、秋まで休養だ、と思ったものです。それが中二週で安田記念出走。オーナーは何を焦っているんだろう、と不安になりました。
P6080003 9Rを終わったあたりで来場、パドック直行。三列目を陣取る。相方は特に最近パドックをみて馬の取捨を判断することに力をいれている。でもいつもはウインズのモニターをみているので、当然だけど生はモニターと感触がかなり違う。慣れないせいか二人とも判断に戸惑う。ただよくわからないなりにみていて良かったのがまさにの⑤ウォッカ。+8キロ。前走を抜かした馬体重の中でも最低ではない。首をずっと下げて落ち着いていて、前走時の腹回りのガレた細い感じがない(写真は首がなくてすみません・・・パドックって回っているので撮るのけっこう難しいのでした。写真は全てフルサイズでポップアップします)P6080002_3
 筋肉も浮いていい感じ。いわゆる「気配がいい」ってこういうことをいうのでしょうか。これなら着内あるかも、と思いました。しかしたった2週間でそんなに馬って変るのかな。反対にイマイチに映ったのが三番人気⑦グッドババ。たるんだ身体に映りました。私の絶対軸馬、なにはあっても三着は外さないだろうという⑪スーパーホーネットは私は良くも悪くも見えなかったのですが、相方は、
「なんかガキくせえなあ」
 とにかく調子のよさそうなウォッカをみて彼は軸に決定。騎手を乗せてパドックを回るところまではみないで馬券を買いに。私は外国馬も混じっているし、ある程度は荒れるのを予想して、前回金鯱賞同様、獲る気満々の三連複10頭流し。相方はヒモで香港馬⑯アルマダ(5番人気)と③エイシンドーバー(9番人気)のどっちを拾うか迷っている様子。 P6080012_3
 コース前に出るとさすがにすごい人。香港から応援に駆けつけてきたらしきグループも。やっぱり興奮する大観衆手拍子。私の前に立っていたお母さんに抱かれていた赤ちゃんがびっくりして泣き出す。結果はダービーの再現のような、ウォッカの牡馬相手に三馬身半をちぎる圧勝。私の馬券までダービー再現。掲示板からすら落ちる私の一番人気軸馬。二着は香港勢で唯一のプラス体重⑯アルマダ。なにはなくとも⑦グッドババには先着されると思っていたのに、外枠にいたアルマダが二着。三着は③エイシンドーバー。香港マイル王は-21キロと輸送でガレたか、ブービーの17着。というわけで相方さんの馬券はこんなふう。
P6080011  「・・・・三千円ケチって取り逃した・・・でも9000円て賭けられないよなあ・・・」
「まあ、よくあることだよ」
「どうしよう・・・三連単が高配当だったら・・・」
「グッドババもホーネットもいないし、エイシンドーバーいるから20万以上にはなるんじゃない?」
 本気でおびえる彼。しかし配当は意外にお安く14万。人気が相当拮抗していたのでしょう。よかった、よかった、と妙な喜び方をする相方。
「14万なんていらねーよ」
 必死で自分を慰めている様子。
「そお? 私は14万で十分だし、10万馬券をゲットしたという馬券師としての名誉を取りこぼしたのが痛いと思うけど」
「バカッ! いうんじゃないっ!」
 私はホーネット8着につき見事にヒモ決まり。
「10頭も流してバカみたいだけど、よくエイシンドーバー拾ったね」
「大スポの杉本さんが◎つけてて、三着は外さないって言うから、乗ってみました」
「それだけかよ・・・・しかしスーパーホーネットは答え出たな。あれはホームシックタイプ。輸送すると走らないよ。美浦で調整してもムリ」
 安田記念は京王SC組(②キストゥヘヴン、スーパーホーネット、⑨アイルラヴァゲイン、⑰スズカフェニックス)は連帯しないというけど、その通りになってしまいました。でもローテーションでいうならヴィクトリアマイルから来たウォッカと同じ中二週なんですよねえ。うう、ため息。お鉢が回ってきた体裁の岩田がテン乗りでG1制覇。実力もある騎手だろうけど、ツキもあるよなあ。今年重賞8勝目。
 館内のエクセルシオールでコーヒーを飲んでから、相方とコツコツためたクラブ競馬スタンプカードで北海道旅行(札幌記念)に応募。当たりますように。

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2008年6月 1日 (日)

第44回金鯱賞G2@後楽園WINS

 週末1レース入魂のカワカミです。今週末は土曜中京メイン金鯱賞。カワカミプリンセス11ヶ月休養明け復帰戦。これをやらなかったらウソでしょう。プリンセス出走を知ったのは木曜夜に相方から来たメール。
「びっくり! 全然知らなかった。土曜日仕事早めに終わるってゆってたよね。つきあってもらっていいでしょうか」
「いいよ」
「というわけで、私はダービーはパスしていいかな?」
「!」
 両方やるにはお金も気力も時間もない。特に気力が大きい。この混戦ダービーでは、それこそ1レース入魂の気力が必要。
「年間全レース中、最重要レースのダービーを外して土曜競馬とは・・・どういう感覚なんだ」
 登録馬を見るとドバイ帰りの⑬アドマイヤオーラ、大阪杯でスカーレットに迫った⑫エイシンデピュティ、⑤サクラメガワンダー、⑦インティライミと宝塚記念を睨んだG2のレースなので強敵牡馬ぞろい。骨折11ヵ月休養明けの牝馬にはつらい相手。でもこのブログでも新馬戦勝利からプリンセスについては書いている。その過程では無敗の二冠馬から、初めてプリンセス頭固定で臨んだエリザベス女王杯での降着事件、冬季休養失敗、骨折休養と山あり谷ありの高揚と失意をともにしてきた。そのプリンセス復帰とあっては、たとえひとりでもやらなくちゃダメ。家でぼやっとテレビでパットもいかん。競馬場がベストだけど、中京ではそれもムリなので、せめて場外で馬券を買っておっちゃんらと場を共有しなければ。
 さっそく検討。前回の冬季休養明けでは「冬毛ビッシリ。ガレた馬体を急に戻した」と不安な評判だった。案の定復帰戦のヴィクトリアマイルも10着、続く宝塚記念も6着と、最強牝馬の評判を裏切る内容に。ところが今回は「冬毛もなくゆっくり時間をかけて身体を作り、調教も思い通りの内容がこなせた」と気持ちの明るくなるコメントが。それにしてもやっぱり「毛」がキーワードの私たち・・・と共感を覚えるわたくしカワカミ。
「平坦小回りの中京はカワカミには向かないと思うぞ」
 と相方。確かにプリンセスは切れる脚というより、馬ゴミに惑わされず、スタミナ型で長くいい脚を使うのが長所。でもこのレース、プリンセスに全く勝機がないとは思えない。2枠4番でほどほどに内側。別定戦なので55キロの軽斤量。そして雨、重馬場。最重量の58キロ組より三キロも軽いというのは、重馬場にあってはさらに有利。そしてプリンセスは雨や馬場に左右されない。このツキこそが競馬で最も大事なもののひとつのはず。
 土曜日ひとりダービー一色のウインズへ。プリンセス復帰を知る前からプリンセスを筆頭に書いた宝塚記念の人気投票に参加して、金鯱賞のオッズシートを出し、コーヒーショップへ。プリンセスの単勝、複勝、プリンセス軸はいいとして、どう買うか。良馬場なら二番人気エイシンデピュティと二頭軸で買いたいところだけど、重馬場では絞り込むことが難しい。荒れるのを前提に三連複で広く流すことに。もしプリンセスが着内なら、この馬券は絶対欲しい。プリンセスが着内の場合、三連複の最低が5500円なのを確認。相手はもちろんオーラにエイシン。東スポには「カワカミはネームバリューで人気にはなるが要するにカモ」とムカつくコメントが。ふざけるなぁぁぁ。一番人気アドマイヤオーラは遠征帰りの仕上がり途上。でも「この相手なら7分出来で勝てる」と関係者コメント。なめんなよ~まさにヴィクトリアマイルのウォッカ。結局オーラはいなかった、なんてことになるに違いない。でもヒモからは外さないけど。スポニチ矢内さんはプリンセスを対抗に。さすがステキ矢内さん。オーラ◎だけど。ちなみに11ヵ月骨折休養明け前二戦イマイチのプリンセスは意外にも5番人気。単勝10倍。
 三時ごろウインズに移動。ほとんど同時に相方登場。早く終わるはずの仕事が思った以上に長引いたよう。すごく機嫌が悪い。
「ヒモで⑩スウィフトカレントと⑭アサカディフィートどっち拾うかで迷ってるんだけど、どっちがいいかな?」
「しらないよっ!」
 書き間違ったシートを丸めてよこしてくる。でも急遽プリンセス復帰戦につきあってもらったから、ここは鷹揚に。
 パドックで約一年ぶりにプリンセスに再会。以前と同じように軽くイレ込んでいる。ああプリンセス・・・ノリコ感無量・・・オレンジ基調のハデなメンコが懐かしい。これレース中もみつけやすくていいんだわ。寸前までスウィフトカレントとアサカディフィートの取捨選択で迷い、結局両方拾って慌ててシートに記入。結果からすると意味のない選択で深く延々と迷う。競馬にはよくあることです。人生でもよくあることなのかもしれません。急いで券売機へ。プリンセスの応援馬券、単複千円づつ買うつもりが、なぜか複勝千円分のみになっている。微弱霊感女としては、そういうことなのか、もしや着内もないのかと少し気落ちする。でも、それでも馬券で運命を共有して見届けなくては、それが私の生き様なのよぉぉぉとまた心中絶叫。相方はエイシンデピュテイ軸で三連複流し。プリンセスは切り。
 いよいよスタート。ぴよーんと飛び出すプリンセス。あらスタートが上手! と思ったらその前をスイスイと追い抜くエイシンデピュティ。岩田当初の狙いの様子。引っ掛かり気味のプリンセスを幸四郎が抑えているのが見える。道中三番手につく。前団好位差しが理想だと思っていたのでいい感じ。進むにつれ落ち着いてきて折り合っているよう。実戦を思い出したかプリンセス。4角で一度⑨マチカネオーラらに呑まれるが、幸四郎の仕掛けに反応して直線伸びだし、三着に入線。やった、着内! 一着はエイシンデュピティ。二着は?
「⑮マンハッタンスカイ(11番人気)じゃねーか?」
 げっ、切ってるよ・・・・良馬場なら拾いの馬だけど、この4月の重馬場で4着があって、上がり38.8。遅すぎるとサヨウナラしたのだ。プリンセスが着内なら絶対とりたかったのにな・・・といちおう馬券を取り出してみると、なぜか⑮が買われている。P6010001_2
 検討した東スポの出馬表を取り出すと、やはり最終決定のマイ赤うずまきマークがマンハッタンスカイについてない。どうやら⑪ナムラマースから⑭アサカデフィートまでマークするつもりが、⑪を飛ばして⑫から⑮まで行ってしまった様子。まさにプリンセスマジック。単勝も買うつもりが買わずじまいになるし。5500円投入して51330円の配当。純益で45830円。スカーレット軸で勝った有馬記念の払戻し自己最高額を更新。プリンセス軸で一レースに対する最高配当を得る。こんな感動はありません。よくやった、幸四郎。11ヵ月休養明けのG2では十分な結果。次走は上積み期待。スカーレット春全休の今、プリンセスにはスター牝馬として無事に頑張ってほしいものです。ちなみに⑫→⑮→④の着順は4角までの通過順位にほぼ同じ。前で競馬しないと勝ち負けに参加できないという、重馬場に典型的なレースでした。
 このあと新宿へ移動。居酒屋へ。もちろん私のおごり。すると土曜夜の新宿はどこも満席で入れない。30分ほど放浪。ずっと不機嫌な相方は帰るとまで言い出す始末。ようやく入れた牛タン居酒屋で珍しく焼酎を頼む相方。いつもはビール一辺倒なのに。すると10種類くらいの焼酎リストに「小牧」が。
「これって、明日は小牧(⑦スマイルジャック)ってこと・・・?」
 飲みの間「プリンセスマジック」について何度も語る私。さらにイライラする相方。
 翌日日曜日は気楽にダービーをテレビ観戦してから、金鯱賞の自慢をしにジムへ。ダービーをやってないので誰が的中しようが外れようが気楽に聞ける。これはいいわ~とトレーニング室に入ると、巧いタイミングで競馬友の三人様が揃って入り口近くに。年下妻子持ちで、ときめき対象のYさんが私をみつけると、
「あの顔は(ダービー)的中してるんじゃないですか」
 とトレーナーさんに。さすがいい年して喜怒哀楽がすぐ顔に出る単純な私。そんなつもりないのに。聞いてみると皆さんダービーは申し合わせたように馬単狙いで臨んで、軸馬はバラバラなものの全員スマイルジャック切りで撃沈。私が金鯱賞の自慢をすると、4歳も年下と判明したYさんが半笑いで、
「いいですねえ。カワカミプリンセス、これで宝塚記念でも人気になりますけど、どうせ12着とかですから。配当上がりますよ」
「!! もうプリンセス馬券は一生買わないでください!」
「いいですよ。宝塚も目黒記念組で行きますから」
 プリンセスを侮辱してぇぇぇと思いつつも、ときめき相手にいじめられて嬉しい37歳M女な私。

 つい興奮して長々書いてしまいました。ここまで読んでくださった方に深く感謝いたします。

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2008年5月27日 (火)

第69回オークスG1@後楽園WINS

 前走フローラステークスをみたときから、私はオークスはレッドアゲート軸でと決めていました。あの脚を余して東京2000Mを勝利する姿に、オークスは頭固定で、とまで考えたものです。420キロ台の馬体重は”オークスは小兵が勝つ”というセオリーにも適合。そりゃそうだ。短距離は馬力のある大型馬に有利なように、長距離は身体が軽いこと自体が有利に働くというのもうなずける。
「ふん、小兵が有利って、俺は重馬場で大型馬の逆襲ってなる気がするけどね」
 とは私の意見を否定してまわることに義務を感じる相方。気にしない、気にしない。馬券が取れればいいのだ。確かにレッドアゲートに重馬場の経験がないのは少し気になるけど、重がダメという結果もないということ。200万円のクラシック追加登録料を払っての出走ですもの。陣営の自信と執念が伝わるってものよ。二週間前のNHKマイル、結局馬場に関係なく強かったディープスカイ勝利の姿がまだ鮮明に脳裏に焼きついている。ジムで競馬友のトレーナーさんともレッドアゲート軸を確認しあった。
「重馬場となると予想が難しくなるけど、私はレッドアゲート、⑫ソーマジックトールポピーの三頭はとりあえず買うね。アマポーラは切る」
 とトレーナーさん。
「ソーマジックは私もレッドアゲートとの三連単二頭軸にしようかと悩みました。田村厩舎2頭出しですよ。重馬場となると⑱リトルアマポーラは軸としては私も不安があります。差し足不発、ってね。大外行ったってこと自体もうツキがない気がするし、一番人気の馬を幸四郎が一着エスコートっていうのも想像つきません。でも切るところまではしないなあ・・・トールポピーはどうでしょうか。確かに距離延長が有利に働くとは思いますけど、東スポの調教採点”5”ですよ。G1で”5”ってなかなかないですよ。私からみても迫力に欠けていたし。しかも二歳女王。早咲きが三歳女王にもなるのはなかなか難しいですよ。もしそこまで強かったら、桜花賞でも結果を出していた気がします」
 おまけに最近「大殺界」的状況続きの角居厩舎。もうレッドアゲート頭固定で三連単かしら、とブチかまして帰宅。いつものようにジョナサン・ケイナーの本家英国版西洋占星術サイトをチェック。獅子座の"your weekend"を読んでいたら"acorn"という知らない単語が出てきた。調べてみると、「どんぐり」のことらしい。例文も出ていた。
”From acorns come oaks(どんぐりが樫<オークス>になる)”
 雷に打たれました。さすが霊感とともに生きる私。これがお告げでなくてなんでしょう。でもなんてお告げ? オークス出走馬がどんぐりの背比べってこと? そりゃ常々言われていたこと。そこで突出した姿を見せるのがレッドアゲートと思っていたけど。でもやっぱり重馬場だし、ここはお告げを重んじて三連複に切り替えよう、と多少馬券が荒れることを前提に④レッドアゲート軸でこんなふうに購入。P5270003
 東スポでは井崎氏がサザンオールスターズの事実上の解散がオークスの”サイン”に違いないと、かなり無理なこじつけでサザン馬券を提示(詳しくは東スポをご覧ください)。それなら普通は3×3=9あたりをベースにしたいところ。③アロマキャンドルか、三枠の二頭⑤ムードインディゴか⑥エフティマイアか。うーん、みんないかにも馬券にからんできそう。⑨はライムキャンディか。ライムはなさそうだなぁ。武も本来ポルトフィーノで出走するつもりだったろうし。どっちにしても考えれば考えるほど、レッドアゲートほどの軸馬は他にいない気がしてならない。
 ところが結果はびっくり、こき下ろした⑮トールポピーの勝利。レッドアゲート六着。力強いガッツポーズで池添一着入線。そりゃそうだ。審議のランプが点灯。これもいつものこと。これまたいつものようにがっかりして配当が出るのを待つ私たち。外れているけど見届けてやるぜ。けっこうな配当になるだろうなあ。二着エフティマイア、三着⑩レジネッタも拾ってるのになあ。あのお告げは「どんぐりの背比べだから軸作るな」ってことだったのかなあ。でも軸作らないとこんなに広げられないし。しかもポピーはヒモからも切ってるし。ああお告げって、いつもどおり意味ない・・・微弱な霊媒体質って、損こそあれ得することはほとんどない・・・などと考えていても審議終わらず。
「上位入線馬が審議の対象となっています。確定するまでお手元の勝馬投票券はお捨てにならないようにお待ちください」
 のアナウンスが繰り返し流れ出す。エリザベス女王杯プリンセス降着事件を思い出させる長い審議。4画を過ぎてからの映像が何度か流れる。ポピーの斜行がはっきり見て取れる。でも他の馬の前を完全に塞ぐところまでには至ってないのも見て取れる。
 結局いつもどおり到達順位のとおりに確定。三連複六万円。まさに目指していたところ。二番人気レッドアゲートが絡んだらここまで高配当にならないだろうけど。勝利騎手インタビュー。一着入線してから検量室までの満面の喜びを称えた池添の表情が一転、こわばって居心地の悪そうなものに激変している。勝利騎手インタビューの顔には程遠い。よっぽどドヤされたんだろうなあ。11番人気ながら5着に入った⑰オディール騎乗アンカツに嫌味でもいわれたか。結局着順はそのままで二日間の騎乗停止になったらしい。こういうこともあるのね。騎手が制裁を喰らうだけならいいけど、馬の勝利にもケチがつくから池添もつらいやね。騎手って仕事につきもののこととはいえ。
 相方も負けて、彼はいつものように最終12Rに突入。前日予想したレース以外はやらない主義の私も、彼が熟視する出馬表をワキから覗いてみた。またお誕生日馬券の⑧→⑦の馬単100円でも買ってみるかな、と馬柱をみていると、やや重なのを考えると⑧セプターレイン(柴田善)=⑦マイネルシュピール(蛯名)がいかにもありそうに思えてくる。そこでフラフラと100円の馬単に500円のワイドと馬連をカードに記入。相方と二人並んで、もはや人気の少なくなった券売機に並ぶ。すると発売レースの名前が画面に表示されいるのが目に入った。「東京12R 江ノ島特別」。二人同時にくるっときびすを返す。
「こ、これがサザン馬券?!」
 慌てて出馬表を広げなおす二人。三枠は一頭で③コアレスハリケーン出走取り消し。⑨ジェイウォークは連闘で前走10着。
「連闘には理由があるに違いない」
 などと相方は言い出すけど、なんせ11Rオークスが終わってから予想を開始したので、ほとんど出走寸前。しかたなくそのまま戻って、カードに記入したとおりに購入。
 結果はマイネルシュピール一着はいいとして、セプターレイン四着。もう少しでワイド的中だったのにと悔し涙が私の頬を伝う。ジェイウォークは六着。要はサザン解散発表週に江ノ島特別があること自体が「サイン」なんですね、きっと。買い目は忘れましたが、相方も外してました。

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2008年5月13日 (火)

第13回NHKマイルカップG1@後楽園WINS

 私が毎週チェックしている石井ゆかりさんの西洋占星術サイト「筋トレ」の水瓶座のところに、今週はこんなことが書いてあった。
「予感的中なのです。多分そんなことが起こる、のではないかと思います。おおむね、イイコトだと思います。でもちょっとドキドキしちゃうかもしれません。予感的中の場合、予感している段階でどうするか、が問題です。馬券などを購入する際には比較的その行動は簡単です。要するに予感通りに買えばいいわけです。でも、他のことだともう少し複雑になります。未来のことが分かったとして、それに対して、どう振る舞えばよいのでしょうか」(部分抜粋です)
 相方は水瓶座。さっそくメール。
「NHKマイルは乗っからせて♪」
 相方は私の占い好きに辟易している。
「またか。バカじゃねーか。なんの予感もありませんから」
 先週の天皇賞あと、ときめき相手の競馬友Yさんには、
「どうせ混戦ですから、こういうときには軸決めて三連複で広く流すのが妥当でしょう。三連複で万券狙うんですよ。人気も散るだろうし。まあディープスカイ軸でいいんじゃないでしょうか」
 と話していた私。でも土曜日午前中からの雨。重馬場となれば話は別。土曜日いつになくじっくり馬柱を分析してしまった私。重馬場の東京1600Mで軸になるのはこの18頭のうちどれなのか。ジムで競馬友のトレーナーさんと話しても、
「難解ですね」
 で終始してしまう。前日土曜のレースをみてみると、あとのレースになるほどハンパに内枠を通る馬がみんな落ちていく。馬場が相当荒れているようで、最後のほうになると誰もそこを通らない。
「こういうときは騎手で選んだほうがいいのでは。軸作らないでボックスがいいかねえ」
 そうしたいのは山々だけど、軸を作らないと予算の都合上拾える頭数も減る。私が馬柱を睨んで消去法で残した軸馬候補は三頭。①サトノプログレス(7着)、③レッツゴーキリシマ(9着)、⑧サダムイダテン(8着)。ディープスカイはやや重の未勝利戦で9着があって、そこだけ目立って成績が悪い。馬が変わっている可能性はあるにしても未証明。今回は軸にはできない。そこで今週予感が的中するはずの水瓶座の男にメール。
「全然予想してないけど、爆問田中もそうだし、キリシマでいんじゃねーか?」
 キリシマか・・・キリシマいいんだけど、なんか軸としての決め手に欠ける気もするんだよねえ・・・・
 日曜日いつものコーヒーショップ。いつものように過去の該当レースの東スポを持参している相方。
「俺の財産だよなあ・・・」
 としみじみつぶやいていた。二人で検討開始。
「やっぱサダムイダテンでいいんじゃねえか? 俺は最初のころ、なんて細い馬なんだ、牝馬みたい、と思っていたけど、最近カイバ食いがよくなったらしい。調教ビデオでみたけど身体が違う。重馬場の二千でG3勝ってるし」
 イダテンは調教でいつも走る。それが近走は結果にリンクしない。それが不安材料。馬体重発表。目立ったところが、そのまんまイダテンの12キロ増のみ。これで私の中で軸決定。全部筋肉に違いない。すると目の前の男が同じように軸一頭流しの青いマークシートの軸をイダテンにしている。
「ちょっと、同じにするのやめてよ。二人で外れたら悲しいじゃない」
「それいつも言うけどさあ、あなたと私の買い目は基本関係ないんだから。二人で当たるのが一番いいんだし。それより⑭ダノンゴーゴーに思いっきり斜線がひいてあるけど、なんで? 俺はこれは前走の7着は初輸送のせいだと思うぞ。今回は二度目、同じ失敗はしないでしょ。馬も輸送に慣れるし」
「前走云々より、これ短距離馬じゃないの? 東京1600は1800のつもりでないとだめっていっつもゆってるじゃん」
P5130002  3時過ぎにウインズに移動。私は⑧サダムイダテン軸にこんなふうに購入。相方は返し馬のところまで見て買いに行った。戻ってくるなり、
「よし、今回は当たったぞ」と自信満々。「当たったからって、騒ぐなよ。あなたはすぐ大声出すから」
「騒ぐも何も、買い目知らないもん。ふ~ん、⑨ディープスカイ軸にしたんだ」
「それがさあ、券売機にシート入れたら軸とヒモがダブっているって表示されてさ。俺は慌てて⑤ブラックシェルを足したよ」P5130001_2
 自慢じゃないが私は軽い霊媒体質だ。馬券を買うときによくシートを書き間違えるのだけど、書き直しても書き直しても、思うとおりに記入できないという怪現象がよくおこる。そういうとき私は絶対にそのレースを当てられないことが最近ようやくわかってきた。そんなときはムリに書き直そうとせず、買うのを控えなくてはいけないのだ。それに「買わない馬券は当たる、買い足す馬券は外れる」は競馬の定石。よほど彼に言ってやろうと思ったけど、レース前なので止めた。こういうことを言うと、外れたのは私の不吉な発言のせいだと、レース後すごく怒るのだ。
 私たちの隣におじいちゃんに連れられた小学生低学年の兄妹がいた。妹のほうが⑭ダノンゴーゴーの複勝200円の馬券を握り締めている。お兄ちゃんも同じように一枚持っていたけど、買い目は見えなかった。
 結果は三歳マイル王誕生の宣言ともいうべきディープスカイ一番人気で快勝。最後は三頭しか走っていなかった。二着三番人気ブラックシェル、三着12番人気ダノンゴーゴー。
「××ちゃん、当たったよ」
 と小学生のお兄ちゃんが少し悔しそうにおじいちゃんに話していた。
「な~言っただろ。今回は勝つと思ったんだよ。予感がしたんだよ。あそこでブラックシェルを加えたのは神様降りてきたよなあ」
 とすごく嬉しそうに私に話す相方。予感はないはずの水瓶座の男。
「まあ、勝つときってそんなもんよね」
 私なんて、最初っからブラックシェルはヒモから外すつもりなかったもん。軸一頭流しの三連複だって最初から決めてたし、ディープスカイだって重馬場じゃなかったら最初から軸にしてたもん、ブツブツ。三連複の配当は28130円。ダノンゴーゴーによる高配当。複勝も760円と高い。小学生としては200円が1500円は、本人も回りも一番喜ばしい勝ち方だと思う。
 この日は珍しく相方にお金ができたので、いつもの安居酒屋ではなく、前から二人で行きたいねといっていた西新宿のイタリアンバーへ。
「これでディープスカイが重馬場OKなのわかったろう」
 誰だコイツ、厩舎の人間か。
「私はダメなんてゆってません。ヒモにだってしてるし」
「しかしあなたも珍しいねえ。いつもは俺が推す穴馬拾っているのに。今回はダノンゴーゴー切るなんて」
「あのねえ、あなたは最初ずっとキリシマとかイダテンとか推してて、ダノンは最後のほうで言い出しただけよ」
 するとふっと笑みをこぼして、
「いや~”勝った者”の上から目線でものが話せるのっていいね~! アハハハハ」
「本当よね、今までは結局”負け犬の遠吠え”だもんねえ。G1初勝利おめでとう。二人で競馬をやるようになって4年目で初のG1勝利。重賞まで含めても勝ちらしい勝ちは初めてだよ。私は何度もあるけど。これで”平場の男”返上になるといいね!」
 すると顔色が変わって、
「誰がG1初勝利だ。俺はいつも勝っている」
「勝っている、っていうのは投資額に対してそれなりの配当があることを言うんです」
「違います。穴馬を見つけることです。俺の中ではそうだ。だから俺はいつも当たっている!」
「そんな個人的な基準持ち出されても、一般的には認知されませんから」
「そんなの関係ない! 俺の中では穴馬を当てることこそ”勝ち”だ!」
 おうおう、ムキになってるぜ、と半笑いで向き合っていたら、
「そういえば俺に乗っかるとかいってたくせに、占い好きが」
 そうなのだ、すっかり忘れていたのだ。こんなことなら当初の予定通り乗っかっておけばよかった。でもそもそもレース寸前までこのひとの買い目知らなかったし、券売機に不備を指摘されたせいで的中馬券を出力できたくらいだし。
「占い好き占い好きって、勝ち誇ったように言いますけどね。細木数子の携帯サイトの有料会員なの誰よ。私は確かに占い好きだけど、有料サイトはひとつも使ってませんから」
 相方は細木数子の占いサイトの有料会員になって長い。そのことをいつもからかっているんだけど、そのたびに、
「俺は細木が当たってないことを証明するために会員になっているんだ」
 とわけのわからない返事をする。今日のあなたの運勢見せてよ、とせがんでみる。彼は火星の霊合星人(-)。霊合星人ゆえに常に二つの運勢が同じ期間に同居するのが細木流。見てみると「立花・安定」。珍しく二つともいい運気の日ということになる。
「こんなんでも馬券外すことよくあるよ」
 あくまでも”俺は占い信じていないぞ”のコメント姿勢は変えたくない彼。

 来週のヴィクトリアマイルは予定があって私は回避の予定。相方は参戦するようです。ウォッカ軸(頭固定?)のつもりみたいですが。平場の男返上を確定できるでしょうか。

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2008年5月 5日 (月)

第137回天皇賞春G1@後楽園WINS

 4月29日の祝日にジムに行ったら、競馬友のYさんに半年以上振りに会った。年下(たぶん)で妻子持ちだけど、かっこいいので私の片思い、トキメキの対象なのだ。早速近寄って話しかけに行った。
「天皇賞どうしますぅ~?」
「知ってました? 今年のG1って、全部社台の馬が制しているんですよ(ファイングレイン、レジネッタ、キャプテントゥーレ)。それからいくとアサクサキングスしかいないんです」
「え? まあ、私も大阪杯みたときからアサクサキングスを天皇賞の軸にしようと決めてはいましたが、頭固定でいいんですかねえ・・・」
「いいんじゃないですか? 僕はそうします」
「ヒモは?」
「サムソンとか。今回も勝つことはなくても二三着はありそう」
「サムソンは終わってる気がして仕方ないですね。私はドリパスあたりがそろそろ入着してくるんじゃないかと思ってます」
 私は今、元祖自己啓発本、デール・カーネギー著「ひとを動かす」を読んでいる。その中に、ひとを動かそうと思ったらまず聞き役に回れ、ということが書いてあった。常々喋る側に回ることが多い私だけど、特に彼の前だと舞い上がって自分を失い、さらにまくしたてて喋る結果に。完全にほぼ聞き役の彼。彼と別れて反省することしきり。これじゃいかん。彼を動かす必要はないにしても。
 日曜日いつもの通り相方と後楽園で落ち合う。菊花賞馬アサクサキングス一番人気。
「サムソンどうする? 前走の大阪杯のときも追い切りの評判はよかったけど、結局本番走らなかったもんねえ」
 すると相方はバッグから東スポの束を出してきた。
「それがさ、去年の天皇賞の追い切りと比べたら、今回走ってないのよ」
「よく去年の新聞保存してるね・・・毎回驚くよ」
「でも今回の追い切り、武が乗ってないだろ。あれって戦略だと思うんだよなあ。サムソンも武が乗ると追い切りで全力疾走しちゃうんだよ、本番と勘違いして。だからわざと乗らなかったんじゃないかなあ」
「じゃ、サムソンどうするの?」
「ん・・・・まあ、俺は切るけどね。他に拾いたい馬いるし」
 彼に倣うように私も切ることに。大阪杯をみたとき、サムソン終わったな、と思ったものだ。それでも買い目に決断がつかず、私はアンカツ騎乗③アドマイヤモナーク、⑭アドマイヤジュピタ、⑦ドリームパスポートのどれか一頭と⑬アサクサキングスを二頭軸にしようかと迷う。アサクサの不安材料は屋根の四位。私たちの間で四位はいまいち頼りにできない騎手と言う位置づけ。長距離の基本は騎手で買え。岩田かアンカツがアサクサの屋根だったら私も迷わないのに。しかし結局Yさんの言葉に引きずられるように、アサクサ頭固定でこんなふうに購入。P5050001
 結果は岩田アドマイヤジュピタ(5歳)勝利に、二着「盾男」の面目躍如、武の⑧メイショウサムソン(5歳)が。三着にアサクサ(4歳)。春の天皇賞は4,5歳で決まるといわれていますが、結局今回もそうなってしまいました。今回は⑩ポップロック(7歳12着)、⑫アイポッパー(8歳11着)なんかもけっこう有力視されてたんですけどねえ。私と相方は⑪トウカイトリック(6歳7着)が穴を開けるんじゃないかと狙ってたし。もし来年やるなら、相当強い年寄り馬がいない限り、四・五歳に絞って買おうと決意を新たにしました。 
 とにかく敗者となった私たち二人。相方は特に極貧で、二人で新宿をフラフラしたあと西新宿のビル街に移動。コンビニでおつまみを買って、ゴールデンウイークで人影薄いビル街で野外居酒屋をすることに。いい歳した二人が夜11時までビルの外に設置されたベンチに缶ビールと缶チューハイで慰労会。寒くなくてよかった。帰り際に空を見上げると、照明が反射してか、空が一面明るい灰色に照り映えていた。近未来設定のアニメみたいなビル群の夜空。
「なんか異様な感じがするねえ・・・」
 と、しばらく二人で見上げていた。
 翌日月曜日、ゴールデンウイークの祝日。またしてもジムに行くと競馬友のKさんに会った。
「俺、昨日京都競馬場行ったのよ~。それでさあ、枠連、馬連、馬単全部一点買い。それが全的中よ。俺、アドマイヤジュピタから入ることにしていたから」
「げっ・・・すごい・・・私はサムソン切りで負けました・・・」
「なんでよ。サムソンは寒いと走らないって自分で言ってたじゃん」
「大阪杯のときも既に暖かかったんです」
「京都競馬場は汗ばむ陽気だったからねえ。このくらいになるとサムソンも走るんじゃないかと俺は思っていたよ。アサクサは気合が入りすぎて、ちょっと三千もたない感じがしたな。ま、アサクサきたら枠連(アドマイヤジュピタと同枠)でモトは回収する気でいたから。ゴール前でサムソンが一瞬ハナに立ったとき、俺は競馬場で叫んだよ。武、やめろっ!って」
「いったいいくら賭けたんですか?」
「それぞれ三千円」
 9千円使って20万以上回収した計算。あの固い配当の天皇賞でこんなに儲けたひとがいるとは驚いた。
 そのあとも挨拶代わりに、
「カワカミさん、昨日どうだった?」
 と何回か聞かれ、そのたびに、
「取ってません!」
 と回答。いくら私の競馬好きが知られていても、いつもはここまで聞かれない。天皇賞翌日のインパクトを痛感。そんなんでトレーニングを終えて帰ろうと、シューズロッカーにトレーニングシューズを入れていたら、
「あっ」
 と冒頭のYさん登場。「昨日どうでした?」の言葉がお互い出ることなく、互いの結果を視線でわかり合う。ああなんてステキな関係・・・でもないか。
「僕は保険でサムソン頭の買い目も買っていたんですけどねえ。アドマイヤジュピタ頭は買っていませんでした」
 あんたアサクサ頭固定ゆうたやんけ、と裏切られた気分。でもこれが他の人、例えばトレーナーさん(この日はお休み)とかだったら裏切られ感はないんだろうなあ。恋する女の弱みだわ。でもいつも競馬のお話してもらって、トレーナーさんにも感謝してるけどねっ。でもこのあとまた舞い上がって、Kさんの大勝利をまくしたてて話す私。「ひとを動かす」「聞き役に回る」はどこへいったのか。私はどうしたらいいの? デール・・・・と頭を抱えつつも、Yさんから声をかけてきてくれたので全く上機嫌。いつ会えるかわからないけど、今度会ったら年齢を聞いてみようっと。ムヒ。

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2008年4月29日 (火)

第43回フローラステークスG2@後楽園WINS

P4290001 オークストライアル。一騎打ちと東スポには記載されていますが、クラッシックのトライアルでそんなこと言ってちゃいけません。だって一戦、二戦と戦歴の少ない馬が多数参加していて、そんな馬が東京2000M走ったらどうなるかなんて、誰にもわからないですもの。これは多少荒れるの前提で三連複が狙い目。ボックスにしたいところだけど、よりたくさんの馬を拾うために軸を作りましょう。軸を作るならどれか。「一騎打ち」は⑧レッドアゲートと⑰シングライクバードを指している。三連複の軸なので、戦績だけなら着外が一度もないシングライクバードにしたいところ。でもレッドアゲートにツキがまわってるとしか思えない。真ん中あたりのいい枠を取って屋根はウチパク。⑰はちょっと外側過ぎる気が。前日まで雨が振ったりやんだりで、今回もパンパンの良馬場ではなさそう。大外の差し足不発もありうる。
 そんなんでこんなふうに購入。結果はレッドアゲート勝利の三連複16000円の狙い通り。でもいないんだよねえ・・・・⑭キュートエンブレム(三着)が。今期話題の淡白種馬ウォーエンブレム産駒。二着の④カレイジャスミンはちゃんと拾ってるのに。出馬表の検討あとをみてみると、カレイジャスミンは迷って拾っているけど、キュートエンブレムは迷うことなくばっさり。二千の未勝利戦勝っているのになぜ、と結果をみてから思う。理由は恐らく、差し馬でありながら、前走の上がりがそれほど早くないせいでしょう。あか~ん、やっぱり二千で勝ってるような馬はこういうとき拾わないと! よくみてみると、前走は前で競馬をしての勝利。今回もスタートから前団に位置している。馬柱もっとちゃんとみなくては。今回は34秒台で上がってきました。レッドアゲートの勝ちっぷりは豪快。もうオークスの頭に固定したいくらい。荒れた桜花賞だけど、オークスの東京2400Mにフロックはない。ステイヤーとしての資質がないと勝てない。
 それにしても最近競馬ブログになりつつあるこのブログ。本来日記ブログのはずなのに。もともと競馬ブログならこれでいいのだけど、そうじゃないんだから。でもネタが最近ないのよね~なんかメリハリに欠ける日常。

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2008年4月22日 (火)

第68回皐月賞G1@中山競馬場

P4220004  こういうのはみっともないことだとわかっているのですが、堪忍してつかあさい。
 皐月賞前日、ブログ友のブログにこんなコメントをアップした私。
『私はこれから検討なんですけど、出馬表ざっとみてキャプテントゥーレが狙い目かと思っていました。そしたら700万馬券男(お笑い芸人シャンプーハットてつじ)が同じということで、二週連続はないだろうとひよっています。と思ったらよく外す穴党スポニチ矢内さんまでキャプテントゥーレ。本当に止めたほうがいいかも・・・・
 中山連勝に唯一の重賞二勝マイネルチャールズ。普通に考えたらこれが軸だけど、本当に先週のこと(桜花賞)に影響されちゃいますよね。でも牝馬に重賞二勝はいない。確かに決め手に欠ける気はします。でも混戦で実力拮抗となると、この馬の長所である「勝負根性が違う」が大きくモノをいう気が。重馬場経験ないのもイヤだけど、「勝負根性」で乗り切ってくれないかしら。調教映像をみるとすごくいいです、やっぱり』
 パンパンの良馬場ではないことは明らかだった。出馬表をざっとみて、ほどほどに内枠にいて先行できる⑥キャプテントゥーレが狙い目ではないかと軽く思った。休養明けの叩き二戦目。弥生賞も4着だし、休養前の成績も決して悪くない。東スポの調教採点も8、実際映像でみてもよかった。混戦のクラッシック戦線にあって、キャプテントゥーレに好走条件が揃ったと思った。勝つまでいかなくても着内ありそう。
 このあとジムに行って競馬友のトレーナーさんに会った。トレーナーさんは先行力があって前走勝っている⑭ノットアローンに狙いをつけているらしい。
「私はキャプテントゥーレが狙い目だと思うんですけど。でもまあ、騎手が若いのがちょっと気になりますけどね(川田22歳)」
 ちなみにトレーナーさんはこの日、マイラーズカップ三連単に210点もはって21710円を的中させたらしい。2万円で710円の儲け。「的中率より回収率」に反した行為。
「ニシノマナムスメ(8番人気二着)が一着だったらねえ・・・・」
 とぼやいていた。
 当日私と相方は二年連続皐月賞生観戦の中山競馬場へ。相方は「競馬にならない」と人でごった返すG1の競馬場、しかも券売機から遠いスタンド前で見るのをとても嫌がるのだけど、お弁当を作って無理やり連れ出す。第6レースあたりからスタンド前で観戦。目の前を走るサラブレッドの姿はやはり力強く美しい。感動的。彼には悪いけど、やっぱり来てよかったと思う。P4220005_2
 皐月賞馬体重発表。びっくりのキャプテントゥーレ、マイナス18キロ。これはひどい。馬券構想が音を立てて崩れる。キャプテントゥーレの応援馬券に⑨マイネルチャールズ(一番人気3着)とのワイド、マイネルチャールズとの三連単二頭軸流しまで考えていたのに。激しく動揺。相方に相談すると、
「俺、最初から切ってるもん」
 とアッサリ。すっかり自信がなくなる。デビュー以来の最軽量になっている。大阪杯スカーレットがプラス12キロもイヤだったけど、あれは三ヶ月の休養明けだったし、スカーレットには思い入れがあったから切るわけにも行かなかった。でも特に思い入れのない三歳牡馬が前走から一ヵ月半で18キロ減となると軸から外したくなる。というわけで、迷った末にこんなふうに購入。三連単からは外した。 P4220007_2差し馬なんてダメ、大外だからダメ、と切ったはずの⑩ブラックシェル(6着)、⑱ショウナンアルバ(14着)まで拾ってしまっている。どうしていざとなるとグラグラ揺れて買い目が増えてしまうのだろう。二番人気、三番人気なのにはそれなりの理由があるのでは、とつい。相方はまた穴狙いで⑰フローテーション(11番人気11着)、⑧ダンツウイニング(10番人気12着)を軸に購入した様子。
 いよいよファンファーレ。どこからともなく手拍子が起こる。この瞬間のために競馬場へ来ている。6万人と一体化して手拍子するこの興奮。なんど経験してもいい。出走。1角を過ぎてハナに立ったのは7番人気キャプテントゥーレ。ゲッ、と思う。このときはっきり、
(一着になるのは勘弁して)
 と思ったのを覚えている。結果は2馬身以上差をつけて、川田初のG1勝利。三連複は的中したものの、呆然とする私。
 配当の発表。三連単8万円。三連複も万券で、いつも外れている私がプラス清算。しかしすっかり負け気分。全然嬉しくない。8万円取られた気分。「確」の文字が出た掲示板を眺めて、呆然と立ちつくす。目の前を競馬場をあとにしようとする人たちが通り過ぎる。そのうちのひとり、30歳前後くらいの男性がすれ違いざま私に向かって、
「マイナス18キロでしたよねえ、あの馬」
 と言ってきた。はっと我に返る私。
「そ、そうです」
 納得できないですよねえ、といった風情で不満そうに立ち去る男性。そうなの、そうなのよ。三歳牡馬が前走から一ヵ月半でマイナス18キロはイヤなのよ。私がオッズシートを出した馬体重発表前、12時9分の時点でキャプテントゥーレの単勝は15.3倍だった。それが確定時には17.1倍になっている。馬体重で人気が落ちた証拠だ。私みたいな悔しい思いをしているひとは他にもたくさんいるに違いない。
 また西船橋まで歩いて居酒屋に。
「俺は最初からキャプテントゥーレみてなかったから」
「でもあなた、弥生賞のあと次走ではキャプテントゥーレが狙い目だって言ってたんだよ」
「ウソ!?」
 私はこのブログの弥生賞の記事を携帯で彼に見せた。

『とりあえず皐月賞軸はマイネルチャールズってことにはなるなだろうなあ。旧相方は⑮キャプテントゥーレ(4着)が狙い目だって(書いてもた!)』

「・・・・バカ野郎・・・・なんで先にいわねーんだよ!」
 激しく動揺し始める相方。
「だって自分が言ったことじゃない」
「なんだよ・・・俺、なんでそう思ったんだろう・・・そんとき・・・」
「4着で次が叩き二戦目だからじゃない?」
「そんな浅い理由のわけねーだろ・・・」
 必死で記憶をたぐる相方。でもなにも手応えがない様子。
「んー、たぶん理由まで私は聞いてないんだと思う。でも”書いてもた”って書いているあたり、たぶんブログに書くなよ、みんなに教えたくないから的なことをあなたは言ったんだと思う」
「そうだよ・・・絶対・・・俺、なにかを弥生賞でキャプテントゥーレに見たんだよ。あ~なんだか全然思い出せない。最近俺、本当に物覚え悪いんだよ! だめだ、メモとっとかないと!」
 これまで私は馬体重に重きを置いて馬券を買ってきた。それが吉と出ることも何度もあった。でもこのところ結果を誤ったことのほうが多い気がするし、今回ほどそれで悔しい思いをしたことはない。去年の皐月賞は私の競馬歴の中で最も興奮したレースだったけど、今回は最も悔しいレースとなった。最近会わないけど、ジムで以前よく話した競馬友、年下既婚者のYさんが、
「馬体重に惑わされるのがイヤだから、あえて前日に買うようにしている」
 といっていたのが今回ほど身に染みたことはない。彼は競馬歴15年以上でここ数年は毎年プラス清算らしい。
 馬体重は参考にはなる。でもやっぱりパドックとか調教とか、自分の目を信じなくちゃダメだ。パドックをみてもキャプテントゥーレはガレているようには見えなかった。なのになのに、ああなのに。なんて私って信念のない弱い人間なの。

P4220010  それでも相方と競馬話に花を咲かせて楽しく飲んで帰宅。機嫌を直して部屋に戻ったら土曜日夜、寝る前に書いたこんなメモがテーブルに残っていた(黒字は撮影前に記入)。なんという潔い買い目。まさに馬券師。数字やひとの意見(人気)を聞くこと、知ることは大切だ。でも最終的には自分の信じたところを貫かなくてはいけない。それで外したときの悔しさといったら一通りではない。競馬って本当に人生の大切なことを教えてくれるわ。ぐっすん。
 翌月曜日ジムに行ったら、帰りがけに競馬友のKさんに会った。私に手招きしてきて、なんか機嫌がよさそう。
「昨日どうした~? 俺さあ、②
スマイルジャック(4番人気9着)が気になったけど、①タケミカヅチ(6番人気2着)も気になったから、1枠から枠連で1000円づつ5点買ったのよ。枠だと千円くらい気軽にはれるじゃない。そしたら2万バック。やっぱ枠連だよ。三頭いるときなんて、保険の保険で的中できるもんなあ」
 私だって万券的中させてるのに、なんなのこの敗北感!

ブログ友の記事はこちら↓
http://toru-torer-torest.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_f49f.html
第45回弥生賞の記事はこちら↓
http://ontheedge.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/45wins_deb5.html

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2008年4月15日 (火)

第68回桜花賞G1@後楽園WINS

 前日の土曜日はいつものメンバーで夕方テニスをした。去年の六月、私を地獄に落とした彼が今回も主催。去年の桜花賞前日はというと私は彼との初デートで、相当舞い上がった文章がここにも掲載された。二年連続で桜花賞前日は彼に会ったことになる。状況は全然違うけど。
 去年の六月に振られて、今年二月、フェブラリーステークスの日に再会して以来二度目のテニス。前回私は悲壮感たっぷりでいっぱいいっぱいだったけど、二度目の今回は少し余裕が出た。余裕が出たところで確信したけど、やっぱり彼は私に相当気を使っているようだ。みんなの手前、私と「普通」にしようと気負い気味の彼。やっぱり負い目を感じているのか。
 三週間の海外出張から早く帰ってこないかしら、と待ち望んだひとが、ようやく帰ってきたと思ったら、
「出張中に他の女の子とつきあうことになった。(私に対する)気持ちは以前と同じではない。俺は移り気だから」
 とアッサリ。こんなこと言う男がいるのかと36歳にして大失恋。これまでにない振られ方だった。
「あ~そんなこともあったけど、色恋沙汰にはよくある話で、しょうがないっしょ。もう一年近く前の話だしねっ!」
 などと屈託なく彼と談笑、というわけには二度目のこの日もいかなかった。ただまあ、テニスに7人で集まってるので、特に彼と談笑しないことに全く不自然はないし、誘ってもらって参加させてもらって当然だけど、彼を不自然に無視したり、ことさら無愛想にしたりとかいったことはしてない。そもそも二人で出かけるようになる以前にも、彼とコートで二人で談笑したことなんて、ほとんどない。
 ただ相方に以前言われたのは、
「あなたは(恋愛に限らず人間関係で)ショックなことがあると、何年経ってもそれありきでその関係を捉える。時々バカみたい、と思うことがある」
 この日もコートサイドで、彼の大学の友人でテニスの連絡等の役目を担ってくれるMちゃんとテニスの練習について話をしていた。私が、スクールに行っていたころプレー中にコーチに注意されると、余計に身体が動かなくなった、と話したら、
「のりちゃんは頭を使いすぎるところがあるから、もっと考えないようにしたほうがいいと思うよ」
 と彼女には珍しい、やけにキッパリした口調で言われた。
(なにそれ? テニス以外のことに関してもなんか含みがあるのっ?!)
 と思ったけど、それこそ「余計なこと考えすぎ」ってことになりそう。
 それにしてもここ数年、人生のイベント、特に恋愛関係がほとんど重賞レースとリンクして記憶されている私は大丈夫か。
 桜花賞当日、午前中はジムに行って競馬友のトレーナーさんに会った。
「聞いてくださいよ~私、大阪杯三連単的中したんですよ」
 トレーナーさんは「旨みがなさそうだから」と先週は大阪杯はやらず、ダービー卿CTに絞っていた。
「へえ、あれけっこう配当よかったよね」
「まさかダービー卿的中してないでしょ?」
 すると高校生の娘さんがいるおっさんが(失礼!)少しハニカミ気味になって、
「いや・・・・それが的中したのよ」
「ウソッ! 100万馬券当たったの?!」
「いやいや馬単よ。いつもの5頭ボックスマルチ」
「ゲッ! トレーナーさんのことだから百円ってことはないですよねえ?!」
「うん・・・・500円♪」
 一万円投入して七万配当したことになる。
「・・・・私たち、過去の勝利に酔っている場合じゃないですよ」
「うん、そうだね!」
「今日、どうします?」
「私はねえ、トールポピー(一番人気結果8着)の複勝圏は確実とみて、軸一頭から4頭に流すよ。三連単マルチで36点」
「私もそれは思いますね。でも私は勝つのはリトルアマポーラ(2番人気結果5着)じゃないかと思ってます。まあ、幸四郎ちょっとアテにできないところありますけど、今まで牡馬にしか負けたことないし、二千走ってるし」
 そんな話をしてジムをあとに。ジムの最寄り駅の改札で、小学校低学年くらいの男の子が磁気定期を差し込む自動改札の挿入口にダイレクトに小銭を入れてしまったところに遭遇。溝にハマっている何枚もの硬貨を取り出そうと苦労していた。人生いつ何が起こるかわからん。
 いつも通り水道橋のコーヒーショップへ。相方は今回の桜花賞に、
「つまらない」
 を連呼していた。一度は私が、
「じゃあ、今回は止める?」
 とメールしたくらい。その返信は「やるよ」の三文字。
「本当につまんねえよなぁ。軸も穴もないよ、こんなレース。7頭くらいの有力馬のうちどれが勝ってもおかしくないもん。それくらいどんぐりの背比べ」
 そんな彼が結局買ったのが、⑩トールポピー軸の相手5頭マルチ三連単60点。
「貧乏なのにバカじゃないの?! 60点なんて的中してもトリマイになるかもしれないじゃん」
P4150001  そんな私はというと、⑨リトルアマポーラ軸に③エイムアットビップ(7着)、⑤オディール(12着)、⑩トールポピー、⑯ブラックエンブレム(10着)の4頭に流して36点。
 結果はJRA史上6位、G1競争では2番目の高額配当を記録した三連単700万馬券が出現。⑮レジネッタ(12番人気)が一着で入線すると、ウインズの数箇所から「爆笑問題田中・・・」の呟きが。私もすぐに思い浮かんだ。田中は東スポの連載で、特に悪くもよくもない、ぼんやりした戦績が続くレジネッタに◎を打っていたのだ。去年の皐月賞再びか? と慌てて相方に土曜売りの東スポを出してもらう。すると田中は二着の⑱エフティマイア(15番人気)、三着の⑬ソーマジック(5番人気)を外していた。でもレジネッタ◎は立派。
 これは配当が出たらどよめくだろうなあ、と思っていたら、全画面に表示になる前、換金機そばの小さな画面に配当が表示された(つまり近くにいる人しか見えない)段階で早くも、
「おお・・・」
 とウインズにおっさんのどよめきが広がった。
 レース後、私が「地獄部屋」と呼ぶ喫煙スペースで相方が煙草を吸っていたら、ニコチンにいぶされながら、そばにいるおっちゃんらが愚痴っていたらしい。
「小牧(レジネッタ騎乗)のやつ・・・いつも小牧だからって馬券を買ってやってるのに、買ってないときに限ってきやがって」
「エフティマイアは拾えねえよなあ・・・」
 ”エフティマイアは拾えない”この台詞は相方もこの日何度も繰り返していた。この日のウインズで、この台詞が何回呟かれたか、できるものならカウントしたい。
 ウインズをあとにしたころから、私のでん部に徐々に痛みが走り始めた。ほとんどピッタリ24時間後、久しぶりにテニスをしたことによる筋肉痛が発生。テニスコートにいた2時間のうち、私がコートに入っていた時間なんてごく短いものなのに。
「あんなにジムに行ってるのに、本当に意味ないよなあ」と相方。
 それにしても今回の桜花賞。今年の三歳牝馬が本当に抜けた馬のいないどんぐりたちなのは証明されたけど(牡馬もか)、それにしたってあれだけ外枠の馬のみで決まったのはおかしい。なにか馬場にあったとしか思えない。

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2008年4月 8日 (火)

第52回大阪杯G2@後楽園WINS

 G1馬4頭、出走馬11頭中(少なっ)重賞ウイナー10頭の豪華メンバーが揃った産経大阪杯、芝2000M。久しぶりに楽しみなレース。オマケに去年ビバ!!スカーレットで過ごした私としては予想しなくていいから楽~と余裕をカマしていた。
「スカーレット軸で相手はサムソン、⑥アサクサキングス、③サンライズマックスまでのマルチでよかろう」
 と相方にメール。正直勝つのは⑦メイショウサムソンだと思っていた。私たちの間でサムソンは寒いと走らない、というのが定説になりつつある。ここまで暖かくなったら走るだろう。追い切りも調子いいみたいだし。相方からの返信。
「アサクサなんて距離が長くてナンボ、決め手がなんもない。それより⑧エイシンデピュティなんで切ってんの? ドリパスは? ②ヴィクトリーは?」
「ドリパスとヴィクトリーの素質は認めるけど最近良績ない。今回も力が発揮できる気がしない。エイシンはマイラーだそうだよ」
「マイラーって誰が決めた? 二千(秋天)の着外一回は単純に重馬場のせいだと思うけど」
「前走の7着はどう説明する?」
「それこそマイル戦の話を二千にもちこんでも。上がり34秒台をコンスタントに刻んでいる。岩田恐ろしいぞ~」
 確かに岩田が恐ろしいのは認める。人気以上の着順によく馬を連れてくる。おまけに追い切りも、⑪ドリームパスポートとヴィクトリーは「?」がつく関係者コメントがついているのに対し、エイシンは東スポによれば「毛ヅヤも冴え、馬体の張りもピカイチ。大駆けムードが漂う」など肯定コメントのみ。
 土曜日の前日発売。びっくりの牝馬4歳⑨ダイワスカーレット一番人気2倍。てっきりサムソンになると思っていたのに。有馬記念二着、デビュー以来連を外したことのない安定性が買われたか。サムソンは二番人気で4倍。サムソンとスカーレットの馬連に至っては270円。忘れもしない、ディープインパクトと④インティライミのダービー時の馬連ですら450円だったのに。三連単に至ってはスカーレット→サムソン→ドリパスで1600円台スタート。先週の日経賞ばりの低配当再びか。私はてっきりアサクサが三番人気になると思っていたのに。相方曰く、
「ドリパスは転厩後調子がでなかったけど、今回から追い切りで長い距離を使うようになった。ここが狙いなのだ。三番人気もみんなそれに気づいている証拠だ」
 土曜日ジムに行ったら競馬友のトレーナーさんが、
「大阪杯はダイワとサムソン固いでしょう。全然旨みないよ。中山のダービー卿だけにする」
 もっともな意見。でも私としてはスカーレットが出るレースを「見」ってわけにもいかないし。
 当日コーヒーショップでいつものように相方と落ち合う。
「本当の一番人気はサムソンだから」
 私ですら二倍の一番人気は異常だと思う。なにか穴がスカーレットを待っている気がして不安。この大阪杯、10年間のうち一番人気が連を外したのが2回しかない。対するダービー卿CTなんてハンデ戦のせいもあって、10年連続一番人気が連を外しているのに。
 馬体重発表。アサクサ16キロ増に加えてスカーレット12キロ増。休み明けとはいえ、今までにない増えっぷり。大丈夫か。相方はこれであっさりスカーレット切りを決定。56キロ斤量がサムソンの59キロと比べて有利といわれるけど、前走の有馬に対してはいきなり三キロ増で、決して言われるほど有利とは思えない。でもこのブログでずっとスカーレットを押してきて、おまけに有馬ではスカーレット軸で最高配当を得た私。ここへきてスカーレットを軸から外すわけないはいかない。それじゃサムソンとの二頭軸でいいのか。一度は青いシートに二頭軸で記入する。でもそれじゃスカーレット軸を標榜する意味がない。サムソンはあっさり勝つ姿も想像できるけど、結局掲示板にもいなかった、も想像がつく。おまけにこの二頭が馬券内にいるとかなりの低配当になるので早々買い目も増やせない。
 そこでこんなふうに購入。P4070001_2一生懸命考えたのがにじみ出ているスカーレット軸の三枚分け三連単28点買い。 相方はサムソンとドリパスの二頭軸でサンライズマックス、⑤ブライトトゥモロー、エイシンデピュティに流したらしい。中山メイン、ダービー卿CTの三連単100万馬券を見てから大阪杯。すぐにハナに立つスカーレット。有馬のときのように二番手あたりで行くかと思いきや。4角で後続馬とあまり差がなく、差されるのを覚悟。三着以内残ってくれよ、と念じていたら、差されるどころかまた伸び始めた。あとで映像でみると、アンカツはギリギリまでムチを入れないし、入れてもたった二発の最低限。並みいる牡馬古馬を尻目にスカーレット一着入線。ウインズに、
「ダイワ強い」
 の声が。私もびっくり。二着は相方推しのエイシンデピュティ、三着にはアサクサが。
「私、当たってる・・・」
「よ、よかったね。万券じゃね?」
 引きつり気味の相方。あとから聞いたら、
(バカ野郎松岡・・・・)
 とドリパス四着のショックに打ちひしがれていたらしい。どっちにしてもサムソン6着だから、二頭軸の両方を外しているのだけど。
「スカーレット頭だから万券はきついかも。でもサムソンはいないから、トリマイにはならないと思うけど・・・」
 なんて言ってたら、7番人気エイシン二着で2万8千円のびっくり高配当。サムソン軸のひとが相当いたと思われる。4年目に突入の私の競馬歴で、三連単一番の高配当に。
P4070006 このあと桜もかなり散った皇居・千鳥が淵にお花見に。水止めの部分では水面を桜の花びらが桃色に覆っている。北の丸付近に勤めて12年目。初めて千鳥が淵のボートに乗ることに。行ってみるとかなりの列が。90分待ちといわれるがどうみてもそこまでには見えなかったので、並んでいたら30分で乗れた。夕方で寒くなっていて、みんなそんなに長々乗らないのだろう。
「俺はもう穴馬を教えない。なんで俺はエイシンをあんなに一生懸命あなたに説得していたんだ」
 いつものように真顔で愚痴る相方。
「バカだなあ。私が的中したらキミにもバックあるのに。なんでそんなに度量がミニマムなの。それにしてもスカーレット軸は決まりでサムソンとの二頭軸で悩んで切って、あなたの意見を入れて人気薄の馬を買い目に入れて的中して、そのあなたが外している。まるっきり有馬と同じ。デジャブみたいだよ」P4070025
「ショックだなあ・・・俺、絶対的中してると思ってたんだよなあ」
「スカーレット切ってそれはすごいよ」
 ボートは30分800円で60分1600円。ボート代は彼が払って、漕ぐのも彼。乗るだけの私はマダミィなひとときを過ごした。こんな寒いの一時間も乗っていられるか、30分で充分、と思ったら結局一時間ギリギリで乗り場に戻る。あんな狭い堀でも、ボートは急には帰れない。そのあとの飲み代は私のおごり。思い入れのある馬で勝って、念願のボートに乗って。こんな一日の最後に飲むお酒は、本当に美味しかった。それにしてもスカーレット。名牝中の名牝、エアグルーヴ以来10年ぶりの同レース牝馬勝利。すごいなあ。

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2008年3月30日 (日)

第56回日経賞G2@後楽園WINS

 先日大学の友達数人で集まった。シングルマザーの友人が一人いて、転職が決まったとの報告があった。専業主婦だった彼女は三年ほど前に息子を連れて離婚した。派遣でしばらく働きながら就職活動をして正社員になったものの、その職場に問題があったようで、働きながら面接を続け、また次の職場を見つけた。今は一年半働いた現在の職場をどうやってスムーズに辞めるかが悩みのタネらしい。そんな逞しい彼女が私に、
「勤続12年目? その状況で? 私からすれば、そんな未来のない状況で転職活動しようとしないあなたがわからない」
 と言われた。私は今の自分の会社生活の行き詰まり感をいろいろ説明したわけではないのに、こんなことを言われた。私は直属の上司と反りが合わない。努力してるつもりだけど、状況は改善より悪化の方向。最近ようやく本気で転職等を考え始めたことを相方に言ったら、
「その年齢で辞めるなんてバカげている。甘い。自分の今の状況は自分の責任だ。その上司との一点のトラブルを除けば、あんたには今の職場が合っている」
「なんという言い草。こっちが何年理不尽な状況にガマンしてると思ってるんだ。その一点が大きいんでしょうが。もうこの話はあんたにはしない」
 とケンカに。それからその話は彼にはしなかった。日々私の気持ちは落ち込むばかり。でも彼に相談したところで理解は得られないので、金曜日も沈んだ気持ちで会社を後にして、彼とはいつもどおりに当たり障りのないメールを交換。でも高松宮記念もやる気にならないなあ、あまりに気力がなかったら競馬はやめて家にいよう、と気力は萎え萎え。土曜も昼近くに起きて、彼にいつもどおり意味のない電話したら、こんなことを言い出した。
「あのさあ、今日の日経賞固いから、よかったら競馬いかない?」
 私はもともと土曜日に競馬をして、日曜日はジムに行ってから月曜に備えて早く休むのが理想。でも重賞が日曜に多いせいで彼と競馬するのは日曜に集中していた。
「え~そんなこと昨日言ってくれれば東スポも買ったし、早起きしたのに~」
「昨日はなんか言える雰囲気じゃなかった」
「なんで? 昨日は電話で話してもいないのに」
「なんかメールの雰囲気よ。勘よ」
 正直びっくり。やっぱりこのひとは他人じゃないなあ、と思う。急いで準備しなければ間に合わないけどそんな気力はない。でもでも、と迷う気持ちを振り絞って出かける準備。
P3300002  昨年のグランプリホース、⑨マツリダゴッホが始動のこのレース。9番人気で勝利を勝ち取った有馬記念と同じコース、同じ距離。あれはフロックだったのかどうか、ここで証明される。彼が固いというとおり、本線は単純に馬柱の実績をみてマツリダと⑤アドマイヤモナーク。珍しく二人とも同じ軸に。アンカツはドバイに行っているので村田に鞍替り。このレース、マツリダが一着だった場合かなりの低配当が予想され、マツリダ一着固定のフォーメーションにするか、モナークとの二頭軸どっちにするか迷う。一着固定のほうが買い目は少ない。結局「競馬に絶対はない」というセオリーに従って二頭軸のこの買い目に。コーヒーショップからウインズに移動。最近相方はパドックの気配で買い目を決める傾向が。二人でぼんやり日経賞のパドックをモニターでみていたら、突然彼が握手を求めてきた。
「?」
「マツリダ、万全だ」
 こんなことは初めて。ちょっと笑った。
 結果はマツリダが三馬身をちぎる圧勝で「本物」を証明。アドマイヤモナークのほうがよほどハラハラさせられた3着。二着は三番人気①トウショウナイトで三連単2650円のびっくり低配当。トリマイです。フォーメーションなら20点買いだったので、これならいちおうプラス。悔やまれる。どっちにしても儲けというほどの儲けはないけど。久しぶりの三連単的中だけど、ガチガチの結果でトリマイ。相方に至っては穴狙って三連単を外し、保険の三連複のみで650円の払い戻し。私よりひどいトリマイ。しかしまあ・・・二人揃って的中も猛烈に久しぶり。そのくらい固いレースだったということですねえ・・・
 桜が満開の現在の東京。ウインズをあとにするとかなり寒くなってくる。方々ぶらぶらしてからプロントに飲みに行って、仕事のことなどいろいろ話す。土曜日なので翌日を気にしないで遅くまで飲める。彼は基本的には転職否定なのは変らない。でも話したら気分はかなり落ち着いてきた。結局11時の閉店までいた。帰ってから、
「特に今週は土曜日に会えてよかった」とメールしたら、
「そういってもらえれば本望」
 自分の全存在を受け止めてくれる他人。私には彼がそうだ。彼が私の人生の問題を具体的に解決したことはない。でも彼は私という存在の全てを受け止めようとしてくれる。こんな他人は今まで男女含めていなかった。恋愛関係になった男の人はいても、あくまで恋愛の範囲を抜けなかった。そういうものだと思っていた。彼が私に甘えてくることはあまりない。時々八つ当たりはあるけど、私のほうがずっと日常的に甘えて、しなだれかかっている。彼はそれを受け止めてくれる。男の人に、他人に愛されるってこういうことだなんだ、と初めて実感した。これも去年の六月に手ひどく振られる経験がなかったら、こんなふうに実感することはなかったと思う。いろいろ問題のある相手だけど、そういう存在が人生にいるということの価値は大きい。今改めてそう思う。
 結局彼は一人で高松宮記念をやりに中山へ。結果はマルカフェニックス軸で玉砕。今日の午前中から昼過ぎまで予想に熱心だっただけに、レース直後は本気で落ち込んでいた。私はジムに行ったら、競馬友のトレーナーさんとKさんに会った。トレーナーさんは二番人気ローレルゲレイロ軸で玉砕。Kさんはスズカフェニックス軸の三連複(5千円弱配当)を取るも、ペールギュントから入った馬単で玉砕。トータルではマイナスらしい。みんな勝ったファイングレインは拾っていて、一番人気のスズカフェニックスをヒモに落とし(最内枠は差し馬にはちとつらい)、二着になったキンサシャノキセキ(五番人気)を切っていることで共通している。
 ほんと、あの上司とのトラブルがなければ、私の生活、差し当たっては何も問題のない楽しいものなのになあと思う。こういう悩みがちな状況になると、本当に私は愛情深い、いいひとたちに囲まれているなあと実感する。感謝できる。一人を除いて。
 楽しいだけの人生は歩ませないということか。

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2008年3月23日 (日)

第56回阪神大章典G2@後楽園WINS

P3230001  一週お休みして今週の競馬。軸が見つけられない16頭立てのスプリンターズステークスなんかより、この13頭立て、実質6頭立ての阪神大章典で当てていこうって話ですよ。毎年銀行レースの呼び声高い阪神大章典。低配当が予想されるので、馬連や馬単で点数少なく厚く賭けていきたいところです。六頭とはもちろん①アドマイヤジュピタ、②アイポッパー、③ポップロック、⑦ダークメッセージ、⑨トウカイトリック、⑪アドマイヤフジ
 私の軸は⑪アドマイヤフジ。前走京都記念20キロ増で2着だったフジが、今回マイナス四キロ。これはいいんじゃないですかね~距離経験・実績がないのが難点だけど、進境著しいフジで決まりでしょう! 一番人気③ポップロックは確かに実績で一枚上って感じだけど、旨みがないのと休養明けがマイナス要因で軸から外し。見よ、この四枚のアドマイヤフジ馬券。軸の相手はこの3000Mに実績のある⑨トウカイトリック。
 結果は綺麗に①-②-③で決まり。仲良く58キロのトップハンデ組で決まってしまいました。ホント、いつも思うけど3000Mって長いですねえ。なかなか4角にこない。長距離は騎手で買え、ともよく言いますが、岩田、藤田、武の実績ある三人で本当に決まってしまいました。
 私、最近公私共にどん詰まり感が濃厚で気分の晴れない日々なのですが、追い討ちをかけるようなこの結果。実生活より先に競馬は今年に入ってから本当に手応えのないつまらん敗北ばかり。私なんて本当に人生いろいろ諦めて生きてるんだから、せめてスムーズに日常を送らせてくれよ、と思うものの人生そうさせてもくれず。出るのはため息ばかり。
 メインレースが終わって水道橋付近を歩いていると、コンビニの外にカップ酒を買ってたむろしているおっちゃん連中が毎回いる。そのたむろしている中にも入らず、ひとりぼんやりカップ酒をすすっているようなおっちゃんも。そんな画になんかシンパシーを感じてしまう昨今。は~あ・・・・
 とにかく結論。アドマイヤフジの調子が悪かったとはとても思えない。ズバリ、三千は長すぎる。距離適性ナシ!

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2008年3月11日 (火)

第45回弥生賞G2@後楽園WINS

P3110003  皐月賞トライアルということで皐月賞の予習の意味を込めて今週末はこれ。しかし軸を作れないのが今年の三歳牡馬路線(この台詞、競馬ファンはみんな飽きてるんだろうなあ)。仕方ないのでワイドでせこく当てていこうかと。ワイドの場合配当を考えると一番人気がらみは外したいので⑬ブラックシェルは切り。また出遅れるかもしれないしね。
「ブラックシェル切りはないだろう。武も皐月賞に出るためにここは意地でも三着以内狙ってくるぞ」
 と旧相方。でも意地で三着に入れたら苦労ないもんね。
 私が選んだのは既に中山二千に実績のある③マイネルチャールズ、追いきりがよく見えた⑥スズジュピター(結果6着)、この二戦全て34秒台の上がりのある⑦フサイチアソート(12着。やっぱり上がりは34秒台なのに)、同じ理由で⑫アインラクス(7着。こちらも同じ)。
 結果はマイネルチャールズ一着はいいとして、2着ブラックシェルの3着は柴田善から木幡に当日鞍代わりした②
タケミカヅチ。すごい・・・私、ワイドで外している。旧相方もどんな買い方したか知らないけどマイネルチャールズとタケミカヅチを切っていて外れ。うーん、なんか惰性で競馬をやっている経験のあるこの感覚・・・外れても至って手ごたえなくつまらない。しばらく止めたほうがいいのかしら・・・とまたしても思っている今日この頃。花粉症がつらいわ。とりあえず皐月賞軸はマイネルチャールズってことにはなるなだろうなあ。旧相方は⑮キャプテントゥーレ(4着)が狙い目だって(書いてもた!)

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2008年3月 2日 (日)

第82回中山記念G2@後楽園WINS

P3020001  開幕週だから先行馬有利とも言うし、⑥コンゴウリキシオー(13着)、⑬ヨイチサウス(14着)ら同型先行馬が揃ったこのレースなのでハイペース見込み、差し馬天国になるともいうし、どっちやねん。まあ近走実績をみて⑤エアシェイディ(3着)の複勝圏は磐石だろうということで、ヒモをどうするか。内枠に入って先行できる②チョウサンは狙い目と判断(結果9着)。あとの候補は⑦カンパニー、⑧アサカディフィートおじいちゃん、⑨リキッドノーツ(10着)、⑪マルカシェンク、⑯エイシンドーバーまで。上位拮抗のこのレース、三連複・馬連などの配当は望めそうにないので三連単を狙っていきたいけど、手を広げる資金もない。そこで前走の上がり33.4に期待して⑨リキッドノーツと、今までず~っと拾っては裏切られてきた⑪マルカシェンクに今度こその期待をこめて勝負。これに私のお誕生日馬券⑦⑧にいかにもありそうな有力馬がきたのでカンパニー=アサカディフィートのワイドを購入。これでどっちか当たらないかしらと期待。おかしなもので、私、有馬記念以来ずっと外れ続けているのに、毎回買うときは的中している気がするんですよねえ。ああ怖い。P3020002_3
 結果は⑦カンパニーの勝利で二着は7番人気⑯エイシンドーバー。1800の連帯率100%なのは知っていたけど、ここでは相手が揃ったかと思って切ったら結局100%を維持されてしまった。三連単はあまり惜しくもないけど、ワイドもおじいちゃんが5着で外してるし。でも最速上がりはそのおじいちゃんの33.9。カンパニーは2~7着のどの馬よりも上がりが遅い。そもそも二番人気のカンパニーだけど、これはハイペースになって差し馬天国になった場合を想定しての人気と思われます。ところが実際は先行馬がやりあうことがまるでなく、結果的にハナ切ったコンゴウリキシオーもぶっちぎることなくミドルペース。差し馬カテゴリーのくせにずっと二番手あたりにいた横典の好騎乗による勝利というわけで、人気を支える理由と結果が合ってない! 横典特有の決め打ちか! あ~も~競馬ってわかんない!
 旧相方もカンパニー切りで外しています。そろそろ的中したい。

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2008年2月24日 (日)

第25回フェブラリーステークスG1@後楽園WINS

 土日連闘です。私と旧相方が。もはや土日出勤的様相を呈している。
 土曜日仲良くアドマイヤオーラ切りで京都記念を撃沈したあと、翌日の今年最初のG1、フェブラリーステークスの予想を開始。私は当日テニスしてからウインズ直行の予定で、土曜日中に予想を固めなくてはならない。当日オッズをじっくりチェックする時間がないのはつらいけど、G1なので金曜の時点で枠順が確定しているのがありがたい。
 まずざっとみて八頭立てなのを確信。複勝圏内に入る資格があるのは④フィールドルージュ、⑤クワイエットデイ、⑦ドラゴンファイヤー、⑧ロングプライド、⑨メイショウトウコン、⑩ブルーコンコルド、⑮ヴァーミリアン、⑯ワイルドワンダーまで。多少の違いはあっても、みんなこの辺から絞り込んでいくはず。G1三連勝中ヴァーミリアン一番人気はわかっているので、ヴァーミリアン一着で二三着にこの中にいるであろう人気馬がくれば、激安配当も予想される。⑮ヴァーミリアンがいない(もしくは一着から落ちる)荒れ馬券をあてにするか、固いところで決まるであろうということで間口を狭くして決め打ちするか。
「もうわからないから⑮ヴァーミリアン頭固定にしようかしら」
「それは止めたほうがいいよなあ。危険だよ」
 確かに⑮ヴァーミリアン、この距離は短いのではないかという感じはする。前走で出走取り消しになった影響はないのかしら。追いきりでは「影響なし」との複数の評価を得ているけれど。
「じゃあ、あなたはどれ軸で行くのよ」
「⑩ブルーコンコルドで決まり。こいつは俺は前からマイラーだと思っていた。1600なら走る。近走がイマイチなのは距離が合わないせい」
 なるほどね~マイル実績みると<4203>ですよ。
「でも東京に実績がないのが気にはなる」
 東京ダートをみると<1107>。これは確かにこのメンバーの中で軸にするにはちょっと不安な気が。
 早々に解散して帰宅。初めて予約した地上波デジタルによる「ウイニング競馬」がちゃんと撮れているかしらとドキドキしながら帰ったら、ちゃんと撮れていた。新しもの好きの父が買った次世代DVD。東芝の撤退に呼応して即ブルーレイ購入。設営を妹に丸投げして中国出張へ。今までうちは地上波デジタルの録画ができなかったけど、今度はハードディスクに地上波デジタルで録画できます。嬉しい。
 録画の地上波デジタルで(くどい)調教映像を何度もみながら出馬表検討。そして調教のよさ、おそらくマイルは範囲であろう実績、左回り<3001>を評価して⑧ロングプライドを軸に。そんなにバカに人気でないところがいい(最終的には4番人気)。頼むよペリエちゃん! これにヴァーミリアンかワイルドワンダーの人気二頭のうち当日の気配がよさそうなほうを二頭軸の相手にしよう。どうせこの二頭を軸にしたら、低配当決定なんだから、あたってもそんなもんいらないもんね。
 そして日曜日。関東地方は電車に遅延、運転中止が続出する、近年まれに見る北風強風。テニスはインドアだったからなんとかなったものの、これが競馬に影響しないとは思えない。でも重馬場はともかく、風ってどう判断したらいいの。
「馬体の軽い馬はつらいんじゃねーか?」
P2240001  ウインズに向かう途中、旧相方からのメールが。確かに一理ある。すっかり走る気萎えて、差し足不発の馬も出そう。これはある程度前で競馬ができないと。というわけで、452キロの差し馬ワイルドワンダーではなく一番人気にして520キロの先行馬ヴァーミリアンを軸の相手に。ワイルドワンダーもがっさり減っていればヒモからも切れるのに、増えて来たのでさすがに切れず。買い目を減らすべく、スポニチ矢内さんイチオシの⑨メイショウトウコンは東京ダート<0002>、マイル成績も<0001>で切り。
 G1とのことでなかなかにぎやかな後楽園。スタートしてしばらくして実況が
「おっと、④フィールドルージュ、競争中止のようです」
 後方で事故ったようでカメラには映っておらず、二番人気の競争中止に大きくどよめくウインズ。こういうとき、本当に場の一体感を感じる。おっちゃんら、一人で来ている人たくさんいるのに。私はこのとき二番人気はワイルドワンダーだと思い込んでいたけど(三番人気)。
 結果は⑮ヴァーミリアンの貫録勝ちで、二着が、
「ほら見ろ、俺の軸馬は100%来るんだ」
 と旧相方がいつものしたり顔の⑩ブルーコンコルド。
「取ったの?」
「ううん、軸の相手、⑤クワイエットデイ(6着)。穴党だから、俺。パドックでよくみえたんだよなあ」
 私の軸馬ロングプライドは4着。ワイルドワンダーと入れ替わっていれば高額配当で的中だったのに!
 二人ともショックなのが、低配当だからと避けたヴァーミリアン、ワイルドワンダーが一、三着でありながら、真ん中にブルーコンコルドがいるせいで三連単17550円の意外な高配当だったこと。
「あーこんなことなら、あなたのいうことなんて聞かないでヴァーミリアン頭固定にしてれば的中してたのにぃぃ。やっぱりオッズシート見る暇もなく慌しく競馬なんてしちゃいけないんだあぁぁ」
「なんでこんなにブルーコンコルドの評価低いんだよ、おかしいよ・・・・」
 私の言うことは聞いてもいない様子で気落ちする旧相方。まあ、このひとは月曜から東スポ買って、気合の入れ方が違うのだけど。
 このあと水道橋の「日本海庄屋」へ。週末水道橋出勤の私達なのに初めて行く。土日負けているので安いところよね・・・と寂しく「庄屋系」を選んだのに、「庄屋」みたいに安くなかった。でも量もあるし、メニュー数も多くかつけっこうそそられるのが多くて、二人とも大満足。味もなかなか。今度は勝ってここで頼みたいものを頼みたいだけ頼もうね、と話し合う貧乏な二人。でも「競馬で勝ったら・・・」の”if”はよく口にするわりに、実現した記憶はあまりない。

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2008年2月11日 (月)

第13回シルクロードS G3@後楽園WINS

 クラシック路線を見据え、共同通信杯をやるつもりでいたら前日の降雪により中止。当日は晴れていたのに。急遽シルクロードステークスに変更を余儀なくされ、行きの電車の中で予想開始。なんちゅうこっちゃ。
 混戦予想の京都1200M。⑫アストンマーチャンが人気になるのはわかっていたので、ここは中穴、6番人気④クールシャローン軸でいこうかと。近走の成績がいいのに加えて53キロの軽量。カワカミプリンセスと同じキングヘイロー産駒で、なおかつ馬主さんが私と同じカワカミさん。これは軸にしなくちゃあかんでしょ、と心に決めていつもどおり後楽園ウインズ近くのコーヒーショップで旧相方と落ち合う。バレンタインデーということでケーキを二つ買って二人でパクつく。
「あなた、急にシルクロードSの予想始めたみたいだけど、参加する資格あるんですか?」
 と言って、パソコンからプリントアウトした資料をごっそり取り出す旧相方。去年のシルクロードSの東スポまで。いつも以上の意気込み。
「何が聞きたい?」
「急に何がと申しましても・・・・」
「俺は今回はばっちり見えたよ」
「・・・・・」
「昨日の白富士ステークスみただろ? ヨイチサウス(13番人気)の勝因はなんだ?」
 異様な気迫で詰め寄ってくる旧相方。
「端切ってスロー展開の自分のペースでレースを運べたことだってゆってましたよ。ウイニング競馬見てたら」
「そうだよ、それだよ。今回はどうだ?」
「マーチャンが端切るんじゃないですか?」
「でも今回は違うだろ? クールシャローンとか先行く馬が他にいるじゃないか。ヨイチサウスは同型馬がいなかったからあれができたんだよ。今回はマーチャンにクールシャローン他の先行馬が端を取り合って、先行馬は最後ぐずぐずになる。差し足天国決定だ」
「と、なるとどの馬が・・?」
「⑥ペールギュント(結果9着)に、冬に良績がある⑨アイルラヴァゲイン(15着)で決まりだ。二頭軸だ!」
「マーチャンは?」
「ま、せいぜいヒモだな」
 それから有力馬一頭一頭の全戦歴から、重馬場、冬、短距離の実績をチェックしながら解説。
「な、この馬はホレ、近走三着以内ばかりだろ」
 と数字を赤ペンでチェック。
「あ、単勝人気順位のところにチェック入れてるよ、着順じゃなくて」
「あ、本当だ」
 本当にアテにしていいのか、このひと。
「久しぶりに楽しみなレースになったなあ。先行馬は落ちる。マーチャンもクールシャローンもいらない。1200の短距離に14番から外枠もいらない」
「そこまで確信に満ちていたら、その通りに買うのがいいと思います」
 私はというと、さすがに同じ買い目で心中する気にはなれないものの、ここまで自信をみなぎらせる彼の意見を無視することもできず。どうしよう。でもカワカミさんつながりもあるし、彼が三連単を取れなかったときに私が三連複でフォローするような形でとれればいいんじゃないかしら。と、クールシャローン軸に流そうかと思ったら、なぜかボックスのマークシートに記入し始めている私。まずい。これはいつもの神のオツゲ。こういうときは予想が根本的に違うのだ。でももう時間もない、とにかく広げることだけは止めようと、④クールシャローン軸にこんなふうに購入。
P2110001  ①ファイングレインはクールシャローンが二着になった前走の優勝馬で調教もよく見えた。⑦のテイエムノブシオーは彼イチオシの穴馬(12着)。最軽量馬52キロにして重馬場に勝ち星のある⑩プリンセスルシータ(6着)に、⑫マーチャンまで。
 結果はファイングレインの差し足が炸裂したのに加えて、二着⑬コパノフウジン(11番人気)、三着⑭ステキシンスケクン5番人気 名前がキライ)。三連複9万4千円、三連単64万円。しばらく言葉もなく落ち込む彼。
「まあ・・・マーチャン(10着)もクールシャローン(11着)も先行馬が沈んで、差し足のファイングレインが勝つというところまでは当たってたねえ」
「・・・・・そうだ。俺の予想は必ず何かが当たっているんだ」
「でも結局マーチャン拾ってたでしょ」
「・・・・・パドック見てたらよく見えて」
「あなたいっつもそうよね。有馬記念のサムソンとかさ。人気馬を切る予想をするのに、寸前になると拾っちゃうの」
「言うな、わかってる!」
 彼は雪で月曜に延期になった京都10Rエルフィンステークスに共同通信杯もやるつもりらしい。
「本来この二つのレースは同じ日ではなかった。俺にこのレースをやれという競馬のカミサマの計らいだ」
 私が「私は霊媒体質だ」(本当です)などというと真っ向否定してくるくせに、こういうときはカミサマをもちだす彼。
 それにしても最近勝ちから遠ざかってる。来週は用事があるので競馬はお休みの予定。再来週のG1、フェブラリーステークスに備えます。ビバ!スカーレット!!

追記:一人で月曜競馬の彼。京都9R三連単を三頭ボックスで的中させたようで、自慢のために写メしてきました。このひと当たるときって、こういうふうに妙に点数少ない傾向が。D10002642 配当は一万五千円。しかし10RエルフィンSはマヌケなことに変更前の馬番で購入してしまったらしい。昨日あれほど変更後の出馬表欲しがってたくせに。どっちにしてもヒモで外してたみたいだけど。父クロフネ、母エアグルーヴの超良血馬ポルトフィーノ。ついに出たクラシック大本命。共同通信杯はサダムイダテン頭固定で不的中。さすが平場の男。

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2008年2月 3日 (日)

第58回東京新聞杯G3@後楽園WINS

P2030001  私のブログは一記事が長くて読むのが面倒くさいと思われるでしょうが、今回ばかりはいつものように長々書けません。三連複で50万、三連単で250万配当。書くことないわ、こんなの! 勝てるかバカっ。勝たなくてヨシっ!
 確かにわかりにくいレースだったけど、それなりに有力馬というのはもちろんいました。いちおう買い目は⑤カンパニー(一番人気4着)軸に三連複でこんな感じ。書くのもアホらしいですが、軸を⑫ハイアーゲーム(5着)とどちらにするか、延々ムダに悩みました。最初は確信のハイアーゲームだったのですが、体重が4キロ増し。ここで増えていたらおかしい。これにはかなり戸惑いました。調教もパドックの様子もよかったのでヒモにはしましたが。ヒモに⑧エイシンデュピティ(二番人気7着)がいないのは意図的に外したのではなく、マークし忘れたのです。7頭に流すつもりでした。旧相方もマーキングを間違って券売機に三回くらいシートをつき返されたそうです。このレースはしないほうがいいよ、ってカミサマがこんなふうに教えてくれることは少なくありません。今までにこういう経験は何度もありました。でも結局買ってしまうのです。アタシのバカバカバカ! 結果は16頭立てで、一着⑦ローレルゲレイロ。重賞戦線で毎度いまいちなローレルゲレイロ。新馬戦からこれでようやく二勝目の6番人気。これだって私もヒモには入れてるけど、切りとのエッジにかかっていた。調教がいいそうなので入れただけ。二着は⑨リキッドノーツ13番人気。特記事項なし。可もなく不可もなしで切り。三着①タマモサポート12番人気。タマモサポートとローレルゲレイロ、どっちを拾うか迷っていたくらいです。けっこう自信ある買い目だったのですが。他のヒモは、⑩ジョリーダンス(4番人気6着)、⑪リザーブカード(10番人気11着)、⑬カネトシツヨシオー(7番人気9着)、⑯サイレントプライド(三番人気8着)。結局どういうレースだったんだろう、これ・・・・

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2008年1月28日 (月)

第49回AJCC G2@浅草WINS

P1280003_3  初詣には何度も来ている浅草。今回初めて競馬で来ました。
 警察の誘導がでる初詣ほどではないにしても、やっぱりすごいひと。落ち着いてお参りができるかといったらそうでもなく、それなりに混雑。さすが日本を代表する観光地。風情があるというよりは、雑多で面白い街という印象です。
 浅草寺のおみくじは三分の一が凶という話は何度かここに書きました。旧相方は連続三回くらい凶のはず。1月に会った女友達も今年ここで凶を引き、彼女の行きつけの美容師にその話をしたら、その美容師さんも凶だったらしい。私は凶が出るのが怖くて引かないことにしているけど、いつもここのおみくじは賑わっている。何箇所にもおみくじ売り場がある。他のお寺ではなかなか引けない凶が多発するせいで、みんな何度も引いてしまうんだろうか。旧相方が性懲りもなくまたひいてるよ、と思ったら意外にも大吉。ここで引くとなにやら価値が異様にあるように思える。一ヶ月前にもならない今年の初詣では、なにやってもダメ、救いなし大殺界的凶だったのが、今回は「空中に矢を射ても獲物が落ちてくる」と、なんでもウエルカム、ウハウハ人生。人生って本当にわからないものですね。
 さて中山メイン、アメリカジョッキークラブカップ。話題は関東移籍後初の⑩ドリームパスポート出走。相手を見る限り、戦歴は明瞭に格上。調教の走りも素晴らしい。穴党のスポニチ矢内さんが◎を打ったくらい。不安材料はその転厩。調教、水、環境、人、全てが変った中で、清水成駿はドリパス自身、今日がレースとわかっているのかと。浅草ウインズでオッズシートをゲットしてからコーヒーショップを求めてさまよい歩く。路面に出たタイプの飲み屋が多く、みんな混雑。昼間からみんな飲みまくっている。これが浅草? 結局大通りのモスバーガーへ。
「ここ読んだ? ドリパスの助手のコメント。”状態がどの位置にあるのかつかみきれないが、やはり乗り味が違う。まず大丈夫”だって。”状態がどの位置にあるかつかみきれない”ってやっぱりやばいよ」
 と、旧相方。
「じゃあドリパス切るの?」
「切りはしないけどヒモだなあ」
「三着外すことあるかなあ?」
「それはないと思いたいけどね」
P1280014  鞍が変わっても結果を出してきたのがドリパス。転厩しても大丈夫でしょう。しきりといわれるのが、有馬記念で騎手が振り落とされそうになる不利がありながら6着だったこと。後ろにはサムソン、ウォッカが。オッズをみると、ドリパスがらみの馬券でくると激安。ここはドリパスが一着じゃなかったらいらないと、こんなふうに馬単で購入。デスノート萩原流行は⑩ドリームパスポート⇔⑨シルクネクサスで、まさかドリパスではないだろうと⑨シルクネクサスよさらば。
 結果はそのまさかのドリパス5着。ドリパスじゃなければ一着は⑤エアシェイディだと思っていたけど、二着こそ私にはオドロキの⑪トウショウナイト。このところイマイチだったのにぃ~それにしても今回はまた同じことを学びました。不安要素のある人気馬は軸にしてはいけない。基本じゃねーかよ、考えてみたら。みんなそうだろうけど、ここで負けないで欲しいって願望もあったんだよねえ。デスノート萩原流行、有力馬を両方着内から落とすとは立派。有馬記念のメイショウサムソン=ポップロック再びだわ。矢内さんもサムソンは有馬のとき○にしていて、穴党の矢内さんが本命にきたらその馬も軸にしてはいかん。矢内さん、調教解説してるだけになんかコメントに振り回されてしまう私。しかもちょっと好みなのよね~アハハ。全然かっこよくないけど、矢内さんと競馬デートしたいわ♪
 旧相方は次こそと京都メイン平安ステークスも。そこで中山12Rのパドックが回り始めた。
「平安ステークスの馬券買った?」
「中山のパドック見てから」
 私は一日1レース入魂なので旧相方の馬券をワキからみていた。ドラゴンファイヤー、ロングプライドあたりを中心に考えている様子。
「メイショウトウコンは入れなよ。ヒモでいいから」
「俺はJCダートのときもこいつを軽く見ていたんだ(4着)」
 ヴァーミリアン不在のレースでなに考えてんだと、やいやいやっていたら平安ステークスのスターターが画面に。
「あれ?」
 いつもの後楽園ウインズと違って、目の前に「締め切り何分前」を示したオッズ画面がなく、知らない間に締め切りが。マヌケなことに、締め切りのベルを二人ともその前に聞いていて、「なんの音だろね?」なんてゆっていたのだ。青ざめる旧相方を尻目にスタート。結果は彼が切っていたクワイエットデイ、マコトスバルピエロなどで決着。
「買わなくてよかったねえ。やっぱりお参りした成果よ。大吉だよ」
 私の言葉に複雑な表情の旧相方。このあと中山12Rの三連複をとるも、三連単で外してレースとしてはトリマイ。一着になったクワイエットデイ、6番人気ながら、爆笑問題田中、トレセン探券隊明神氏と穴党が◎にしていた。
 飲み屋が土日は早くから開いている浅草。お正月に行った「鳥平」を再訪。そのとき気になっていたけど食べなかった千円の鳥から揚げで彼のお誕生日祝い。去年誕生日を忘れていて、エラいことなった。千円の鶏からは量も別に多くなく、普通の居酒屋と同じくらい。特製らしきからあげ粉をつけて揚げてありました。味は美味しいけど、さすが千円!ってほどではない気が。鳥平のテレビで大相撲千秋楽、白鵬が朝青龍を負かすところを見て帰ってきました。帰りに有名っぽい店で210円の肉まんを買って立ち食い。こっちのが肉汁がじゅわっと入っていて、美味しさに感動があった。

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2008年1月22日 (火)

第48回京成杯G3@後楽園WINS

 なかなか面白いメンバーが揃った日経新春杯をやるつもりが、京都は日曜の天気や馬場の状態が読みにくかったので、良馬場ほぼ確定の中山メイン京成杯を選択することに。
 というわけで、またまたいまひとつぱっとしない今年の明け三歳路線。飛びぬけてすごい馬がまたしても見当たらない。こうなるとやっぱり波乱期待。軸を決めて、穴祈願三連複が妥当か。
 中山芝コースは内枠先行馬が結果的に有利なことが多い。このレースの過去データをみても、着内はせいぜい13番まで。最内がいいとは言わないが真ん中くらいまでには入りたいところ。ところが有力馬がみんな外側に来てしまった。一番人気は⑪マイネルチャールズ。中山二千に実績あり。差し馬なのでそれほど内側にいなくても不利にはならない。調教もぐんと伸びる飛びっぷりで、よく見えた。騎手松岡曰く勝負根性も強いらしい。でも「的中率より回収率」の私が一番人気軸ってねえ・・・となると常に上がり34秒台(二戦しかしてないけど)の唯一牝馬⑬リトルアマポーラか。しかしアマポーラちゃん、調教が私にはそれほどよくは見えなかったし、マイルしか経験ないのも痛い。アマポーラちゃんの前走の勝ちっぷりはなかなかだったものの、2ハロンの距離延長に加えて中山の坂を上りながら同じように差し足が炸裂するかどうかは賭け。そのくせ日曜の昼ごろにはチャールズと並んで一番人気にもなって、不安材料があるのに中穴軸にもならない。人気の幸四郎も不安材料。人気でコケて中穴人気でなにかをやらかすのが幸四郎。⑮アイティトップは出走メンバーで中山2000Mの最速記録保持者。その前走寒竹賞が中山金杯と同じ日で、私は金杯と同じ条件の寒竹賞を参考にしようと、中山競馬場コース前で震えながら見ていた。アイティトップは11番で一着になり(二三着は④②)、差し足もなかなか豪快だった。目の前で見ただけに印象が強い。東スポ調教採点もいいし、前走の疲れが残っているのコメントもなし。土曜日にウイニング競馬でみた調教映像は私の目にもよく見えた。でも中一週というのはどうしても不安。芝での激走がどれだけ消耗を生むか。適切なローテーションで来た馬とはやはりリスクの度合いが違う。というわけで、有力馬の中で最内、ローテーションもよく、中山芝2000に良績がある結局の一番人気⑪マイネルチャールズ軸にこんなふうに購入。
P1220001_2  これで⑮アイティトップの馬体重が激減りしていたらわかりやすいんだけどそんなこともなく-2キロ。最内の先行馬①ランチボックスはもちろん拾い(結果は二千もたず12着)。⑯マイネルファルは先行馬で、これで内側にいたら絶対拾いなんだけど、大外はいかにも不利なので切り(7着)。悩んだのが③ダンツウイニング、⑤ベンチャーナインと⑥ショウナンアクロス、⑧ゴールドストレイン、⑩ドットコムあたりからどれを拾うか。⑧ゴールドストレインは休養明けが難点だけど14キロ増で育っているかと拾い(11着)。③ダンツウイニングは内枠なのと前走ラジオNIKKEI杯5着を評価(5着)。⑩ドットコムは着内を外したことがないし(10着)、⑭ステルスソニックは一戦一勝馬で、こういうのがよく配当を上げたりする。一戦一勝馬って、結局わからないの一言に尽きてしまう。屋根は新馬戦に続いて蛯名だし(8着)。悩んで⑥ショウナンアクロスは出遅れがあまりに多いので切り(13着)。⑤ベンチャーナインは取捨選択の中で特記事項なく切り。
 結果はと言うと、⑪マイネルチャールズが予想以上に抜けた強さを発揮。それはいいとして二着が⑤ベンチャーナイン。三着は中一週でもの⑮アイティトップ。三連複万券。最後にぼやっと切った⑤ベンチャーナインがきてしまい、悔しいこと限りなし。これは取らなくてはいけないレースだったと悔し涙に震えた。旧相方は⑪マイネルチャールズと①ランチボックス、③ダンツウイニングのそれぞれ二頭軸で小頭数のマルチを組んで沈没。もう二頭軸はやらねーと今更決意。二頭軸って本当に難しい。
 日経新春杯はレース時には雨が降り出したけど馬場は良のまま。一着のアンカツ騎乗アドマイヤモナークに意外性はないけど、3着テイエムプリキュアって・・・yahoo競馬の直前情報に「能力はあるのにどうして走らないのかわからない」って書かれていたのが印象的だった彼女。こんなふうに書かれる馬はなかなかいない。東スポ連載の爆笑問題田中がダークメッセージ(二着)を軸にして六頭に流し、マルチ90点で46万馬券的中。
「こんだけ点数買えればそりゃ当たるわ」
 と負け惜しみの旧相方。仮に三連複でこのレースに挑んだとして、田中と同じように軸一頭から6頭に流すと18点でこれなら私や彼でも買える。それでヒモ六頭にプリキュアさんを拾って8万4千円をゲットしていたかというとかなり怪しい。爆問田中、穴党の面目躍如。
 土曜日中山メイン、ニューイヤーステークスのマルカシェンクには感動した。その昔軸にしては私を裏切ったマルカシェンク。出走前からテレビの前でドキドキしてしまい、勝ったのを見たときにはとても嬉しかった。何度も私に煮え湯を飲ませたマルカシェンク。実に一年ぶりのレースで端に立ったままで入線。相手が弱いとはいえ強い姿だった。二年二ヶ月ぶりの勝利にもかかわらず、まだ5歳らしい。今年の重賞戦線での活躍が楽しみ。

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2008年1月14日 (月)

第42回シンザン記念G3@後楽園WINS

P1140001  結果からいうと的中してます。2100円投入して2530円バック。430円の儲け(?)。どないやねん。これなら⑤ドリームシグナルの単勝に全額つっこんだほうが290円と高配当やんけ。
 節約の意味でも基本一週1レース専念の私。えらい年寄り馬がいっぱいのガーネットステークスG3より、クラシック戦線を睨んだ予習もかねてシンザン記念を選ぶことに。しかし、である。その割にはメンバーがしょぼい。去年スカーレットとオーラがしのぎを削ったのと同じレースと思えない。とにかく一勝馬とかが多すぎる。クラシック、ひいては競馬界を一年盛り上げるエリートがいない。
 しょぼい中でもやっぱり⑤ドリームシグナルは出走レースの格、実績で抜けている印象。内枠先行馬決着だった朝日杯でも差し馬ながら4着だし。当然の一番人気。的中率より回収率をモットーとする私としてはシグナル軸は甚だ不本意。おまけに午前中はやや重発表。昼ごろ良に切り替わるも、差し足が殺される可能性大。
「でも岩田が自ら望んで二度も追い切り乗ったんだろう? これは勝ちに来てるだろ。絶対軸でいいんじゃねえか?」
 と旧相方。まあねえ。やや重の京王二歳ステークスでも2着になってるし。
 他がとにかくぱっとしないのでどう買うか頭を悩ませ、波乱期待で三連複に軸一頭で流すことに。一レース2~3千円を基本予算にしたいので、トリマイの可能性もあるけど一頭軸なら7頭に流せる。15頭から7頭選ぶのにもかなり迷った。一度は先行馬を全部拾おうかと思ったくらい。でもいかんせん③ジェイラッガーあたりは芝経験が少ないしマイルを走ったことがないダート馬。とにかくこのメンバー、あまり長い距離を走ったことない方たちばかり。②メジロガストンはこの時期マイナス12キロは減りすぎの上に実績がイマイチ。追い切りもよく見えてこのレースの相性のいい武を屋根に確保できた①ミッキーチアフルは軸をシグナルとどっちにしようか迷ったくらい(結果5着)。追い切りがよく見えた⑨マヤノベンケイ(結果3着)、この時点で二連勝の⑮ダイワマックワン。私はこの馬に一番穴期待をかけていたけど、結果は11着でした。これに中程度の成績の⑦チョウサンデイ、復調を言われる⑧オースミマーシャル。藤田が戻って身体も絞れた⑭ウイントリガー。④ドリームガードナーは前走がいかにもイマイチの上に私には追い切りもイマイチにみえた。だけど朝日杯以前の成績はなかなかだし、アンカツが中人気の馬を着内に導いたのは何度も見たことがある。最後に悩んで拾うことに。⑫タケミカヅチは上がり1F33秒をもつ馬だけど、10キロの体重増と追いきりがイマイチに見えたので切ることに。旧相方はいつもの中穴狙いで⑤ドリームシグナルと⑫タケミカヅチの二頭軸で三連単を買っていた。
 スタート。とにかく岩田、ちゃんとやれよ~と思いながら見守る。するとアナタ、道中ドリームシグナルの位置が下がるじゃありませんか。おいおい、なにやってんだ岩田~と思ったら4角大外から加速。ようやくかい・・・着内間に合うのかね・・・頼むよ三着以内! と思ったらあれよあれよと差していって結局二着④ドリームガードナーに二馬身以上離した勝利。
(岩田、プロだね・・・)
 と今更ながら思ったり。今回シンザン記念はしょぼいメンバーだ、そうでなくても今年のクラシックは牡馬牝馬ともにぱっとしない、と思っていたけど、予想以上に強い勝ち方だった。少なくともこのレースに参加した他の馬とは格が違う印象。まあ、上がりも35.6ととりたててすごいタイムじゃないけど、やや重寄りの良と考えれば。
 固いところで決まったやや低配当の的中だけど、④ドリームガードナーを最初は切るつもりだったことと、首差4着だった⑫タケミカヅチを切っていたことを考えればけっこう危ういものでした。

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2008年1月 6日 (日)

第57回中山金杯G3@中山競馬場

P1060010  12月末にまたもパワーストーンショップに行き、パワーストーンが入ったビンがずらっと並ぶ棚を前に、ひとりご満悦だったワタクシ。
「ルチルクォーツ 直観力・勝負運を高める、邪気払い」
 と書かれたラベルを発見。さっそくブレスレットを作りました。その効果かどうか、年末ジャンボを10枚買って7等三千円が当たり。3300円でいちおう100%越え回収。ちなみに旧相方は20枚買って3600円なので100%割ってますね。今年の競馬を予言しているようだ、と意気込んで中山競馬場へ。前後の日が休みの重賞なんてそうないので、寒さにめげず行くことに。
 行ってびっくりすごいひと。変なG1よりごった返している。考えることはみな一緒のようだ。「プレミアム」のせいもあるのかしら。
「バカっ、最初からわかってることだろ。普通金杯って平日だったりして行けないんだよ、みんな。こんなの初詣みたいなもんだよ」
 ご飯を食べるところもすごい行列。うどんコーナーがやけに空いていると思ったら、
「すいませ~ん、もう終わっちゃったんで~す」
 とおばちゃんが店の前で半笑いで一人づつ断っていた。へんな期待させないで、「本日終了」の看板を店の前にデカデカと出せッ! 
 そして予想はしていたがすごく寒い。おまけに馬体重をチェックしようにも、電波が込み合っているのか全然接続できない。
「だからヤダってゆったんだよ~競馬にならね~予想もできなきゃ馬券を買えない~」
 決まったことにグチグチいつまでも言うのが旧相方の悪いところ。すごく機嫌が悪い。でも本当に競馬にならないカモ。目の前に走る馬はやはり美しいし、迫力十分だけど、ギャンブルとしての競馬はものすごーくやりにくい環境。余裕があったら京都金杯まで、なんて思ってたけど、とてもできない。いつもは土曜にウイニング競馬で調教映像を見て予想を固めてから行くけど、調教映像も見られず。中山館内で放映してるけど、そんなもの見に行ってる時間ない。券売機もすごい行列だし。
P1060012  にしても馬柱をみていると⑥サイレントプライド(一番人気)軸としか思えない。⑮エアシェイディ(後藤)、⑬アドマイヤフジも上がり33秒を持ってるけど、いかんせん外枠の差し馬。このところ中山は内枠先行馬ばかりの決着で、どうにも食指が動かない。一番人気軸って、的中率より回収率がモットーになった私としてはどうなのよ。このレースに強いらしい後藤だけど、朝日杯のアポロドルチェ再び、また外枠15番。金杯と同じ2000M芝の10R寒竹賞をみてから、と寒さに震えていたら、一着の⑪アイティトップ以外はみな内枠。そこでやっぱりと⑥サイレントプライド軸にこんなふうに馬連ばかりで購入。⑨ヒラボクロイヤルは距離が縮まって穴期待、①フサイチホウオーは内枠で中山芝2000に強いジャングルポケット産駒。皐月賞の驚異の差しを目の前で見た私としては、雄姿再びか・・・と期待。
 結局⑬アドマイヤフジの勝利。2着⑮エアシェイディで差し馬決着。タテ目ってやつですなあ。「お正月だからフジで」なんつってた爆笑問題田中(東スポ)は三着③メイショウレガーロ(9番人気)もしっかり拾っていて的中ですわ。サイレントプライドは結局6着。やっぱり距離長かったか・・・? とにかくパワーストーン効果を高めるためにも、もっと直感力に頼らなくちゃあかん。一番人気軸はいかん! 旧相方がどんな買い方したかよく知らないけど、
「つまらねえ、こんな本命サイドで決まって。競馬予想した気にもなれなかった」
 と依然ご機嫌ナナメ。
 中山金杯終わって、寒さから逃げるため慌てて館内へ。ひとでごった返す中、モニターで京都金杯を見学。お昼もロクに食べてなかったので、フードコートを見渡すとさっきのうどん屋が再開している。いつうどんが調達されたのか!? そこで食べ残しが散らばる汚いカウンターで500円の肉うどんを食べて中山競馬場をあとにしました。やっぱり暖かい季節がよいなあ、競馬場は。でもダービーまでいくと激暑なのよねえ。皐月賞だと吹きさらしの上にスタンドの影になるコース前は意外と寒いし。心地よい時期は短い競馬場。
 そんなんで翌日の今日ジムに。競馬友のトレーナーさんとKさんに会う。なんと二人とも金杯的中したらしい。「お正月だから」と共通の理由でトレーナーさんは京都中山合わせて三万、Kさんは二万投入。トレーナーさんは両方馬単で当てて6万に、Kさんは京都のみ三連複と馬連で的中させて、これまた6万に。有馬記念を的中させたのは私だけと高笑いしていたのもつかの間、今度は私だけが「プレミアム」に与れなかった。実に悔しい。

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2007年12月24日 (月)

第52回有馬記念G1@後楽園WINS

Pc240003 (前回の続き)万全には程遠い体調(特に腸内環境)でありながら、こんなんで楽しみにしていたグランプリをフイにできるかと激闘!有馬記念のワタクシ。後楽園に行く道中も買い目に頭を悩ませます。ダイワスカーレット軸は決まりとして、どうやって買うのか。相手は本当に⑥ポップロック(二番人気)でいいのか。穴党のスポニチ矢内さんでさえ対抗にしている①メイショウサムソン(一番人気)でなくていいのか。悩んでオッズなどみていると、スカーレットの相手がサムソンだろうがポップロックだろうが、配当が激安であることに今更気づく。それまで全然オッズみていなかった。結局有力馬の取捨選択で三連単の買い目を悩むこと自体があほらしかった。的中率より回収率。散々ゆってきたじゃありませんか。だいたい二頭軸にするとスカーレット軸という意味も薄れてくる。ここはスカーレット軸でワイドとかに切り替えるのが適切ではなかろーか、といきなり宗旨替え。
 さすがに有馬記念でごったがえすウインズに到着。オッズシートをゲットしてから旧相方の待つコーヒーショップへ。
「私は三連単やめたよ」
「それは賢明かもねえ」
 といいながら三連単に相変わらず悩む旧相方。
Pc240001 的中率より回収率(くどい)。ワイド本線でいく私としてはオッズをチェック。当然ワイドで5倍前後と低配当のサムソンとポップロックは切り。まずは⑦スカーレットの応援馬券に私のお誕生日馬券⑧ロックドゥカンブとダイワ兄妹馬券④ダイワメジャーで各千円。それぞれ10倍程度。これに高配当が望めてかつ可能性のありそうな③マツリダゴッホ、⑫インティライミ、⑭ハイアーゲームが各500円。Pc240002_2
 そしてスタート。ウインズですら小ぶりながら手拍子が。私ももちろん加わる。中山は雨予想がレース時には晴れていて、会場にいるひとが羨ましい。やや重の中山2500M。先行馬でありながら常に上がり33秒台のスカーレットだけど、このところ前に馬をみながら走ったことがないのが心配の種。でもずっと二番手でなんだかいい感じ。もうスカーレットしか目に入らない。頑張れ、ビバ! スカーレットぉ~ あら、先頭が⑮チョウサンから入れ替わってる。どれだかわからない。でもスカーレット二着! やったあ~と、旧相方に、
「で、一着は?」
「バカ、マツリダゴッホだよ、みてなかったのかよ」
 やった、私、ワイド買ってる。三着は? ダイワメジャー! あら、これも取ってる!  私には珍しい外れ馬券ナシ。目の前の大きな画面で見ていたら、少し審議して確定。すると、
「払戻金額はのちほど表示します」
 の画面が出て、次のレースに切り替わってしまった。しかし確定が出てどっと払い戻しに並ぶ人々。遠くに見える払い戻し機のそばの小さな画面に配当が表示されている。
「あ! 五千円ついてる!」
 と、レーシック後の私。いまひとつ視力の悪い旧相方は、
「そんなわけねーだろ。スカーレットがらみのワイドだろ。600円ぐらいじゃん」
 と目を細めて画面を見ている。どうやら私の高配当を信じたくないらしい。
「なんで600円なのよ。私、オッズチェックして買ってるんだから」
 でも私のチェックした時点では45倍maxだったのは確か。そんなんで二人でヤイヤイやってると、目の前を60代以上のお父さんが通りかかって、
「何? 馬単の配当? 6万9千円だよっ」
 と現ナマ六万九千円を広げて見せてくれた。
「わ、お父さん当たったんだ、すご~い」
 と言うと、いや~と去っていった。
「あなたがワイワイ騒ぐから、ああいうひとが寄ってくるんだろっ」
「いいじゃん。長居されたら困るけど、ちょっとくらい。おめでとうって言ってあたりまえでしょ」
「俺はいやだねえ。競馬新聞ではたいてやりたいくらいだよっ!」
「そんなんだから当たらないんだよ。本当に度量がミニマムなんだから」
「ああミニマムだねえ。ミニマムでけっこう。ミクロだよ。ナノだよ」
 結局ダイワ兄妹ワイドが1520円(私が見たときには12倍max)、スカーレット複勝が370円、マツリダとのワイドが5240円で、4500円投資で43250円回収。収支38750円のプラス。一レースに対する回収率としては、私の二年半の競馬歴のうちで抜けて最高のものとなりました。ワイドっていうのがせこいけど、でも嬉しい。ダイワ兄妹二頭軸馬券でマツリダに流して80万ゲットできたら最高ですが、これでも十分嬉しい。体調不良にめげずに出てきた甲斐がありました。
 ところで旧相方はどうなったのでしょうか。彼の肩に手を回し、
「スカーレットVSウォッカ賭博はなかったことにしていいよ」
 もちろん同意もお礼もなく。すごく機嫌が悪そう。馬券をみてみると、カンブとウォッカを一着固定にして、二三着に流すフォーメーション。ヒモに彼が推していたマツリダゴッホがいない。そもそも私がマツリダを拾ったのも、昨夜電話で、
「マツリダ切るの? それ止めたほうがいいよ。中山成績みた? <4111>よ」
 といわれ、行きの道中のメールのやり取りでも、
「ウォッカ本命はいいとして、相手本線は?」
 と聞いたら、
「マツリダかなあ」
 と言ってたのだ。調教採点の辛い「競馬エイト」が8をマツリダにつけたというのも彼から聞いた。サムソンについては以前から「寒いと走らないかもしれない」と言っていて、私もそうかもしれないと思っていたのだ。
「寸前になってひよったんだよ・・・・やっぱりマツリダよりサムソンかなって・・・・俺っていつもそうだよ。寸前になるとひよっちゃうんだよ」
「うん、あなたそういうところあるね。やっぱり私みたいに信念貫かないと」
 仕方ないので帰りの飲みは私のおごりで。
「それにしてもスカーレットもメジャーもヒモから切るなんて・・・・」
「メジャーは強いマイラーって決めてたし、引退前に厳しい競馬しないだろうって思ったから。スカーレットは俺、結局寸前にはやっぱり強いって言っただろっ。でもスカーレット軸にしたらあなたがなんて言うか・・・・」
「は? 私、ウォッカ軸を外したらさすがに文句言うけど、スカーレットをヒモにしたからって文句なんていいませんよ。だいたい私だって、最初はウォッカ、ヒモだったんだから」
 これでおなかの調子がよかったら、もっとしつこいものたっぷり飲み食いしたのになあ、と思いながら、お酒はクリスマスシャンパン一杯のみ。全てがOKというわけにはなかなかいかないようです。
「は~俺はいつもいつも当たっているのに、どうしてこう馬券に反映されないんだ・・・・」
 よく言う台詞。帰ってからその彼からメールが。
「本日はごちそうさまでした。終わりよければすべてよし。有馬記念おめでとうございます。絶好調なあなた様に、わたくしのようなものが言うのもおこがましいのですが、どうぞ慢心されることなく、体調回復に専心なさってください」

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2007年12月22日 (土)

激闘! 第52回有馬記念予想!!

 激闘って、私の体調が悪いだけです。風邪でしょうか。この数日発熱のち嘔吐下痢で大変ですわ。一ヶ月前から予想している有馬記念直前にこの体たらく。旧相方は歯痛に悩まされ、グランプリ前に自分らが激闘している。競馬愛好家だった一年の締めくくりに相応しいでしょう。今回は予想なんてUPしちゃいますよ。
 旧相方とは以前から有馬の話をしていて、旧相方はウォッカ贔屓。私はスカーレット贔屓。ウオッカ贔屓なのはかまわないけど、私がスカーレット贔屓だとそれをクサさなくてはいけないとう使命感に駆られるらしい彼。というわけでスカーレットはみるみる過小評価。
「バカじゃねえの。本気でスカーレット軸でいく気かよ」
「行きますよ。まあ、スカーレット三着以内に入ればいいんだもんね。実際スカーレットは二度ウォッカに勝っているのに、それでもウオッカが勝つと言い張るあなたのほうが公平さに欠けてるんだもんね。直線短い中山でスカーレット有利に決まってるわ。私はスカーレットが好きだから、スカーレット来なかったらなにもいりません。有馬記念なんてそんなもんよ。お祭よ。その程度しか賭けないし」
 そんなこんなでヒートアップして、結局ウォッカVSスカーレット牝馬最終頂上決戦。とにかく先着したほうに後着したほうが千円払うことに。
「普通で考えたら有馬はサムソンとウォッカだよ」
 と諭すような口調の旧相方。
「まあ、スカーレットは先行馬だし、最初に脚使うのはつらいから、やっぱり内枠欲しいわね。この賭けはスカーレットが半分より内側来た場合にしてちょうだい」
「いいよ。ウォッカはどこでもいいからな。枠次第じゃベッド上げるぞ」
「どうぞ、それはそちら次第で、いくらでも乗りますから」
 するとびっくりのウォッカ大外⑯枠。これまでの有馬記念で着内すら一度もない枠。ダイワスカーレットはほぼ半分の⑦。
「どうする? 賭け続行すんの?」
「するよ」
「いくら?」
「・・・・千円で」
 しかしスカーレット⑦かあ・・・私のお誕生日馬券、⑧-⑦にきてしまった。⑧はキネーン騎手までやってきちゃった南半球産で53キロ、ロックドゥカンブ。これはなきにしもあらずか・・・むむ~ん。スカーレット軸はいいけど、けっこう悩むわ・・・・①メイショウサムソンは一番人気だけど、本当に寒い中山を走るのか。寒い中山に実績のある⑥ポップロックは6歳だけどいいのか。④ダイワメジャーは調教がいいけどマイラー。でも去年(三着)より楽なローテーションで来てるぞ。兄妹馬券てなんか魅力・・・・ジャパンカップの走りを激しく悔いている⑫インティライミ陣営も怪しい。私、もともとインティびいきだし。どうすべ。スカーレット軸決まりだから簡単だ~と思っていたらこんなに悩むなんて。とにかく馬体重見るまでは馬券を買わないのがモットーの私のはず。とりあえず予想。当日変えたらすみません、って誰も怒らないだろうけど。

⑦-⑥ 二頭軸で相手①④⑧⑫

 他に複勝とかワイドに手を出すかもしれません。やっぱりメジャー兄妹馬券いいなあ・・・
 

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2007年12月11日 (火)

第59回朝日杯フューチュリティステークス@後楽園WINS

 年末です。来週は予定があって競馬ができないので、私は年内このレースと有馬を残すのみ。有馬なんて検討するもんでもないので、いっしょうけんめえ予想するのはこれがラスト。いやがおうにも気合が入ります。
Pc110002 後楽園ウインズでは来年のスケジュール(ウオッカが表紙)も置かれ、カレンダーも無料で配布されました。有料(千円)のほうはよくあるスターホースの写真で、こっちの無料のは馬・競馬関連の写真に作家の浅田次郎氏が文章をつけたもの。正直文章はいらない。土日の幅が広く取られていて、重賞レースの予定が書き込まれている。これで一ヶ月分レーススケジュールをしっかり把握できるワ、なんて、そんな一年にしていいのかしら・・・・
 てなわけで朝日杯。クラシック本線狙いの2歳馬は22日(有馬前日)のラジオNIKKEI2歳ステークス(G3阪神2000M)のほうに行ってしまうらしく、小粒ぞろいを強いられるG1・朝日杯(中山1600M)。出馬表をみた段階で旧相方にメール。
「内枠中山先行馬ときたら勝春! 今年G1もう一勝はここだ! ①ゴスホークケンで!」
「勝春、香港じゃないの? シャドウゲイト」
 ・・・・・運のないやつ、勝春。皐月賞ヴィクトリー再びのチャンスなのに。
 俳優で司会者のクセに「フューチュリティステークス」を何度も言い間違う萩原流行(仕事をナメてる!)にイライラしながらウイニング競馬で調教映像をチェック。東スポに「ドルチェ美しい」とあったけど、本当に素晴らしかった。旧相方からも「久しぶりに超合金をみた」とメールが。この段階で、①ゴスホーク、⑭アポロドルチェを二頭軸に、⑦キャプテントゥーレ(4番人気)、⑨スズジュピター、中山には好都合、器用さが評判の⑩エーシンフォワード(6番人気)、二歳女王トールポピーを前走で下した⑪ヤマニンキングリー(5番人気)の4頭に流すのを暫定馬券とすることに。⑮ドリームガードナーと⑯サブジェクトは拾いたいところだけど、アポロドルチェの⑭番ですら外でイヤなのに、それより外まで拾ったら馬券が収集つかないと切ることに。
 当日いつも通りコーヒーショップで旧相方と落ち合う。
「俺は③レッツゴーキリシマ(10番人気)に穴を明けて欲しいよ」
「なんでまたそんな影の薄い馬」
「中山開幕二週目、内枠先行馬前残りよ」
「”競馬最強の法則”によると、この馬は決め手に欠けるので自分のペースで競馬ができればの条件付きだそうだよ」
「ペースなんて関係ないよ。とにかく前で残ればいいんだ」
 13時33分のオッズシートを見ると単勝25倍、複勝で5.2―7.3。旧相方は早速マークシートを記入。アポロの一頭軸でゴスホーク、キリシマ、スズジュピター、エーシンフォワードの4頭に流している(36通り)。
「アポロ、外枠大丈夫?」
「俺は後藤を信用している。三着は外さないだろう」
 私は外枠ゆえにアポロが落ちるのが怖くて、こんなふうに購入。Pc110005_3
ヘンなフォーメーションになっているのは、3着に①ゴスホークをマークするのを忘れたせいです。ちなみに抜けた馬がいないと散々言われながら、⑨スズジュピターと⑭アポロドルチェが人気。アポロ(後藤)のほうが人気になるかと思いきや、外枠に行ったせいか、もともと後藤が乗っていたスズジュピター(柴田善)が結局一番人気に。
 記入したマークシートを持って券売機に並ぶと、突然迷いが生じた。
(あそこまで彼がキリシマを推すんだから、拾ったほうがいいんじゃないかしら。でもキリシマ混ぜたら買い目が急に増えるし・・・)
 と、キリシマの応援馬券(単500円、複500円)を買おうかと思うも、イヤイヤ、一着は見なくていいでしょう、と複勝のみを購入。
Pc110001  結果はびっくりの一・二番人気着外のキリシマ2着。1・2番人気がここ10年、連を外さなかったのが朝日杯。それがアポロドルチェに至っては14着。勝ったゴスホークの単勝(620円)より高いキリシマの複勝730円。キリシマ推奨の旧相方はアポロ軸で当然外し。結局ふたを開けてみれば、
「抜けた馬がいなかったので、馬場の荒れてない中山に有利な内枠先行馬で決まってしまいました」
 でいいのでしょうか。
 このあとレースの終わったWINSで香港のレースの生中継をするというので残って見ていった。コンゴウリキシオー(藤田)、シャドウゲイト(勝春)ともに撃沈。昔ジャパンカップでアルカセットに乗っていたデットーリが両レースとも連帯していた。帰りは旧相方がマグロ好きなので、水道橋の居酒屋「まぐろ酒場 魚箱」へ。ここ、「ぐるなび」でみるCGと店内が全然違います。立ち飲みじゃないし、着席の屋台風でもっと居心地いいです。はずれ馬券でサワーが100円引きになった。ビールはダメで一人三枚まで。旧相方の外れ馬券も使って、レモンサワーを三杯飲みました。解凍でないマグロは美味しい。

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2007年12月 4日 (火)

第59回阪神ジュベナイルフィリーズG1@後楽園WINS

20071202141906  来週の朝日杯もそうだけど、二歳馬のG1なんて予想不能。みんな戦歴が少なくて判断材料に乏しい。一戦馬が二頭もいる始末。でも普段ですら馬体重をみないで馬券を買うことのない私が、今回は馬体重発表前に購入しなくてはならない。なぜならこの日後楽園ウインズでは「馬券deキレイ? ネイルアート!」というイベントをやっていて、500円以上の馬券を買った女性客先着百名にネイルアートのサービスをやってくれるのだ。今年一年、この場外馬券場に捨てた金額を考えれば、私には誰より優先権があるはずなのに。しかもいつも小汚いおっちゃんらに混じって、二階喫煙スペースに華を添えている功績だって評価されていいはずなのに。先着順なんておかしいわ!
 いつものようにプールに行って一時前に到着。ネイル間に合ったかなあ、と焦って会場を探したら、入り口付近に会議用の長机がどーんと置いてあって三人のネイリストのお姉ちゃんが並んで座っていた。その前でJRAのお兄ちゃんが呼び込みしている。この時間で間に合っただけあって、さすがチープ。でもまだやってる、と慌てて三階馬券売り場へ。買い目は全馬で唯一、1800、2000の経験があってしかも連帯しているのが頼もしい⑮トールポピーと前走ファンタジーステークスの勝ち方が鮮やかだった一番人気⑪オディールの馬連。Pc040002
 この馬券をみせてネイルの予約。1時半からとのこと。馬券に受付済みの印を押されることもなく、これなら一枚買って回し使いすることも可能だなあ、と思いつつ、まだ来ない旧相方にメール。
「ネイル間に合った。ところで12月から後楽園ウインズも全面禁煙。喫煙スペースは個室で素敵だよ~テレビもなく端っこに追いやられて」
 一日赤マル二箱のニコチン男から早速返事が。
「バカJRA」
 いよいよ予約時間。普通のネイルサロンみたいに、形を整えたり甘皮の処理をしたり表面を磨いたりすることもなく。いきなりベースを塗って好きなラメ色を選び、柄のスタンプを選んでペッと押されてトップコートを塗って終わり。所要時間5分強。まあタダだからこんなもんかね。でも予約なんて必要あったのかしら。ひとりコーヒーショップに向かう。えらく簡易なネイルアートだったけど、普段ネイルをしないのでそれなりにハイの気分に。友人に服とかはあまり買わないけど、ネイルは毎月欠かさず一万円くらい払っているコがいるけど、少し彼女の気持ちがわかるような気がした。そうこうしてるうちに旧相方登場。
「なんだそりゃ。爪に海苔がついてるのかと思った。どーしてアナタはそう趣味がイマイチなの」
 このひとのこーゆーとこスゴいと思う。クサすときの遠慮のないこと。私のハレの気分なんてまるで気にかけず間髪入れず。
「オディールは大した馬じゃねえぞ」
 前回のジャパンカップダートの虚しい負けと、財布に溜まった未決済のカード明細で目の覚めた私は、馬券は一日1レース二千円程度に決めた。なのにさっそく500円分否定されてしまった。
「⑩エイムアットビップ軸でいいだろ」
「エイムは自分の前に馬が見えると、追い越そうと激走しちゃうらしいよ。その分ゴール前で激止まり。前走ももう1ハロン長かったら⑰エイシンパンサーにも差されていたよ」
「だから今回はメンコつけたりするみたいじゃない。そういう激走する馬のほうが見所あるのよ。オディールなんて前走はたまたまハマっただけで、特に見所のある走りをしたわけじゃないよ」
「エイムの持ち味はスピードだから、それを殺す走りはしないってよ。ハナ切ってペースを作るつもりでは」
「前回は超ハイペースがアダになってゴール前で止まったけど、今度はあんなハイペースにはならないだろうし。だったらもつだろ」
 馬体重発表。エイシンパンサーはマイナス10キロで外枠もあり切ることに。今までの私なら、これまでの成績を評価して拾うところだけど、今の私には競馬予算がない。的中率より回収率です!(前回記事参照)。既にポピーとオディールの馬券は買っているので、これを外した場合の馬券を買うことに。エイムと④アロマキャンドルを軸にポピー、オディール、⑭ラルケット(結果10着)に流した。Pc040001
 旧相方はエイム軸でいろいろ考えている様子。
「そんな面倒なことしないで、軸一頭で流しなよ」
「ダメだ! そんなことしたら80通りくらいになる」
 いよいよ出走。そしたらびっくりのエイシンパンサー端。端切るはずのエイムは中団に。これはエイムはいきなり馬券外かと思ったら、あとからスポーツ新聞なんかを読んだところによると予定通りだったらしい。折り合いが今回のテーマだったみたいで、矢作のおっさんにダマされた気分。まあ、目先に囚われず明日につなげる走りというのは素晴らしいですが、あのコメントはなんだったんだ~結局抽選出走馬、トールポピーの勝ち。二着は清水成駿◎の一走馬、⑨レーヴダムール
 あとから読んだ記事によると、トールポピーは端に立って一人で走ると、
「アレッ? 誰も私に追いつけない」
 といきなり気を抜くタイプで、最後にドバーっと差されてしまうらしい。そこで池添はポイントごとに目標馬を決めて横に並び、ポピーをハナで走らせないよう、気を抜かせないように道中を狙ったらしい。見事に効を奏して角居厩舎二年連続の2歳女王誕生。アロマキャンドルは不利を受けて13着。次走は狙い目かも。もっと広げられてたらきっと拾っていた②トラストパープルは、初右回りに対応できなかったらしくドベ。
「あ~あ、やっぱりトールポピーかあ・・・」
 レース直後、旧相方を振り向いたら呆然としていた。
「やっぱり俺、当たってた・・・・・」
「当たっているっていうのは払い戻しがあるのを言うの。結局どうやって買ってたの?」
 みると馬券は三枚に別れていて、一枚づつ1~3着にエイムが固定してあった。それぞれの場合どういう展開になるか彼特有の妄想を働かせたようで、1着バージョン12点、2着バージョン9点、3着バージョン6点で買い分けていた。結局エイムは3着だったんだけど、その3着バージョンがこれ。Pc040003 ちなみに⑥はシャランジュで結果5着。
「うわっ、なにこれ。一着に⑮が入っていたら的中じゃん。なんで二着に入ってるのに一着から外してるの?」
「うるせーな、いろいろ考えて涙ながらに点数絞った結果なんだよっ!」
 このあと二人で居酒屋に。すっかり気落ちして、いつもの連続ため息すら出す気力もない彼に、
「あと300円出したら六万五千円だったね」
 といい続けた。

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2007年11月29日 (木)

本「馬券会計学」丸の内龍太郎 著

 ぶつぶつ・・・つまらねえ・・・・実に・・・・ぶつぶつ・・・読み始めていきなりイライラしちゃった。
 一般書のランキングで上位に入り、ネットの読者評もよかったので即購入。冒頭はスカーレットがウォッカを下した今年の桜花賞。三連単126.8倍を的中させたことを「予想というより予言って言われちゃった♪」みたいなノリで自慢。バッカみたい。三連単126倍のどこが「穴」なのか。フツーじゃん。ウォッカが負けるかもしれないことをその脚質から「予言」したとか自慢してるけど、馬単千円はそれが多くの人にとって想定内だったという証拠。こういう自慢にストレートに感心するのって、競馬を全く知らないひとじゃないと無理。前走チューリップ賞では、四角でスカーレットはウォッカに並ばれて、あっという間に抜かれた。アレを見たひとなら、次走ではアンカツはウォッカに並ばせまい、というのはすぐわかる。つまりウォッカが追いつけないほどスカーレットが先行できるかどうかがキモで、ちょっと競馬を知ってるひとなら、今後スカーレットに100%勝機ナシ、と思わせるものではなかった。三連単126倍が穴なら、それは7番人気のカタマチボタンが三着に入ったことなのに、そのことへの予想・理由付けは一切ナシ。募るイライラ。
 そして次は今年の皐月賞。この外してるんである。なのにヴィクトリーを拾って一番人気のアドマイヤオーラを切っていたことを自慢。ほんとにほんとにバカじゃね〜の? 自慢の仕方ってものを知らないのね。そういうのって、ひとが慰めてナンボじゃん。あれにしたってヴィクトリーを拾っているひとなんて大勢いる。アタシなんて応援馬券買ってたくらいだもんね。へへっ! みんな二着のサンツェッペリンが拾えないからあの高額配当が出現したんである。つまりこのひとの買い目は至ってフツー。なのになのに。冒頭でこの今年の二大クラシックレースの見当違いの馬券自慢をカマされてしまい、気持ちは冷え冷え。こんなんで本が出せるんだなあ、競馬をやってないひとへ書かれたものだったんだなあ、とお金を出して買った自分が悔しい。ネットの一般ユーザーレビューもアテにならん、と憤慨。
 それでもこの著者、競馬の有料サイトを運営して、年間純益で500万以上稼いでいる「新進予想家」らしい。このあとはわりにマトモな内容になってきて、要約すると、
1.馬券で稼ぐなら新馬戦、未勝利戦に絞ること。
2.的中率より回収率。
 の二点でほぼ終了。①に関しては、私は強い馬たちが競い合うレースを予想して観戦するのが面白いのであって、淡々と稼ぐためにのみ競馬に一生懸命になるなんて興味ない。
 ②については、私は旧相方に、
「あなたの馬券はいったい何がしたいのかよくわからない。あてたい気持ちだけは伝わってくるけど、そんな買い目でそんなに広げてどうするの?」
 とよく言われていたけど、ああ、このことなんだな〜と納得。まあ、そりゃそうだ。旧相方の言いたいことはこの「的中率より回収率」に要約されるわけね。彼はよく「俺は穴狙いだから」というけど、こういうことなのね。
 というわけで、この本を買って得た教訓は②のみ。これからは競馬やるときは外れるの前提、予算二千円程度で意味なく広げず取り組んで行きたいと思います! カードで洋服買いすぎたし!

 それにしても、今年の桜花賞については旧相方とよく話しました。あのレースでは先行するスカーレットにウォッカが後ろから二度ほど接触していて、そのこともウォッカの敗因の一つだった。もしかして故意かなあ? と私が言うと、
「バカだなあ。先行するスカーレットには有利に決まってんだろ。スカーレットにしてみりゃ、”もっと押して♪”ってくらいのもんだよ」
 などと言っていたかと思えば別の日には、
「ウォッカは柄が悪いからなあ・・・・”ホーラ先行したいんだろ、ホレッ、ぼい〜ん、ホレッ、ぼい〜ん”って感じだよ。二度もどつかれたスカーレットは怖かっただろうなあ・・・」
 などと言っていた。でも今年一番の私の思い出のレースは今のところ前出の皐月賞。中山まで足を運んで、迷った末にヴィクトリーの応援馬券を買い、「頼むよ複勝圏!」で応援していたヴィクトリーがまさかの一着?!とドキドキしていたら差してくるサンツェッペリン、そしてドバーっとゴボウ抜きに追い込んできたフサイチホウオー。この接戦を本当に目の前に見て手にした配当。その後三日間はクラクラできました・・・あんな興奮、今後あるのかなあ・・・旧相方は競馬場は馬券が買いにくいってイヤがるしなあ・・・・

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2007年11月27日 (火)

第8回ジャパンカップダートG1@後楽園WINS

Pb250001 ぶつぶつ・・・つまらねえ・・・・実に・・・・ぶつぶつ・・・負け方も至っておもしろくない・・・・無意味に点数多く買ってしまった・・・特記事項なしです・・・・三連休なので中日土曜にゆっくりやるべ、と日曜ジャパンカップをパスしてダート集中。でもダート馬について知らないのね、私。馬柱で判断するのみ。でも馬柱みても、例えばJCBクラシックの勝ち馬、ヴァーミリアンの上がり1F37.5秒ってどう判断すればいいの・・・? てなわけでよくわからないまま、去年のアロンダイト再びで思わず、三歳上がり馬⑫ドラゴンファイヤーを軸にするも6着に沈没。そういうひとが私のほかにもいるから二番人気だったんだろうなあ・・・勝春・・・・G1もう一勝くらいしてちょうだい・・・いちおう拾ってるのは圧勝だった⑦ヴァーミリアンだけど、これだって散々迷って拾ったくらい。あんなに強いと思わなかった。①サンライズバッカス(3着)も⑪フィールドルージュ(2着)も切り。拾ったのは清水成駿鉄板推しの外国馬②スチューデントカウンシル(8着)、JCBクラシック二着の④フリオーソ(10着)、メイショウトウコン(4着)、馬券師としていいところなしのジャパンカップダートでした。レース後も私が負けたのがわかっただけで、展開に心揺さぶられることもなく。もっともよくない負け方だ! やっぱり芝のほうがそれなりには数値にも馬にも慣れてるもんなぁ・・・・とはいえ、ジャパンカップも買ってたらインティライミ軸のアドマイヤムーン切りは見えていたので、取ってないけど。
 ああ、ぶつぶつ・・・・ぶつぶつついでに・・・・後楽園WINSには歴代名馬のポスターが貼ってあって、それぞれにコピーがついている。新しいところだとアドマイヤムーンなら「世界が見上げた月」、ウォッカなら「その強さに酔いしれた」とか。んでもちろんディープもあって、「一着至上主義」。これ、おかしいと思う。「一着至上主義」なのはみんなそう。誰もが”一着至上主義”なんだけど、そうなれないから「せめて複勝圏」とか思うんである。ディープなら「一着主義」でないとおかしい。コピーとしてはこれが正解。そう旧相方に言ったら、
「いちゃもんかよ、こまけえなあ」。

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2007年11月20日 (火)

第24回マイルチャンピオンシップG1@後楽園WINS

 競馬なんてお金なくなるからやんないもんね、今週末は女友達とパークハイアットでレストランランチだもんね、と思っていたら友達の親戚に不幸があって中止。結局いつものように旧相方と競馬。やっぱ呪われてるのかなあ・・・私・・・
 でもやるからにはきちんと予想しますよ、でもでも混戦でわかりにくいなあ・・・・なんて思っていたら、よくよく見ると「穴狙い」でなければバサバサ切れるんである。悩んだのはダイワメジャースズカフェニックスの両G1馬。二頭とも近走がよろしくない。確実に切れないのがアグネスアークカンパニースーパーホーネットの三頭。中でもスーパーホーネットは4歳と若く、休養明け近二走が一着。追い切り評価も「今がピーク」とまで言われたら、軸にするしかないでしょう。カンパニーは6歳とお年だし、アグネスアークは旧相方いわく、
「前走がピークのような気がする。使い詰めが気になる」
 私は鞍が替わっているのもイマイチ。テン乗りってやっぱり不安。
「ダイワとスズカはどうするの」
「ダイワは追い切りで時計出てるんだけど、キリがないから切るわ」
 両馬とも騎手が名手だから困りもの。ダイワメジャーは前日発売でも一番人気。去年マイル王だった彼だけど、秋の前二走がアレ(毎日王冠3着、天皇賞9着)でよく一番人気なるなあ、と意外だった。天皇賞じゃ不利があったってゆってるけど、それはアグネスアーク(二番人気)も同じこと(毎日王冠、天皇賞両方2着)。
 そして当日、いつも通り水道橋のコーヒーショップで旧相方と待ち合わせ。先に着いて、ひとり有馬記念のファン投票用紙を記入。なんで毎年そそられない商品ばかりなんだろう、とりあえずオッズカードが欲しい、なんて思ってると旧相方到着。開口一番、
「やっぱダイワ軸でいいや」
「え? なんで急に?」
「俺さあ、調べたんだけど、ダイワって追い切りの数字とレース結果がぴったり一致するの。前走(天皇賞)のときはやっぱり追い切りの数字出てないのよ。でも今回は出てる」
「それ、ネットで調べたの?」
「ううん。古い東スポ引っ張り出した」
「全馬みたの?」
「まさか。有力馬のみよ。アグネスアークとかは基本追い切り走らないから、わかんねーなぁ」
 限定にしても、なんつー労力。よって私もダイワを加えることに。⑧ダイワメジャー、⑫アグネスアーク、⑨カンパニー、⑦スーパーホーネットの四頭だと三連単マルチでも24通り。これで終わってもいいけど、しばし考える。Pb200002
(本当にこれでいいの・・・? これって単に、単勝人気の上から四頭じゃん。だいたい三連単ってヘンな馬が絡んで配当上げるもんじゃない。もう一頭加えるなら⑮ジョリーダンス(10着)か、⑰ベクラックス(8着)か・・・・でも一頭加えたらいきなり60通り。マイル戦って一番紛れがない気もするし、軸で外してヒモで決まったときの悔しさはもういやだわ・・・・・)
Pb200001 そこで保険として、ホーネット=ダイワ、ホーネット=カンパニーのワイドを買うことに。これそれぞれ8倍くらいあって、有力馬同士のワイドにしてはお買い得。こういうのがさっとチェックできるので、オッズシートはやはりあるとよい。もちろん目指すは全取り。ホーネット、ダイワ、カンパニーで決まるのが一番。なんかありそう・・・・
 しかし結果はさすが武しゃん、仕掛けどころを知ってるね~の⑪スズカフェニックス3着。いきなり飛び込んできてアンタ、私のアグネスアークが差されてしまった。キィィィィッと爪を立てつつ、有力馬で決まったのに三連単ニ万円越えの素敵なレース結果。おまけに馬単は私のお誕生日馬券の⑧→⑦。ワイドでとったもののなんか悔しい。しかし同じくスズカはずしで保険馬券のない旧相方はもっと悔しいようで、
「やっぱダイワかよ・・・でも一着固定にはできねえなあ・・・」
 その後彼はその日別れるまで、ハア、ハア、とため息をつき続けた。ダイワ推しに至る労力を考えると無理もない気もするけど、途切れ知らずで実にしつこかった。それでもまあ、ワイド的中は旧相方のアドバイスを容れたことによるので、帰りに夕飯のイタリアン(二人で三千円強)をおごった。私はこのレースしかやってないけど、彼は5レースやって全部外していた。
 本来スーパーホーネット以上の本命軸馬かと思われたカンパニー(5着)だけど、福永いわく「久々の右回りに戸惑ったみたい」。
(右回りとか左回りとか、レース結果に関係あるのかなあ、結局強い馬が勝つのでは)
 といつも疑問だったけど、やっぱり関係あるときはあるのねえ。上がり1Fは33.7とスズカを押さえて最速なのに。もったいねー!

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2007年11月14日 (水)

第32回エリザベス女王杯G1@後楽園WINS

 あまりに当たらない競馬に嫌気が差していた私も、コレはやりました。エリザベス女王杯といえば、忘れもしない去年のプリンセス降着事件・・・・イエ、過去を振り返るのはよしましょう。ドリームパスポートもジャパンカップで復帰するっていうし、プリンセスの元気な姿を待つのみです。
Pb130002  今回は枠が決まる前から「⑦ダイワスカーレット一着固定で!」と絶叫していた。そんな私に旧相方は、
「同型先行馬の⑨アサヒライジングがいるじゃねーか。どういう展開予想してんだ。叩き二戦目、③ウォッカに決まってんだろ。確かにダイスカも強いけど、今までラッキーだったんだよ。今回は今までみたいなスローペースにならねーぞ」
「あのさあ、ダイスカって略すの止めてくれる? 女の子になんだから。スカーレットって呼んでよ」
 そんな私の指摘に、ダイスカ♪ ダイスカ♪ と子供並みの返答。以後辛抱強く訂正した。面倒なので今後は”スカーレット”で統一します。
 私のスカーレット一着固定理由は東スポ「トレセン探券隊」明神氏と同じ。「勝った馬が負けた馬より評価が低いなんておかしい」。しかもスカーレットはローズSも秋華賞もヒイヒイ言いながら勝ったわけじゃない、余裕の勝利。まだ底を見せていないのだ。それなのに休養明け一走目で三着だったウォッカに負けるだろう、なんておかしい。
「ウォッカ、スカーレットより内枠にいるじゃねーか。スタートで少し早めに行って、スカーレットに出端で脚使わせて先行馬総潰しだ。着外もアリだな、スカーレット」
 ウヒヒとせせら笑う旧相方。不安になる私。私はひとの意見に揺さぶられやすい。前夜ベッドの中で、
(ウォッカとスカーレットの二頭軸にしたほうがいいかなあ・・・でもなにその激安配当・・・・他の人にもスカーレット頭固定ってゆっちゃったしなあ・・・・)
 と悶々。そして翌朝、ダントツの一番人気、ウォッカの出走取り消し。yahooのトップ記事にすらなった。
「なんだよ、つまんねえなあ~」
 その後ずっと「つまんねえ」を連呼する旧相方。
「これじゃまたスカーレットの天国だよ」
 ブツクサ言いながら東京メイン、オーロカップ(芝1400ハンデ戦)もやる彼。一番人気ブルーメンブラッドと五番人気マイネルレーニアを二頭軸に三連複をヒモ五頭で200円づつで的中。2820円×2。
「二桁着順三回連続のマイネルレーニアをよく軸にできるね。根拠はなに?」
「距離適性だよ。グラスワンダー産だから!」
 ヒモが人気のシンボリグラン(二着)で不満そうな旧相方。
 いよいよエリザベス女王杯。アサヒライジングがスタートで遅れてまたしてもびゅんと飛び出したスカーレットの独り舞台。危なげなし、またしても余裕の一着。ルメール(二着⑫フサイチパンドラ騎乗)が、「スローだったので道中は動いた」といい、武(8着⑧ディアチャンス)が「ここまでスローとは」とまたしても差し足殺しのスカーレットのレース。
「どいつもこいつも覇気がない。もうミエミエなんだから、だれかスカーレットつぶしに走れって話だよ!」
 彼は「六歳だから」の理由で三着④スイープトウショウを切っていた。
 的中した私も30点6210円でスカーレットの単勝並の増え方。まあ、今年三連単的中一個もないからよしとすか・・・距離適性から⑤ローブデコルテ(11着)もっといけるかと思ったのに・・・・
 それにしてもこのレースでスイープ繁殖入り。さびしいわ・・・・彼女こそまさに正真正銘のヒロインだった。ハーツクライ、ゼンノロブロイ、タップダンスシチー、リンカーンなど一流牡馬を下した伝説の宝塚記念。他にも牡馬相手に良積の数々。引退まで大した怪我もなく「無事これ名馬」そのもの。そうかと思うと、調教嫌いでも有名。同じコースで追いきりさせようとすると、すばやく察知。テコでも動かず。記者団が待ち構えていたら別のコースで走って出てきたり。そのうちだましながら使うコースもなくなり。「追い切りができなかった」のオドロキの理由で出走回避。ゲート入りも悪く、最後に押し込まれることも何度か。スイープが無事「押し込まれて」、スタンドから拍手が沸いたのを競馬場で体験したこともある。でもこういうときのスイープ走らないんだけど。枠の抽選では、
「スイープの隣かよ!」
 と嫌われたり。
 馬券場にいても競馬場にいてもスイープには実力以外の人気があるとしか思えないことはよくあった。存在そのものに華があった。彼女ほどの「ヒロイン」は現役牝馬にはいない。次はスイープの赤ちゃんを楽しみするしかないですね。その仔馬がワガママだったらやっぱり、「お母さん似だから」って言われるんだろうなあ。

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2007年10月23日 (火)

第68回菊花賞G1@後楽園WINS

Pa230001_2  この感覚がまた・・・・前にも経験あるぞ・・・あまりにあたらない・・・・そう・・・競馬やめたくなってきた・・・・
 二頭軸は難しい。たいてい片方落ちるからね、秋華賞をみてみろ、またユタカ落ちたよ、ってことで、混戦の菊花賞は一頭軸に決めていた。
 まずは結果から。⑩アサクサキングス→⑫アルナスライン→⑯ロックドゥカンブ・・・・ぎゃああああっ!!! 全部ヒモじゃん!!!私の⑱ヴィクトリーはどこ・・・?って16着! どういうこと!!! 出て来い岩田! ビクトリちゃんは抑えちゃダメなのよ・・・・いかせっぱなしにしないと・・・・勝春を乗せて! お願い!
 と、一通り吠えたところで。
 今回は実力伯仲だけど、軸一頭にするとなるとヒモ4頭で36通りが予算の限界。アサクサはここのところの堅実さは随一。一番人気ロックドゥカンブは土ナシ4連勝だけど相手がここと比べると弱かったのは事実。二番人気ドリームジャーニー(5着)は前走の神戸新聞杯を驚異の末脚で勝っているけど、それが3000Mで再現できるかどうかは難しい。3着がせいぜいか。ユタカ軸にするのもうイヤだし。アルナスラインは前走の京都大章典で、インティライミ、ポップロックという一流古馬に続いて3着というのがエラい。長距離では特にこういう実績がモノをいうはず。ヴィクトリーは大外に行ったのがイヤだけど、あわせ馬もできる大成長を遂げ、おまけに追いきりの走りが素晴らしかった。WINSの大画面の調教映像に映し出された、その力強く美しい走りは圧倒的。そばに立っていた男性が、
「なんか格が違うんじゃね~か」
 って友達につぶやいていたけど、まったく同感!ってくらいだったんである。私は皐月賞でヴィクトリーの応援馬券で勝って、ヴィクトリー贔屓(勝春騎乗)もあり、軸に決定。毎度おなじみ旧相方も、3着までの確実性ならヴィクトリーだろうと軸にしていた。本当にあの追い切りのヴィクトリーは素晴らしかった・・・・・
 レース後、この肉薄馬券にどんよりしながら、自分のツキのなさに落ち込む。残りの三頭、どれが軸でも的中だったのに・・・・今年は本当に大した的中がない。さすが大殺界か。旧相方は⑰ホクトスルタン(6着)とか①ヒラボクロイヤル(10着)とかヒモにしてたくせに、
「ドリジャニなんてヒモにしてっからダメなんだよ。届くわけねーだろ」
「ああそうだね。(ドリジャニ切ってるアンタは)エライエライ」
 もはやヤケ気味。
 帰り道。池袋駅で久々にナンパされた。70歳がらみの初老男性に。日曜なのにスーツを着ていた。見た目は普通に「おじいさん」だけど、
「ねえ、お茶しない? ダメ?」
 大きく「?」と書かれた顔をしてダメです、と応えて去る。白髪男性にナンパされるとは。私も大人になった証拠です・・・・・・あ~競馬止めたくなってきた。 

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2007年10月17日 (水)

第12回秋華賞G1@後楽園WINS

 去年の秋華賞は鉄砲休み明けで無敗の5連勝を飾ったプリンセスの勝利だった・・・あれがプリンセスが(現時点で)最後に輝いた瞬間だったわ・・・・などと思い返すと泣けてくるけど、気を取り直して行こう。今年の秋華賞はすごいぞ。G1馬4頭を含み、そのうちの二頭は全現役馬の中のスターホース。牝馬にしてダービー馬のウォッカに、そのウォッカに土をつけたことのある桜花賞馬、ダイワスカーレット。これにベッラレイアとウォッカの差し足対決まで加わって、もう配当はいいわ、どうせ激安なんだから、と最初から見るのが楽しみなレースだった。
 今回のレースで一般的に検討されるのは、三頭のうちどれを軸にして、いかに点数少なく買うか。私はウォッカの休み明けが怖いのと、前走の素晴らしさから⑬ダイワスカーレット軸と以前から決めていた。そこにテレビ東京「ウイニング競馬」の亀井京子アナが巨人軍の林選手と婚約というニュースが。林選手の背番号は13。これにちなんで萩原流行氏もダイワスカーレット⇔⑦ピンク「カメ」オと予想。いつもなら「デスノート流行」と気にしない私だけど、今回ばかりは無視できず。競馬って本当にこういうサイン馬券多いんだもん。マイラーと思われるピンカメを軸にするのはさすがにはばかられるけど、スカーレット軸は運気にも後押しされたとほくそ笑む。そんな私に旧相方は、
「アホか。(確かにかわいいけど)亀井ごときに左右されるか」
 ちなみに私は亀井アナをみるたびに、
「こいつモテそうだなあ・・・」
 と心の中でつぶやいていた。勝春も以前彼女のインタビューを受けたとき、デレデレしているようにみえた。
「勝春がデレデレしているのはいつものこと」 
 と旧相方。彼に今回の狙いを聞いてみると、
「まあスカーレットはニ、三着はくるだろうな。俺が気になるのは⑰レインダンス。京都内側平坦小回りにあの脚質。屋根は京都でマジックを起こす幸四郎。これは恐いよ」
 夏場を使い続けての前走ローズステークスがあったので、私はあれがレインダンスの上限だと思っていた。つまりスカーレットとベッラレイアの前には入線できないであろうと。使い詰めのレインダンスに対し、彼女らは休養明け叩き二戦目。上積みも期待できる。ベッラレイアの屋根は後位差しの競馬を得意とする武豊。嫌がっていた大外も逃れて、三強の中で最も内側に枠を取れた。
 ⑯ウォッカに対する二人の評価は一致していて、
「わからない。一着もあるかもしれないけど、かかって掲示板外も」
Pa160003 そこで私はスカーレットと⑪ベッラレイア軸にこんな風に買うことに。旧相方にもし馬単ならどう買うかと聞いたらレインダンス→スカーレットとまで推して来るので、私もヒモには加えることにした。
 結果はスカーレットの独り舞台。堂々たる女王の走り。そして二着はびっくりなことに、レース後「すべてがうまくいった」とコメントした幸四郎のレインダンス。中団から前に残って、ついにウォッカとベッラレイアはレインダンスに届かなかった。東スポ「トレセン探券隊」(私の愛読コーナー)明神氏のレインダンス◎が光る。有力馬三頭にあまりに人気が集中して、1,3着がスカーレット、ウォッカだったにもかかわらず三連単三万七千円の高配当。
 あわてて旧相方の馬券をチェック。やはり的中している。でも三連複(4640円)。しかも100円づつ。Pa160001
「どうしてせめて200円」
「貧乏ってイヤよねえ」
 それでもレインダンス軸にしていた自分にかなり満足の様子。
「ベッラレイアは勝たないと思ったぜ。どうやって勝つんだ。画が浮かばないよ。東京なら話は別だけど」
 私の馬券だって、ベッラレイアとレインダンスが入れ替われば的中しているやんけ、と涙ぐむ。二頭軸にして武豊に裏切られる・・・・去年の秋華賞と同じ(アドマイヤキッス)。しかも4着と着順まで同じ。
 ところで今、都内の駅構内などに坂口憲二の缶コーヒーのポスターが溢れている。彼を主人公にサラリーマンのよくある心の叫びが、マンガ仕立てで噴出しに書かれている。それが後楽園WINSにまで進出していた。ウインズに入るなりでかいポスターが貼ってあって、
「上司が一生懸命はずれ馬券の説明をしている」
 上司でなくてもはずれ馬券の説明はしたくなるものです。
 このあと新宿に移動して、軽く流行っているらしいモチクリームを食べた。もち状の皮にアイスがくるまっていて、色と味がたくさんある。見ていてきれい。私らは赤ワインクリーム味とピスタチオ味を食べた。157円のわりに小さい。味はまあまあというか、予想の範囲内。こじゃれた雪見大福。

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2007年10月 8日 (月)

東京ドームシティの観覧車に乗る

 ダイワメジャーは連を外すわ、京都大章典は的中したって馬連で二倍だわ、毎度のことながら気分の晴れない馬券な休日。このむやむやした気持ちを少しでも晴らすべく、東京ドームシティのセンターレス観覧車、ビッグ・オーに乗りました。お相手は毎度おなじみ、高所恐怖症の旧相方。
 これまでもこの観覧車には二度ほどチャレンジして乗れなかった。一度は悪天候のため運転停止。雨は降っていたけど、私の見たところでは大した悪天候でもなかった。二度目は9時まで営業だと思って八時半ごろ行ったら受付が終了していた。9時で運転が止まるので、そこまでに乗せられる人数しか受け付けないらしい。今回は三度目の正直。天気がよかったので、競馬に勝とうが負けようがもともと狙っていた。本当はジェットコースター、サンダー・ドルフィンに乗りたいけど、旧相方には無理な相談。誰か一緒に乗ってくれる、高所恐怖でないボーイフレンドがほしいものです。
 彼と観覧車に乗るのは二度目。一度目は数年前に葛西臨海公園で。ある程度の高さは問題ないみたいだけど、
「意味なくすごく高い」
 と思い始めると怖いらしい。最初は向かい合わせで座っていた。最上部に近づいた頃、私が彼の隣に行こうと箱の中を移動したら、箱が軽く揺れた。すると、
「バカッ! 今動くな!」
 と硬直した表情でおびえた声をあげていた。
 今回は「本当に乗るの〜?」といいつつも素直についてきて意外だった。何度も乗りたいといい続けた成果か。競馬が終わって5時前だったか、30分ほど並んだ。一人800円。安くはない。チケットをもぎるところで係りのお兄さんが、
「ハッピーこんにちは〜」
 と淡白に挨拶をしてきた。見れば「ハッピー」はこのビッグ・オーの合言葉だと張り紙が。何百回何千回と言っているのか、お兄さんの口調にはこの非日常的な台詞にありがちな大げさな抑揚もないけど、照れもなかった。
 チケットをもぎると記念撮影。降りるときに希望者は千円で買える。これまた高い。気前のいいところを見せたいカップルの男か、家族連れのお父さんくらいしか出すまい。同じシステムはタイ、バンコクでの観光でも経験した。万国共通だなあ、とひとり心の中でダジャレ。口に出すと無視される。
 いざ乗ろうというときになって、
「俺はなんでこんなことしてるんだ? 夜景でもないのに」
 と旧相方が不満をあらわにしてきた。やっぱり! ここまでが変にスムーズだと思った。どうしていつもこう決まったことにけちをつけるようなことを言うのか。いつもいつも本当に往生際が悪い。と、むかつきつつも、ロマンチックな夜景のほうがいいと思っているのかと少しときめく私。
「なんで夜景のほうがいいの?」
「夜景だと、明りが見える程度で高さをあまり感じない」
 誘導係のお兄さんがドアを開けて、中にゴミがないか等チェックしたあと乗り込む。
「それでは15分の素敵な時間をお過ごしください。ハッピーいってらっしゃ〜い」
 夕暮れの中をゆっくり上がる観覧車。窓が汚く、外がいまひとつみえにくい。800円も出すんだから、律儀にハッピーなんて言ってる暇があったら窓を磨いてほしい。Pa080006_2
 眼下にみえる東京ドーム。
「うっ、これはやばい」
 90度くらい回転したところで旧相方は椅子から降りて、椅子と椅子の間の部分にしゃがみこみ、外をみないようにしている。
「今底が抜けたらどうなるんだ? やっぱり両側の椅子につかまって耐えるのか・・・」
 などとブツブツつぶやいている。
「ねえねえ、この高さからみると、ジェットコースター、本当にあの部分は垂直落下だわ。見てみなよ」
 と半笑いで促すも、みるわけもなく。
「狂ってる。あんなのに乗れるなんて、想像力が欠如している」
 270度も回ったころ、
「おお、これくらいなら平気だ」
 と突如勝ち誇ったように、腰に手をあてて仁王立ちに立っていた。ここまで「耐えて」乗ってくれたのだから、私は感謝すべきなのでしょうか。そうだろうな、やっぱし。
 Pa080003_2 それにしても京都大章典のインティライミには感動しました。なんのかんの言って勝たないのがインティ、「ディープインパクトのライバル」って枕詞がつくたびに、いったいいつの話だと毒づいていた私。いつも端をちぎっては毎回馬群に飲み込まれていた。それが後方からの競馬を覚え、頭を下げた美しい疾走で素晴らしい末脚を披露してるじゃありませんか。長い目で見るって大切なことなんですね。辛抱強く諦めなかった佐々木厩舎に拍手です。
 ちなみに写真に映っている東京ドーム周辺の人だかりは、嵐のコンサートによるものです。

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2007年10月 1日 (月)

第41回スプリンターズステークスG1@後楽園WINS

Pa010001 出馬表 みればみるほど 迷いだす

 思わず一句詠んでしまいました。出馬表なんて見る前は⑦アストンマーチャンと⑥サンアディユの軸二頭流しだと思っていたのに・・・(と、遠吠える)。サンアディユは言うまでもない絶好調馬。マーチャンは当初予定のクラシック本線から外れて、本来適性のあるスプリント戦への最高仕上げでの参戦。しかも53キロの恵量。屋根は旧相方曰く、「逃がしてガマンさせるのが巧い」中舘J。ユタカJとは真逆のタイプってことね。
 各紙良馬場前提の予想の中、当日関東地方は朝からザーザー降り。重馬場→荒れる というのがよくあるパターン。それでこんな風に買うことに。これ、いちおう的中してるけど、この中の組合せで二番目に安い配当だと思う。一番安いのは逆目。というわけで500円くらいマイナスです(嗚咽)。三着の①アイルラヴァゲインなんて1200で勝ってる3回が全部中山で切るわけもなく。あ~あ、先週同質の深いため息・・・・
 ちなみにアイルラヴァゲインは深夜の競馬番組「うまなでさん」で「デスノート東原」と呼ばれる東原亜希嬢が◎に推したらしい。旧相方曰く、「デスノートに載ると斤量プラス20キロ」。他にも「デスノート」は存在して、私がみるのはテレビ東京「ウイニング競馬」の「デスノート流行」。萩原流行氏、馬の名前とかレースの名前もロクに覚えられないので、そもそも競馬番組への適性がないと思う。今回は⑯キングストレイル⇔⑪ペールギュントだったか。
 重馬場に良績があるのは重馬場の重賞を制したサンアディユと⑮スズカフェニックス。でもスズカフェニックスは馬インフルの影響を受けて、陣営が「高松宮記念は最高の仕上げ。今回はそこまでは」というくらいなので切り。サンアディユは追い切りの評判もすべて問題なしということで、わからなくなったのが重馬場経験のないマーチャン。私は「仮にマーチャンが重馬場に沈んでもいいように」と及び腰になった結果がコレ。実際ゲートが開くと、ほとんどすぐにマーチャン一馬身以上空けて飛び出して後楽園WINSどよめいた。
 マーチャン、重馬場でも大丈夫なんだねっ♪
 って、バカ!!!

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2007年9月24日 (月)

第55回神戸新聞杯G2@後楽園WINS

 二週連続三連休。今週も中山に行こうかと思ったけど、天気がイマイチだったので後楽園WINSに。
 競馬で「たられば」はみっともないって話だけど、もう本当に言いたくなるわけ、習慣的にやってる人間はみな!
P9240006 中山のメインは第53回オールカマーG2。やっぱり休養明けは不安ということで、⑥マツリダゴッホと⑫シルクネクサスが軸になる。でも①ネヴァブションも気になるしね、って検討の跡がこの東スポ記入の赤ペンあと。ポップアップするので、気の向いた方はご覧ください。マツリダとシルクネクサスの二頭軸で5頭に流すか(⑮エリモハリアーが入っとる!)、枠連で1枠から流すか比較検討している。ちなみに人気だった⑨サンツェッペリンは調整が間に合わなかったという話と、3歳のこの時期にマイナス体重で出てきたのを考え、マツリダゴッホより4キロも軽い重量ながら切り決定。結局買ったのが、多少荒れることを願って5頭馬単マルチ。これ、1900円の払い戻しで100円マイナスなんである。金星がいる獅子座女の私。どうしてこんなに運がないの。P9240001
P9240005 西のメインは菊花賞トライアル神戸新聞杯。これは⑫フサイチホウオーが一番人気。春のダービーでは彼を一着固定にしたら、ゲート入り前、アワふいてイレ込んでいた。結果7着。土曜日にビデオに撮ってみたウイニング競馬の調教映像では⑭ドリームジャーニーが特によく見えた。でも距離適性は調教映像ではわからない。血統的には問題ないらしいが。「追い切りなんてできなくてもいいんだ」扱いだった先行馬⑨ヴィクトリーはとても2400Mもつまい、と思っていたら併せ馬ができるようになっていたという驚きの話が。そこでドリジャニ、ヴィクトリーの二頭軸で流すか、ドリジャニ頭固定で流すかでこの東スポの赤ペンあとをみると迷っているけど、結局マイナス10キロで来た⑬アサクサキングス(結果2着)をハナから切っている。P9240007 パドックをみたらホウオーがイレこんでなかったので、こんな風にムダに買い目を増やしてしまいました。
 どちらもあと一息でとれそうな馬券、しかも神戸新聞杯が三連単二万円強、オールカマーが16000円強と配当的にももらって嬉しく、競争成績もまともな予想の範囲を超えない結果で、悔しいことひとかたならず。すっかりブルーになり、やり場のない憂鬱を抱えて旧相方と水道橋から神保町、御茶ノ水、飯田橋と数時間練り歩き、居酒屋でマグロを食べて、デニーズでデザートを食べて帰ってきた。
 そんなんで夜中お風呂に入っていたら、生まれて初めて覗かれた。シャワーを浴びていて、あれ? あんなに窓が開いてる? とふと目向けたら、ぱっと顔が窓から飛びのき、覗き野郎がうちの自転車を倒して窓から飛び去っていた。さっそく旧相方にメール。すぐ返信が来た。
「今度から拝観料入れの箱を窓の前に置いておけば」
「まあね、私の裸はお金払ってみる価値あるよ」
「・・・予想通りのレス。競馬もこれくらい簡単ならなぁ」

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2007年9月16日 (日)

第61回セントライト記念G2@中山競馬場

P9160008  さて実に皐月賞以来、やってきました中山競馬場。金星が獅子座にいる今、獅子座女の私はウハウハらしい。給料が決まっている以上、ここでそれが証明されないでどうする?! 今日の東西メインは軸が固かった。
 旧相方はレース前、
「きっと⑦ロックドゥカンブはがっさり体重が減っているに違いない。そして着外になるのだ」
 といつもの妄想を働かせていた。しかしふたを開ければ12キロ増。結局買いなので、①ゴールデンダリアとカンブの二頭軸で流す。これが間違い。14番人気の⑪スクリーンヒーローなんて三着に飛び込んできた。爆問田中が東スポに、映画「HERO」の公開を記念して~なんて書いていたねえ、などというとる場合ではない。ダリアちゃんとカンブの馬連一点買いでよかった。520円に三千円入れるべきだった。ちなみに「穴狙い」の 旧相方は⑭シグナリオ軸の三連複で流していた。結果7着。P9160004_2
  阪神のメインは現在のスターホースの一頭、⑤ダイワスカーレットが始動するローズステークス。これは⑦レインダンスの扱いで頭を悩ます。結局リスクが怖くて、賞金の格が既に歴然と違う①ベッラレイアと二頭の馬連一点買い。こっちも間違ってるよ・・・レインダンスも含めた三連複の一点買いでよかった。470円に三千円にすべきだった。220円に三千円で、6600円払い戻し。ウハウハのはずの獅子座女がほぼプラマイゼロ。これでいいのか。ちなみに水瓶座の旧相方はベッラレイアとスカーレット二頭軸の三連複で5頭くらいに流していた。470円バック。
「オッズチェックしなかったの? これ①⑤軸で三連複なら流しちゃダメよ」
「俺、オッズ基本的に見ないもん」
P9160003_4 えばっていえることか。やっぱり基本オッズは見て馬券を買わないといけません。三連単で1080円の激安配当レース。今年のトップ10入りするんじゃなかろうか。
 それにしてもスカーレット。ほぼ馬なりで勝ってしまって、やはり格の違いをみせつけた。ベッラレイア共々休養明けで、そのことを根拠に旧相方は、レインダンス軸でいいと言っていた。レインダンスも夏場を使って、スカーレットやベッラレイアとの差を確かに縮めたのを証明した。それでもスカーレットのあの余裕。ベッラレイアはムチも入ったし、最後は武の手もかなり動いていた。旧相方は、それはベッラレイアが内側で行き場なくして武が慌てて仕掛けたと言っていた。でも私はスカーレットとベッラレイアにも格の違いは歴然とあったことが証明されたと思う。ウオッカがダービー勝ったことでスカーレットの格まで上げられたけど、実際名牝であることを彼女自身が今回証明した。秋華賞は桜花賞同様、ウォッカとスカーレットの馬連一点でいいのかしらん。馬券的にはつまんないけど。 

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2007年7月10日 (火)

第43回七夕賞G3@後楽園WINS

P7100002  てなわけで夏競馬です。七夕賞はハンデ戦で難解。三連単が90倍からスタートするほど人気がバラついている。そこで馬券に旨みがなくても普通に予想できるプロキオンステークスを予想。ワイルドワンダーを頭固定で5頭に流すことに。
 テニススクールのち後楽園ウインズへ。旧相方は前乗りしていて、既にいくつか馬券を買っていた。函館9Rの北海ハンデキャップは三連単を当てていた(4760円)。
 いつもどおりエクセルシオールカフェに移動。旧相方は馬券の旨みを優先に七夕賞を選択。
サンバレンティン軸は不動だよ。調教映像もすごくよかった」
 と力説。見れば東スポ上位人気三頭にあげられているにもかかわらず6番人気。そこで改めて出馬表を見てみる。注目は22年振りに福島参戦のアンカツ鞍上アドマイヤモナーク(二番人気)。近走の着順そのものは大したことないけど、出てるレースがG1も含む重賞ばかり。他の馬と出走レースの格が明らかに違う。そこでサンバレンティンとアドマイヤモナークのワイド(せこい)を一点買うことに。オッズをみると10倍前後でそう悪くもない。穴狙いの相方はヴィータローザ、アドマイヤモナーク外しからスタート。
P7100001 まずは七夕賞から。結果は軸どころか福島二戦二勝の実績を裏付けるサンバレンティンの圧勝。二着にはずっとドベを走っていたアドマイヤモナークが4角からいきなりつっこんでくる。途中こりゃあかん、と馬券外したのを半ば確信したにもかかわらず。さすがだよ、アンカツっちゃん。ドベでも慌てないよ。スポーツは何でも精神戦。自分との戦い。テニスをしていても本当にそう思う。ドヘタ素人でもプロでも、その本質は変らないわっ!
 というわけでレース後、
「馬連にしておけばよかった」
 と普通のことを思う。それでも千円が一万円前後にはなるはず。実に皐月賞以来の払戻。金額の発表を待つべくウキウキしながらモニターを凝視。そんな私に隣で12Rの予想をしている相方が失笑。
「ドキドキワクワクって感じだなあ。いつもこうなら静かでいいのに」
 続いてプロキオンステークス。連はワイルドワンダー、リミットレスビッドと固いのがくるも、三着は休養明けを理由に切っていたドンクールがきて負け。相方はこのあとも細かく負け続けて収支マイナス。私はここで止めてるのでもちろんプラス。しかし大勝ちしないなぁ、私。
 少しぶらついてから安居酒屋へ。失恋話も少しづつ過去の話になりつつある。
「目指すゴールがあって、そこに至る道筋は何通りもあるのに、あなたは自分の思い描くコースを少しでも外れるとすごくイラつくのよ。じゃあ私はどうなるの?って。我が強いのよ」
 鋭すぎて腹も立たない。ごく普通に感心してしまった。
 居酒屋を出て後楽園駅に向かうと、ウインズの一階近辺に、街灯の明りのもと、新聞広げてまだ鋭意予想中のおっさんたちがわんさと見える。
「まだ燃え尽きてないひとがいるよ」
 と相方。見ると大井競馬の場外馬券場が。こんなにウインズに通っていて今まで存在に気づかなかった。相方が行こうというのでついていく。「ベガ賞」出走直前でかなり賑わっている。客層がウインズよりさらに濃い。おっさんもりだくさん。相方が出馬表もみないで一点百円を購入。モニターだけど初めて見る大井競馬。もちろん相方は外していました。

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2007年6月30日 (土)

運の使い途

P6300001  いまだに失恋の傷を引きずる女カワカミ。なんでしょ~ねえ。今までこんなに引きずったこと一度もない。やっぱり失恋のショックは関係の深さより展開ですわ。そんな私に旧相方は、
「くどい! もう俺に言うな!」
 って冷たいし。
 そんな私をカミサマがかわいそうに思ったのか、宝塚記念のファン投票賞品に当選しました。オッズカード。クジ運の悪いこの私が。オークスで旧相方と後楽園ウインズ行ったときに相方の分も記入して投票した。私はプリンセスに票を入れるのが目的だったし、欲しい賞品もなかったのでオッズカードにした。相方に賞品は何がいいか聞くと、
「じゃ、俺、一眼レフデジタルカメラ」
 どうやら外れたらしい。無欲の勝利だ。
 しかしオッズカード。私、PATの会員だから携帯でオッズ見られるし、例の彼とヴィクトリアマイルで東京競馬場行ったときに、グリーンチャンネルのインタビューを受けて謝礼でもらったオッズカードもあるし、正直必要ないのよね・・・・でもせっかくだから自慢くらいはしとかないとと旧相方に電話。
「すごい、羨ましいなあ~俺もそんな運の使い方したいよ」
 とにかくこの6月、私にとってはえらい印象深い月になってしまった。今月は恐ろしい円安が進んだ月でもあった。FXをいまだにやっている私と、私のマネー師匠でもある8つ年下の会社の後輩・O嬢は、ここまで上がればいくらなんでも数日中には下がるだろうと、二人で示し合わせたわけでもなく売りから始めてしまった。予想外に止まらない外貨の高騰。私はNZドル、彼女はユーロ。結局二人とも10万近い損切りをした。二人のFX歴最大の損切り。
「もう、レートみるたび毎日が憂鬱で・・・」
 と彼女はこぼしていた。でも私は失恋騒動でそれどころではなかったので、10万近い損切りでさえ、
「所詮お金の話じゃないか」
 と失恋で被った痛手と比べたらほとんど無痛だった。またFXで取り戻せばいい。現に私は4万すぐ取り戻すことができた。所詮マネーゲーム。
 やっぱり人生で大切なのはお金より情、誠意とか思いやりとか、ひととひとの絆なんだなあ・・・と当たり前のことに深く感じ入った六月でした。しかしそうはいってもお金、というのはある。お金自体は幸せではないけど、幸福の強力な援軍になるのは確か・・・こんな台詞を昔アメリカのドラマで聞いた。妙に印象に残っている。お金をなめてもあかん。

翌日追記:
 旧相方からメール。
「俺のところにもオッズカード来た」
「え? 私が一眼レフデジタルカメラにチェック入れたけど?」
「来場サンクス残念賞だって」
 ・・・・・やっぱオッズカード、余ってるな・・・・

翌々日追記:
 よくみたら、私も来場サンクス残念賞やん! いったい私、なにを希望賞品にしたんだっけ?

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2007年6月12日 (火)

第24回エプソムカップG3@後楽園WINS

P6120005 東京G1も終わっても結局やっている私。
 午前中バケツをひっくりかえしたような雨が降って、重馬場がなによりのテーマの今回。まんま重馬場に良績のあるサイレントプライドが一番人気に。G1でもないし、それほどがっつかなくてもいいでしょう、とサイレントプライド軸で三連複。久しぶりに取ったものの、15点張って2470円。これなら軸一頭の三連単30点(一万六千円)にしておけばよかった、なんていっても後の祭り。やはりオッズをしっかりチェックしなければいけません。馬券て選択肢が多すぎるのよ。昔は枠連しかなかったって、競馬歴三年の私にはウソみたいよ。シンプルでそっちのがいいような気も。どかんと枠連につぎ込む心理がわかるような気が。ちなみに旧相方も珍しく同じように三連複を的中。二人で同じように的中するなんて初めてじゃなかろうか。二人で「珍しいね~」と顔を見合わせる。ただ旧相方は6頭のボックスなので20点買い。
「サイレントプライドが落ちてファイングレインが三着になればよかったのに~そしたら高配当で、あなたにおごってやってたかもしれないんだからね」
 と、レース後しつこく言い続けていた。
P6120007_1 続いて第43回CBC賞。重馬場の上に短距離とあって、
「こっちのが難しいよ。へんなのがまぎれてくる可能性高いよ」
 確かにいえる。高松宮記念の高配当を演出して以来良績続きのペールギュントと重馬場良績ありのミスティックエイジのワイドなんて一点買ってみることに。かなり取る気でいたのだけど、ペールギュントは掲示板落ち、能力は常に評価されてきたブラックバースピンと進境著しいナカヤマパラダイスで馬単三万二千円。ナカヤマは一着続きなのに条件馬と見落としたのが悔しい。バースピンはこのところ良積がなく、即切りではないもののやっぱり拾えなかったなあ、と思う。やるね、四位君。
 てなわけですっかりマイナス計算になり、よくある取り返そう12R。
「俺はみつけたぞ!」
 先週旧相方はここで大穴レイルバード単勝を当てている(バカなことに100円のみ)。二週連続はないだろうなあ、と思いつつ、聞いてみるとと17頭立て16番人気エレアシチーの単勝を買うとのこと。まさか、と思いつつ、先週のことがあるので複勝で乗っかってみる。単勝では先週のレイルバードを超える実に78倍。複勝でも20倍着く高配当。
P6120006  するとびっくりの4着。惜しさに身もだえ。芝1600の最高タイムが東京のやや重であることが選出の根拠らしい。騎手のせいだとレースの後、しつこく言っていた。今後もこのひとのこういう予想には乗っかってみようかと思う。穴馬を探すのが彼の競馬の基本の喜びらしい。
 東京G1お祭週間も終わり、こういうのんびりした競馬もいいもんだ、としみじみ思った今週末。

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2007年6月 7日 (木)

第57回安田記念G1@後楽園WINS

P6070001 前日土曜日競馬好きの人たちと奥多摩登山に。貧血症の虚弱体質なので、楽そうに登る皆さんの隣で息も絶え絶えに登りながら、
「この荒れ続けたG1のせいで競馬やるのがイヤになった。宝塚記念まで休む。安田はパス」
 と繰り返し言っていたのにこの有様。やっぱり外れてるし。登山帰りに東スポ買ったのがそもそもの間違いなのか。家に帰って寝る前に旧相方に電話。安田ことで長々と話しているうちに、これはON TIMEで体感せずにいられようかという気分に。翌日三時のテニススクールを12時に切り上げて後楽園WINSへGO! 結果は今までの荒れG1とは一線を画す有力馬で決まった。でも旧相方もスズカフェニックス武も愚痴る差し馬殺し、異様な好タイム続出の高速馬場。
「今年のレースのタイムなんて参考にならん。つまらんわ」
 と旧相方も荒れ荒れ。
 そのまま東京12R江ノ島特別も参加。私はリファインドボディの複勝1000円なんて固く狙ったつもりが掲示板落ち。我ながらよく負けるなあ、と相方をみたら馬券を差し出す。なんとレイルバードの単勝100円。実に12番人気、5130円。
「バカッ! 一点しか買わないなら、どうして千円、いや、せめて三百円買っておかないの!」
「いやあ、そろそろ勝春、勝つ頃だと思って。ダメモトだったから100円でいいの」
 旧相方が当たるのを久々にみた。やっぱりこの人、平場の人だわ。平場でしか当たるの見たことない。
 二人で軽く飲んでプールへ。テニス→競馬→プールのスポーツづくし。サウナで私の競馬好きを知るおばさまに会う。
「ダービー、4位のひとが1位になったんですってね」
 意味がわからず、ぽーっとしてたら、
「こんな冗談、みんな言ってるわね、うふっ!」
 ようやく合点。これは競馬ファンは言わない駄洒落だと、へんに感じ入った。

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2007年5月29日 (火)

第72回日本ダービーG1@東京競馬場

P5290001  今回の収穫といえば、ヴィクトリアマイルで来たときに落とした帽子を、ダメモトで行った落し物預かり所で見つけたことくらいですかねぇ。
 旧相方と待ち合わせ。そういう意味では全く信用していないので、前日遅刻しないように散々念を押し、携帯をマナーにして寝ないように釘を刺す。ところが当日、モーニングコールをして話したにもかかわらず、マナーに切り替えて二度寝。待ち合わせ時間になっても全く連絡が取れず。どうしてこうロクな男と縁がないのか。ヴィクトリアマイルに続いて、なんという男運の悪さ。相手は違うのに。府中本町駅についても連絡がとれないので、これはもう帰ってテニススクールに行こうと反対側の電車に乗って数駅通過してから連絡がつく。また府中本町に舞い戻り。先に行って場所をとっておくことに。
 灼熱の東京競馬場。写真をポップアップでみるとわかります。予想していたことなので、帽子もかぶっているし、ノースリーブに肩から日焼け止めを塗ってきた。200円ゾーンのコースに近いところに新聞を敷いて場所取り。あまりに暑くて、靴も脱いで網ストッキングに。これが耳なし芳一的盲点で、足の甲が強い日差しに数時間さらされることに。今でもヒリヒリしています。耳なし芳一、小さいときこの話が怖くて眠れなかったなあ。入場制限するほどでないものの、ヴィクトリアマイルのときに比べたらはるかに込んでいる。P5290004_1
 待ち合わせ時間に遅れること二時間以上、旧相方登場。開口一番、
「この人ごみ、競馬になんねーよ。ダービーなんて、競馬場来るもんじゃないよ」
「そういう台詞は時間通りに来た人が言ってくれますかね」
 このダメ男!に始って一通り罵詈雑言を浴びせる。お昼でも買いに行ったら、というので、財布をよこせと奪い取ってファーストキッチンに。ついでに帽子も回収してくる。
「いや~久しぶりのG1って感じだなあ」
 今年の春のG1は荒れっぱなしだったけど、ここではフサイチホウオーという軸がある、と相方も予想に熱が入った様子。皐月賞のゴール前、すっ飛んでくるフサイチホウオーを目の前でみた私としては、ホウオー頭にこんな買い目。ウォッカは距離不安を理由に切る。P5290005
 ところが結果はダービー最高配当、三連単200万馬券。上がりはディープより早い33.0秒。二着に三馬身差のウォッカの快勝は、ディープ、キングカメハメハのダービー記録に続く歴代三位のタイムで、馬券を外しても納得のいくものだけど、牡馬たちにいったい何が起こったのか。確かにゲートイン前、ホウオーもヴィクトリーもかなりイレ込んでいた。ヴィクトリーの皐月賞のときの落ち着きはどこへやら。ホウオーのイレ込みぶりはアンカツでなくても目を覆いたくなるほど。結果はまさかの7着。一番人気が連を外すのは10年ぶり、掲示板外となっては19年ぶり。ウォッカの64年ぶり牝馬優勝を目にしたのはいいけど、牡馬の不甲斐なさへの不満のほうがはるかに大きい。二着アサクサキングスって、天皇賞のエリモエクスパイアに続いてまたかの福永ゆーいっちゃん。オークスのローブデコルテといい、調子いいね!などと素直に喜べない祐一の腑に落ちない活躍ぶり。いや、彼は立派な騎乗をしてるんだろうけど。今年の春のG1は皐月賞も最高配当、NHKマイルにいたってはG1の最高配当。月曜日のニッカンに「春の嵐は固いはずのダービーでも止まなかった」なんてあったけど、うまいねどーも、なんていいながら気持ちがやさぐれてくるわ、ここまで予想が無意味な結果が続くと。東スポでアサクサキングスに◎を打っていたのはなんと「占い馬券コーナー」。相方もヤケ気味で、
「俺、これから占いで馬券買おうかな」
 私の周囲で今回唯一馬券を獲ったのは会社の編集の女の子。友達が馬券を買いに行くというので、ついでにと頼んだらしい。もともと競馬に興味がなく、出馬表も全く見ないで、自分の誕生日、8月2日にちなんで8-2の枠連を千円買ったらしい。彼女の周りでも的中したのは彼女だけで、二万円近い配当が。今日一緒に彼女とお昼を食べながら、
「そんな理由で買うならさあ、枠じゃなくて、馬番にしてよね」
 と噛み付く。すると彼女、
「ああ、みんな言うこと同じですねぇ。みんなに言われますよ、枠かよっ、って」
 金曜から一生懸命馬券検討した人間には納得いかない結果ばかりのG1。もう私も当分やる気しません。とりあえず宝塚記念まで休みます。プリンセス次走予定の宝塚記念。私の知る範囲で登録に名乗りを上げているのが、メイショウサムソン、アドマイヤムーン、ポップロック、アサクサキングスにシャドウゲイトまで。有馬記念のような豪華さ。こんな感じだと、スイープも加わるのか。しょぼいG1よりオールスターのG1嬉しいものの、プリンセス、ピンチ! 

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2007年5月22日 (火)

第68回オークスG1@後楽園WINS

 軸がないというのは競馬に限らず、すべてにおいてよくないことです。人生しかり、文章しかりですわ。だから今回のオークスは書くべきじゃないんですけど、今まで書き続けちゃったので、ダラリと綴ってみます。私の2007年5月20日日曜日。
 午前中はテニススクールに。フラットサーブがあまりに入らないので、スライスサーブに転向を検討中。コーチにお手本を見せてくれ、といったら、真横から見るとわかりやすいですよ、といわれて真横からみるが、動きが早すぎてまったく見切れず。
 午後1時半後楽園ウインズ到着。旧相方より先に着く。お腹が減ったのでひとりでラーメンを食べて、レモンハイを飲んでいたら相方登場。
「昼真っから、ドン引きだな」
 と、げんなりされる。でも馬券場で昼間から飲むレモンハイはうまい。
 旧相方が今日のレース結果をメモして、エクセルシオールカフェに移動。実は二人ともあまりやる気がない今回のオークス。私は先週のプリンセス10着のショックをひきずっているし、相方はダイワスカーレット軸で展開予想するはずが計画倒れに。
「こんなレース、回避が賢明だよ」
 そういいながらもコーヒー飲みながら予想をする相方。私は昨日のうちに買い目を決めていたので、宝塚記念のファン投票を相方の分も記入。プリンセスはもう出走が決まっているけど、もちろん投票。ヴィクトリアマイルでは見せ場なしのふらついた走りをしてたけど、宝塚は大丈夫かなあ。アドマイヤムーンと二頭軸でいけるのだろうか。心配。
P5220002  やる気はないといいつつ、獲る気は満々のこの買い目。結果はゆーいっちゃん、さすが牝馬のエスコートがうまいよ、のローブデコルテ。だらっとしつつ感心。結果をみても退屈感のぬぐえないオークス。ベッラレイア