2008年12月29日 (月)

第53回有馬記念G1@後楽園WINS

Pc290003  終わった・・・・私の競馬ライフ。ディープインパクトに始まり①カワカミプリンセスに終わったといった様相です。⑬ダイワスカーレットが強いのはよっくわかった! というこの有馬記念。
 いつもの通り水道橋のコーヒーショップで相方と待ち合わせ。
「有馬って本当にわからないレースだよなあ。最初はさあ、スカーレットと⑩マツリダゴッホ(2番人気12着)二頭軸ですごい簡単なレースみたいに話してたじゃない。でも見れば見るほど、切れない馬ばっかりでさ。とにかくマツリダの一着はないよ。この時期に弱い調教して。ほれみたことかのプラス体重。そんなんで、馬券から切れる馬は三頭しかいないよ。②ベンチャーナイン(13番人気10着)、③コスモバルク(12番人気11着)、⑭アドマイヤモナークだけだな」
 というわけで相方氏はマツリダを2、3着に固定したフォーメーションを組んで28点二枚の56点買い。なんだか複雑なマーキング。彼の中にはなにかイメージが出来上がっているようなのですが。
 さすがにどのレースよりも込んでいると思われる後楽園WINS。皆さんご存知のドベ人気アドマイヤモナークが二着に飛び込んできて、3着も二桁人気⑥エアシェイディ(10番人気)。というわけで、単勝2.6倍一番人気のスカーレットが一着なのに、びっくりの三連単98万馬券。JRAプレミアムだけど、すごいよ。私の馬券の光ってるところは、このレースで総流ししてるところだわ。ああ正解。スカーレット軸とその二点が。
 プリンセス7着(6番人気)については納得しています。状態も悪くなかった。このメンバーなら順当な着順といえるでしょう。しかしマツリダどうしたんだろう。左回りのジャパンカップで4着だったのに。モナークなんて最初ひとりで二馬身ぐらい最後尾にぽつーんといたくせに。あれが正解だったんだろうなあ。アンカツがいうように、スカーレットについていこうとすると途中で脚が止まるんだ。プリンセスがまさにそれだ。でもプリンセスにはあの選択肢しかなかった気はします。
 有馬が終わって相方氏は「尾張特別」とか「ハッピーエンドカップ」とかJRAさんのネーミングセンスが光るレースに参加して全敗。その後懲りない彼は、WINS階下にあるシティ競馬の場外馬券場オフトに。完全に有馬(で負けた)ひとたちが流れてきていて、いつもよりはるかに混雑している。目的はもちろん東京大章典の前日購入。モニターでパドックをやってるけど、まー現地にひとがいないこと。誰にも邪魔されずパドック見放題のガラガラさ。相方はヴァーミリアンを頭固定に6点買いで外してます。カネヒキリとサクセスブロッケンの三頭で三連単なんて、予想通りとはいえひどい結果。有馬と大違いだ。
 当初そのつもりはなかったのですが、結果的に競馬ブログと化していたこのブログ。これからは今までのようには更新できないでしょうが、細々とでも続けていこうと思っています。今年一度でも当ブログの記事を読んでくださった方にお礼申し上げます。ありがとうございました。(私も含めて)みなさんが素敵な2009年を迎えますように。 

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2008年12月25日 (木)

第53回有馬記念G1予想

 私よりはるかに競馬に真剣な相方。
「俺は毎回当たっている。なのに馬券につながらないだけで、外れているって(私に)言われる・・・・」
 と思いつめ、ほとんどホラーワールド。でも”外れている”彼が同じように外れている私を馬券の買い方で真顔でくさすなんて、おかしいでしょう?
「もういやだ。俺は競馬はしばらくやめる。やるとしてもひとりでやる! あなたもひとりでやれ!」
 私は競馬をひとりでやる気はないので、これは競馬から足を洗ういい機会かもしれない、とこの有馬記念を引退レースにすることにしました。二冠馬⑨メイショウサムソンと一緒です。前にも書きましたが、私にとっては競馬そのものより、競馬を通してひとと関ることとか、ブログに記事を書いたりすることが喜びでした。記事についても、競馬そのものについてではなく、自分や相方を中心に、競馬をめぐる人間の生態を書くのが楽しかった。でも転職をきっかけに前のジムの競馬友とも接点がなくなって、ネタも少なくなったのを実感。競馬後記を書くことの面白さが減少してきたのは事実。彼がああ言ったのは、本当にいいタイミングだと考えるべきでしょう。
 思い返せばこの数年、ずいぶん競馬につぎ込んできました。収支決算なんて怖くてできやしない。競馬についてひとと楽しく話したり、記事を書くにはレースについての予備知識がなくてはだめ。というわけで土曜日は予習に精を出し、日曜日は本レース。土日が競馬を中心にまわる生活を年単位で続けました。たまにある友人の誘いもなるべく土曜に、日曜の誘いは断ったりしていました。こんな生活にもそろそろ終わりがきたということでしょう。
 ちなみに相方、「競馬はしばらくやめる」と明言したにもかかわらず、ひとりで先週朝日杯をやって三連単30点買いで的中させました。セイウンワンダー(2番人気1着)とフィフスペトル(5番人気2着)の二頭軸で5頭流し。毎週競馬をやっていて、秋競馬初の三連単的中17230円。
「しばらくやらないってゆったじゃん」
 なんて責める気にもなりません。めんどうくさい。もう好きにしてくれ。
「久しぶりの的中だし、ブログに載せてあげようか?」
「あなたは本当になにもわかってないね。あんな簡単なの載せてほしいはずもない。馬券の的中なんて関係ない。例えば(秋華賞8番人気で2着の)ムードインディゴとか、誰も取り上げていない馬をマークしていたとかいうのを載せてほしいんだ」
 載せてほしいんかい。
 でも①カワカミプリンセスと⑬ダイワスカーレットが二頭の牝馬で出走するこのレースは、いかにも私の引退レースにふさわしい。素直にこれで終わりにしようと思えました。特にプリンセスについては、三才時に有馬に出走しなかったのは私の競馬歴の一大痛恨事となっています。調教師は「負け知らず」のプリンセスがディープインパクトに負けるのは忍びないとかなんとか言っていたけど、どうせいつか負けるんだから、初敗北は神馬ディープに差されて負けることであるべきだったはずなのに。ディープ=プリンセス馬券を買う願いはかなわず、翌年は故障で未出走。ずっとファン投票で選出されていたのに。ピークを過ぎてではありますが、ようやくの有馬記念出走。感無量です。おまけに私のもうひとりのヒロイン、スカーレットまでいるんだから。というわけで、私の買い目は出馬表が出るずっと前からプリンセス=スカーレットの二頭軸で決まっていました。悩まなくていい。ああ楽。
「そんなんならスカーレット頭固定でいいだろうが」と相方。
「私がプリンセス一着の買い目を買わないということはありえません」
「なんだそれ? プリンセスがスカーレットを差すのかよ。ありえねー。絵が浮かばねー」
 上がり33秒台を刻み続ける驚異の先行馬スカーレット。対してプリンセスは長くいい脚を使う前団好位差しタイプ。上がりもそこまで早くない。でもそんなの関係ないもんね。競馬はやってみないとわからない、は誰もが知る大原則。
 有馬は本日木曜日に出馬表が出るけど、出馬表が載る東スポC版を売るのは都内の駅売りのみ。これも東京OL時代なら買えたのにねえ。川越では当然出馬表のないA版が売られるのみ。
「占い馬券、東スポに出てるぞ」
 と毎日東スポを買う相方からメール。このブログでも度々書いているけど、東スポ占い馬券の的中率はバカにならない。へんなプロの予想屋(清水ナントカとか)よりよっぽどアテになる。でも私がみたところ、二週連続で的中したことはない。相方にメールで聞いてみる。
「先週の朝日杯は占い馬券どうだった?」
「5頭選出してるけど、一頭もからんでない」
 これはいけるかもしれん。でも出馬表がないの買ってもなあ、と駅売店でチェック。すると「カワカミ」のでかい文字が一面に。爆笑問題田中がプリンセス◎できた。これは喜ぶべきか哀しむべきか。彼らしい選択というの意味ではぴったりだけど。とにかく私としては買って読むべきでしょう。店員のおばちゃんに百円玉と五十円玉を一枚ずつ渡す。
「はい、20円のお釣りね」
 受け取って店の前を立ち去り、財布にしまおうと手を開くと、五十円玉が一枚と十円玉が一枚。どうやら十円二枚と間違った様子。60円ある。40円もうけた、有馬前にラッキー、とガメて帰ろうとして、ふと立ち止まる。待てよ待てよ、ここはきちんと申告すべきなんじゃない? こんなところで「不正」をしたら、当たる有馬も外れてしまうんじゃない? きびすを返して正直申告。五十円玉と十円玉をチェンジ。売店のおばちゃんはあら間違った、とあまり感謝している様子もなく。早速相方に電話。
「というわけで、当たる気がするよ。店が終わって40円でも合わなかったら、おばちゃん困るだろうしね」
「バカだなあ。それはどうせ外れるあなたへのおばちゃんの心遣いなんだから、もらっておけばよかったのに」
 家に帰って東スポを広げる。するとびっくり。占い馬券の同点一位が私の二頭軸、プリンセスとスカーレットじゃありませんか。三位のサムソンと20点以上離してますよ。田中の◎といい、ここまで来ると不安が却って募る気もします。まあ常識的に考えて、このメンバーならプリンセスは三着に入ったら万々歳でしょう。でも可能性は十分あると思っています。距離といい、初コースの中山も脚質的に向かないとは思えません。というわけで、買い目は決定。①-⑬二頭軸の残り全馬12頭流し、三連単マルチ72点買い。これにプリンセスの単勝と複勝千円づつとか買おうかな。多分単勝10倍越えの5番人気くらいでくるでしょう。スカーレットは一番人気単勝2倍越えくらいと予想。応援馬券を買う意味はあまりなさそう。
 当日ウインズに行けるかどうかは相方の家の事情でわかりませんが、前日購入にしても馬券は必ず買うつもりです。最後ですからパットで終わりにしたくはありません。それにしてもフルゲートじゃなくて良かった。

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2008年12月15日 (月)

第60回阪神ジュベナイルフィリーズG1@PAT

 私はPATの会員で、普段オッズをみたりするのに重宝しているけど、馬券を買うことはない。
「俺がPATの会員なら、ちょいちょい使うけどね。1Rから100円買ったりさ」
 とは本物の競馬好きの相方。でも私は1レース入魂といいながら、実際は相方と買い目について話し合い、馬券場や競馬場でおっさんらと喜怒哀楽を共有、帰りに居酒屋で相方とレース回顧して、ブログに馬券を載せるところまでを一連のイベントとして楽しんでいる。競馬そのものを楽しんでいるか、真剣に取組んでいるかなら、相方よりずっと不真面目で不純だ。だからひとりPATで馬券を買って、ただ貯金の数字が増減するだけというのには興味がない。まあ増えることはあまりないけど、増えたにしても数字が少し変るだけで喜びは薄い。的中馬券を入れて払戻し機から現金が出てくると、小額でも実感があってけっこう嬉しい。
 というわけで当初から予定のあった私としては、阪神JFは回避するつもりで、東スポも買っていませんでした。ところが、です。うちの母は近所の読売新聞の配達所で週末にチラシの折込みのパートをしていて、土曜日はうちが取ってない余った夕刊をもって帰ってくるのですが、今週に限ってスポーツ報知までもってきてしまいました。意に反して出馬表が手元に。ちょっとだけよ、と検討してしまう私。そんな土曜日、相方は近所の中山でひとり中日新聞杯(G3中京芝2000)。ヤマニンキングリー(2番人気1着)を軸にしたのはいいものの、三連複6頭に流して15点買いの中にフサイチアソート(10番人気2着)、イケトップガン(9番人気3着)もおらず敗退。三連複で五万三千円の配当。そのとき阪神JFも彼には珍しく前日購入。日曜日関東は雨予報で、外出するのがおっくうになると予想した様子。⑬ブエナビスタ(1番人気1着)と⑰ジェルミナル(2番人気6着)を軸に②ダノンベルベール(3番人気2着)、④アディアフォーン(9番人気17着)、⑨ミクロコスモス(4番人気3着)、⑫ワンカラット(5番人気12着)の4頭に流して24点買い。
「買ってから思ったが、⑰ジェルミナルの枠はやばいな。外外回されそう。どうせなら②ダノンベルベールにすればよかった」
 買った途端に自信をなくすのはいつものこと。基本的に小心なのね。
「考えれば考えるほどジェルミナルはない。てか人気ありすぎだよ、ありゃ」
 さらに時間が経過して来たメールには、
「なさそうだあーーああああぁ。俺はどうかしていた」
 競馬に真剣すぎるひとは本当に困る。ついには、
「だいたいジェルミナルのどこがそんなにいいのだ。わからない」
「なんで急に。二才戦なんてどの馬がきてもおかしくないし、上がりタイムと戦歴をみてもジェルミナルが馬券圏内に来る可能性は十分なのに」
 そして翌日曜日。ウインズでカレンダーを配布するというので、出かけるついでに馬券も買ってカレンダーももらってこようか、などとぼんやり考えながら朝プールに行って帰って韓流ドラマ「朱蒙(チュモン)」のDVDをみて家を出たら、ウインズに寄る時間なんてあるわけがないことが判明。
(PATで買わない主義のハズよ、ノリコ!)
 などと言い聞かせつつも、結局時間かけて検討したのがもったいなくなり。薄くならいいでしょと、地下鉄乗換駅のホームで携帯取り出し三連複15点買い。 Pc150002_2
 相方があれほど嘆いているので⑰ジェルミナルはヒモにして、⑬ブエナビスタと②ダノンベルベールどっちを軸にしようか迷う。結局配当を期待して三番人気のダノンベルベールを軸にすることに。これで下位人気が一緒になれば、それなりの配当も期待できる。
 用事が済んで携帯で着順からチェック。こりゃガミったかと思ったら、意外と配当ありました。戦歴少ない二才戦で人気が散ったせいですね。帰ってレースを見たら、ブエナビスタ最後尾からスキップでゴボウ抜きの楽勝。こんなんならブエナビスタ一着固定でよかったね、結果見て言っても仕方ないけど、とひとりつぶやく。またしてもアンカツのお手馬に牝馬クラシック主役候補が。
 来週の朝日杯はこんどこそ回避の予定です。どーでもいーよーな告知ですが。

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2008年12月 8日 (月)

第9回ジャパンカップダートG1@後楽園WINS

Pc080001_2   ことしから日曜日阪神1800Mになったジャパンカップダート。今まで土曜日東京2100Mだったのが。そりゃ売上も58%増しになるでしょうよ。
 にしても書くことないですねえ。予定外に武蔵野ステークスをやって、そのときはかつてのダート王⑩カネヒキリを買っていたけど9着。一回叩いただけで変わるもんですねえ。またしても角居厩舎、金子オーナーのG1勝利。まあ屈腱炎という競走馬としては致命傷な症状を、二年四ヶ月の休養を挟んで乗り越え、G1勝利っていうのは感動的だけどねえ。簡単に見捨てない、諦めないっていうのは素晴らしいよ。
 私は凡庸に一番人気⑥ヴァーミリアン(3着)、二番人気⑦サクセスブロッケン(8着)を軸にしてしまいましたよ。今年7月大井のジャパンダートダービーでブロッケンが勝つのを目の前で見たとき、なんて強いんだろうと感動したのになあ。ダート世界はけっこう年齢いっても強い馬は強いよ。ガンバレ、ブロッケン。
 相方の軸は、またしても高配当を狙って③サンライズバッカス(6番人気4着)。武蔵野ステークスでは私が買い目にいれたらバカにしていたくせに。今回はブロッケンを軸にしていたことで相当バカにされた。
「パドックみて、全然ダメだったじゃん」
 外れてる人間が外れてる人間を上から目線でクサす。いつものこととはいえ納得いかない。相方はいつも、
「資金が足りなかっただけ。俺は当たっている」
 と飽きもせず繰り返すし。
「サンライズバッカスはすごい気分屋で、厩舎では”おバッカス様”と呼ばれているらしいよ」
 またこの男はバカなことを、と言ってやったら、
「な、冗談だと思うだろ。でも本当らしいよ」
 ほんまかいな。しかし本当なら冴えてるねえ、音無厩舎、言葉の感覚が。「競馬界のリア・ディゾン」よりはるか上いく感覚よ。”おバッカス様”♪
 相方と私の定番コースは、競馬→居酒屋→スタバでコーヒーを買って駅まで飲みながら歩いて帰る というものだ。私はコーヒー中毒で、スタバの上客だから、どの程度ブラウンシュガーをいれるといいか、だいたい感覚的にわかっている。もちろん味見しながら入れていくけど、白砂糖を入れる感覚よりは大目にいれたほうがいい。そしてコーヒークリームを入れてコクを増す。相方はその辺のさじ加減がわからないようで、いつもはちみつを入れすぎて台無しにしている。私は毎回注意してやっているのに、結局入れすぎる。今回もお互いのを交換して味見してみた。また甘くしすぎているんだろうなあ、と思ったら、牛乳の入れすぎで薄くなってすらいる。その台無し振りがぎょっとするほどだったので、思わず大笑いしたら本気で怒っていた。その度量の小ささに、さらに笑ったらもっと扱いにくくひねくれていた。男は度量です。
 来週は競馬は回避の予定です。

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2008年12月 1日 (月)

第28回ジャパンカップG1@後楽園WINS

Pc010001  歴代のジャパンカップ優勝馬をみると、ディープインパクト、ゼンノロブロイ、ジャングルポケット、ティエムオペラオー、スぺシャルウイーク、トウカイテイオーと名だたる名馬がズラリ。このレースに関しては、勝馬にそれなりの格が求められるのだと、G1馬の中でどれを買うかばかり考えていた。海外のブックメーカーも日本馬有利としているみたいだし。懐かしいよ、アルカセット。ハーツクライとレコードの激戦の末、翌日の新聞のコピーが「華のある男は鼻で勝つ」。あのときは前日購入で、三番人気アルカセットは見た目が違うとの評判に私は買い目に入れていた。相方は馬券の妙味を求めて外していたのだけど、当日パドックをテレビでみて、出先の私にメールしてきた。
「やっぱりアルカセット、見た目のよさが全然違うぞ」
 あとからどうしてそんなメールを送ってきたのかと聞いたら、
「だってパドックみて、俺がアルカセットを出走前に評価していた証拠を残しておきたかったんだもん」
 海外通(?)らしい清水成駿も今回は外国馬のことにあまり触れていなかった。しかし成駿、またしてもむりくりの歴史引用。ウオッカをブサイクで知られる擬似母性炸裂、権謀術数家の春日局になぞらえたり。また東スポに載っている肖像画のイラストが出展不明の安っぽさで笑えた。あの絵はなぜあったのか意味不明。
 とにかく最初は②メイショウサムソン(3番人気6着)、④ウオッカ(2番人気3着)、⑨ディープスカイ(1番人気2着)、⑬マツリダゴッホ(5番人気4着)の4頭三連単のボックス24点で当たる気がしていた。「容疑者Iの献身」と私がからかう相方(イニシャルはI.A.)は愛馬ウオッカを1,2着固定で臨むも、
「俺がウオッカに思い入れがなかったら、①オウケンブルースリ(4番人気5着)を軸にする」
 とあまりにしつこいので加えることに。正直私の中で菊花賞馬オウケンと⑮アサクサキングス(6番人気8着)はジャパンカップ優勝馬になるにはやや格落ちする印象があった。
 とにかく5頭でボックスにすると一気に60点になるので、ここは軸を作って36点にしたい。しかし軸にするのに、他の馬よりなにか強い決め手がある馬が最初の4頭の中にいない。悩みに悩んで(結果からすればこの悩みが完全に無駄)、休み明け三走目、この時点で8キロ増と成長しているスカイを軸にすることに。ウオッカはどうにも天皇賞の反動が怖いし、2200ですらどうかと思うのに、2400はいかにも長い。おまけに屋根の岩田は前日落馬で脳震盪を起こしている。だいたい岩田が勝ったらアドマイヤムーンと二年連続になり、ラッキーすぎる。スカイも菊花賞止めて天皇賞行ったくらいだし、2400が適性距離とは思えないけど、若い牡馬で斤量55キロを買いました。
 レースが実際始ると、1000Mが1分1秒8のえらいスローペース。はっきりした先行馬がいないので仕方がないにしても、予想を超えるのんたらぶり。完全に差し足勝負になってしまい、びっくりイタリア男が乗る⑯スクリーンヒーロー(9番人気)がぐいぐい伸びてきて勝利。単勝4100円はジャパンカップの単勝最高配当だとか。先月条件戦を走ってた馬が、東スポ占い馬券で最下位だった馬が。前走アルゼンチン共和国杯(G2ハンデ戦賞金5800万)では「軽量(53キロ)だからスクリーンヒーロー」と相方が予想していた馬が、定量57キロと、ウオッカ、スカイより重い斤量をしょって二億五千万を勝ち取ってしまった。ちなみにこの東スポ「占い馬券コーナー」。的中率は決して低くなく、並みの予想よりはるかに当たっています。今回ぶっちぎりの一位はサムソンだったけど。
 相方は3着にスクリーンヒーローを入れた馬券を買っていたけど、ウオッカにオウケンが一二着固定で敗退。とにかくです。こうなったからには、スクリーンヒーローにはでかいレースで活躍してもらわないといけません。まだ4歳だし。
「どうかねえ。そりゃ強くなった馬だと思うけど、超スローの府中だからできたことよ。二度同じ舞台が出現するかどうか」と相方。
「まったくスクリーンヒーローさえいなければ。私の買い目、惜しいと思わない?」
「あなたと同じような買い方してる人間が何人いると思ってるんだ」 
 またしてもの敗者二人、帰りはウインズの売店に。お目当てはスカーレットに乗るキティちゃん。ウイニング競馬のプレゼントコーナーで見た瞬間、欲しいと思った。あったぞ2500円。やっぱりとてもかわいい。
「やめとけ。勝ったときに買え。こんなのいつでも買える。今買う意味ないぞ。有馬で買え」
 でももしスカーレットが有馬を勝って、その日にスカーレット=キティを買ったら、はしゃいでるの丸出しで、今買うより却ってかっこ悪いような、などと考えたけど、結局買わずじまいに。ジャパンカップダートは激安配当が目に見えてるし、阪神JFは二戦目の馬が続々で予想にならないし、朝日杯は予定があってやらないし。あとは本当に有馬しかありません(ダジャレではありません)。
 今年も本当にあと少し、を競馬で実感します。
 「お馬deキティちゃん ダイワスカーレット」の画像はこちら↓。別にJRAの営業ではありません。
http://shop.prc.jp/turfy/index.php?pg=detail&ct=ds&cd=02817&cm=&offset=0

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2008年11月24日 (月)

第25回マイルチャンピオンシップG1@後楽園WINS

Pb240002_2  みよ! この惜しい馬券を! 三連単にたった6点買いで肉薄。三着が⑯カンパニー(2番人気4着)でも①ローレルゲレイロ(3番人気5着)でもよかったのにねえ。どうして②ファイングレイン(10番人気)なの。
 と、言いたいところですが、これ、⑰スーパーホーネット(1番人気2着)、⑦ブルーメンブラット(4番人気1着)を二頭軸のマルチにしようとして、マルチにチェックし忘れただけなんですね。買ってびっくり六点買い。おまけにブルーメンが頭固定。もう締め切り間際。こういうパターンの場合、たいてい私は外れているので、もう買うのをやめようかと思ったけど、でもでも、と慌てて三連複でこんなふうに購入。Pb240001_2 どっちにしてもファイングレインがいないので外れてるんだけど。
 ゴール前では六点買いで的中したかと、かなりドキドキしました。三連複までダブル的中か。入線後は長い審議で、対象がそのファイングレインでした。降着しろ、ファイングレイン、と業を積むような負の想念が身の内に充満したのを実感しました。まあ、10番人気ですけど、3着なのがそんなにビックリってわけでもなく。みんな限られた資金内で他のを馬を拾わざるをえないので、相対的に人気が落ちた馬でしょう。よくあることです。ちなみに相方もファイングレイン外して敗北。
 そもそもホーネットとブルーメンの二頭軸も、毎日王冠と府中牝馬を生観戦した身としては、ウオッカ、プリンセスに勝った二頭を軸にしようという情によるところもありました。特にブルーメンは相手関係から軸として微妙なところだけど、プリンセスに勝った以上はこんなところで惨敗されては敵わないと軸に決意。枠もよかったけど、まさか勝つところまでいくとは思わなかった。プリンセス敗北も浮かばれるってもんです。有馬記念の人気投票もしっかり済ませてきました。「CLUB競馬賞」こと有馬記念指定席生観戦が当たりますように。
 終わってから錦糸町に移動。錦糸町にもWINSはありますが、相方曰く狭くてイマイチらしい。適当に選んだ「団欒炎」という安居酒屋に行ったら、すべてのテーブル席にテレビがついていて、グリーンチャンネルが入っていた。「お膝元」の水道橋の居酒屋にこんな行き届いた店はない。いつも競馬のあとに飲みに行くたびに、その前に見たレースをみながら飲みたいといつも思っていたのが期せずして実現。着席してアルコールをのみながら食事して競馬を見るという幸せに二人して、
「これはいい!」
 と笑い出すほど。東京と京都の全レースに、しつこいくらいの明日の福島記念予想。武豊二週連続落馬の京都5も見られましたが、事故現場はかたまりの真ん中よりやや後ろで、あまりはっきり映っていませんでした。そして肝心のマイルCSも何度も見られた。ずっと内側を行くブルーメンと、ずっと外側を行くスーパーホーネット。走ってる距離がはっきり違う。枠によるツキの有無がはっきり反映されてるなあ、と二人でしみじみ。
 でも本当にいいなあ、その日のレースを見ながらお酒飲むの。水道橋近辺の居酒屋もやってくれないかしら。

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2008年11月17日 (月)

第33回エリザベス女王杯G1@後楽園WINS

Pb160001  あーもーイヤ! 府中牝馬同様、パドックからまたすっごいイレ込んでいた! どういうこっちゃ。デビューから金鯱賞までは、あんなにパドックでイレ込むことなかったのに。
 とにかくこんな風に買いました。ええ。⑮カワカミプリンセス(5歳1番人気2着)頭固定、二三着に⑬ベッラレイア(4歳2番人気3着)を固定して、残り16頭全馬との入れ替え。計32点。
「バカじゃねーの。こんな風に買うなら、プリンセスの二着もみとけっつっただろーが」
 と、相方。バカはそっちだバカ! 私はことこのレースに限っては、馬券が取りたいんじゃない。プリンセスが一着の馬券が欲しいんだ。そうじゃなければいらないんだ! 
 そのバカですが、こちらも三連単二枚分け。一枚はベッラレイアと⑪ムードインディゴ(3歳5番人気6着)の二頭軸5頭流し。もう一枚はベッラレイアと⑯リトルアマポーラ(3歳4番人気1着)との二頭軸で4頭に流していた。驚いたことに、この二枚目のヒモにプリンセスがいない。一枚目のほうはいるのに。
「俺さあ、さっきコーヒー買ったら、お釣りの表示が9万円台だったの。要は一万円出したのに、間違えてレジのひとが十万って打ったのね。俺、これは俺が今日9万円配当をゲットするという啓示だと思ってさ。プリンセスいたら9万にならないじゃない」
 なんだこのバカな説は。二頭軸というのは正直本当に難しい。必ずと言っていいほど片方がいない。ひどいときには両方。にもかかわらず、このひとは最近高確率で二頭軸を当てている。にも関らず、ヒモに誰もが拾う有力馬がいないせいで馬券を外している。それでいて、
「俺はこんな低配当(三連単1万2千円)なら最初からいらないのよ」
 と最初はいうものの、しばらく時間が経つと、
「取れたよなあ・・・・」
 と後悔して落ち込んで、苛立っている。バカだバカだ、あーバカだ。
「とにかくエリザベスは三才に有利なレースなのよ(二キロ軽量)。三歳のときのプリンセスもそうだし、繰上げ優勝のパンドラも三才、翌年は三才のスカーレット。差し脚切れる上に走る気のあるときしか走らない、気まぐれスイープくらいしか古馬では勝てんのよ」
 とりあえずプリンセスの次走は有馬記念が有力のよう。私は三才のデビューのときから有馬でプリンセス馬券を買うのが夢でした。二年越しで叶いそうです。スカーレットとプリンセスの馬連も買えそうです。とりあえずそれを楽しみに、年末までひっそり大過なく過ごしたいものです。
「強いのは確かだけど、ひところの強さはやっぱりないよ。パワーダウン」
 と冷たい相方。そうだとしても、私はパドックで落ち着いて出走するプリンセスがみたい。結果がどうなろうと、それは納得できると思う。有馬でそういうプリンセスがみたい。

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2008年11月 9日 (日)

第13回武蔵野ステークスG3@後楽園WINS

 先週の秋天で私は、いちおう三連複を的中させた。しかし払戻そうにも少ない払戻し機に人が群がっているうえに、建物自体が狭くて並ぶ場所すらない有様。とても並ぶ気になれず、
「来週でいいや」と相方に言うと、
「来週? 俺やらねえ」
「え? なんで?」
「なんでも」
 とだんまり。こういうときの相方の感じの悪さはひとかたではない。いやな空気のままコーヒーショップへ。
「来週ってなに? アルゼンチン共和国杯に2歳牝馬? 興味ね~お金もないし、やらないよ」
「お金ないとかいって、ひとりでやったりするんでしょ」
「それはないな」
「競馬やらないと会わないの?」
「そういうわけじゃないけど、でも来週はないね。いいじゃん、エリザベスは軸馬いちおういるからやるし」
 私としては特に互いに事情がなければ毎週やるものと信じきっていたので、唐突な拒否コメントにかなりがっかりした。お金がないといっても、今よりないときでも彼は競馬をやっていた。要は単なる言い訳。案の定ともいうべきか、木曜日にこんなメールが来た。
「アルゼンチンのハンデ差をみていたら俄然興味がわいてきた。やるかも」
 相方は毎日東スポを買っている。こうなるのはある程度予想できた。自分で予想つかなかったかと、ムラムラと怒りがわいた。
「私はもう女友達と会う予定いれたからやらないけど、先週あれだけやらないって言ってたじゃん、お金ないって」
「知ってるよ」
 知ってるよ、じゃねーよ。
「日曜に予定いれたのはあなたの都合でしょ。だから先の予定決めるのイヤなんだよな。そうやってグダグダ言うから」
 相方は文句を言われると倍にして返すタイプで、こうなると言い争うこと自体が不毛なのはわかっているが、こっちも腹の虫が治まらない。
「常識から考えたら、普通こういうとき謝るもんじゃないの。あなたはあれだけ断言したことを撤回したんだよ。私があれだけ先週いろいろいったのに、競馬はやらないってゆってたんだよ。普通ひとと約束して、それを撤回したらゴメンの一言があるもんじゃないの?」
「謝らないねえ。なんでこんなグダグダ言われてるのかすらわからない」
 この非常識男。でも本当にこのひとに文句を言うと、倍にして返すタイプなのだ。繰り返しになるが。本当にイヤだ。
「わかりました。じゃあお互いによい週末を過ごしましょう」
 それからあまり連絡もとらずにいた。すると金曜の夜、週の疲れがどっと出て眠くてたまらん、と思っていた夜10時ごろメールが来て、
「明日の武蔵野ステークスやる?」
 武蔵野ステークスにはかつてのダート王①カネヒキリが二年以上ぶりに出るのを知っているだけで、出馬表もなにもみていない。土曜はすっかり家の用事をやる気でいたので、東スポも買ってない。とにかく眠かったので判断不能。
「急すぎて判断つかない。明日メールする」
 返信。返事は「了解」。そのまま爆睡した。
 翌土曜日起きて、まあせっかく気を使って誘ってくれたのだから、と行くことに。やっぱり彼と競馬をやって居酒屋に行くのは楽しいし。起きていないだろうが朝の九時にメール。
「いつもどおり二時後楽園でいい?」
 それからは忙しい。ネットで出馬その他情報を得て、家中にひととおり掃除機をかけ、父のワイシャツなど六枚ほどアイロンがけして、母に頼まれた夕飯のビーフシチューを作って、韓流ドラマ「朱蒙」の録画を一話分みた(今平日夕方六時からアンコール放送で毎日やっている)。この間ずっとメールの返事がないので、何度か電話をかけるが留守電に。起きる気配がない。いつもどおり2時後楽園なら、12時起きではギリギリに近い。ひとを誘っておきながらこの有様。ようやく12時半前に寝ぼけた声で電話に出る。
「行くってメール送ったけど、みてないよね」
「うそ? そうなんだ」
「で、どうするの?」
「ありえねえだろ、この時間から。なにも(予想)してないもん」
 口調が逆ギレ。
「私、行かないなんてひとことも言ってないよ」
「そうだけど、あの流れなら行かないってことだよな」
 勝手に解釈しておいて、またしても謝らない。別に平身低頭謝れと言ってる訳ではなく、
「すっかり行かないものと思い込んでいた。ごめん、すぐ出るよ」
 と言えばこっちもここまで不愉快にならないのに。どうしてこのひとはこうなんだろう。とりあえず2時半に待ち合わせ時間を延長して会うことに。こっちは出るつもりで全て急いで片付けたのに、もはやなにもなしはありえない。
 2時半に後楽園のコーヒーショップで会った。やっぱりなにを言うでもない。このひとにそんなことを言っても仕方ないとわかっているけど、やはり腹の虫が治まらない。
「なんか言うことないの?」
「ないねえ」
 睨み返される始末。ダメだこりゃ。新聞の人生相談に、奥さんの収入や家計費を株などの利殖につぎ込んで1500万も損を出した男性の妻からの悩みが掲載されていた。責める妻に夫は、
「もとからなかったと思えばいい。また働けばいいことだ。お前はそうやって小言を言って俺を不愉快にする。全く成長していない」
 と言ったらしい。この記事を見たとき、私は彼のことを思い出した、そう言ったら、
「全然違うよ。俺はひとの金に手をつけないもん」
 そういう意味じゃねえ!!!
「俺は昨日すっかりやらないつもりで検討もしていないから、全然(武蔵野ステークス)やる気ねえよ。やらないつもりだったからビール10缶(350ml)飲んで、気づいたら寝ていた」
「私はやらないなんて、一言も言ってませんから」
「”判断不能”ってなんだよ。別に用事があるわけじゃなくて。それってやらないってことだよ」
 険悪なムード。相方は携帯を取り出し、いつもの細木占いをチェック。彼自身は、この占いが当たらないことを証明するために、わざわざお金を払って有料会員になっていると言っている。すると霊合星人の彼は「健弱」と「陰影」。私との相性を見させると、私が「停止」のダメっぷり。
「最悪です。こんなときにムリに仲直りしようと思っても、しこりが残ります。流れに任せて」
 当たりすぎていて笑える。ちなみにケイナー占いの獅子座にも「あなたは今イライラしています。つまらないことにとらわれやすいので注意」ってあったし。占いって当たるなあ!
 前置きが長くなりましたが武蔵野ステークス。回収寸前の金曜売り東スポを買って検討。⑪ユビキタス(一番人気1.7倍)は軸不動に思える。でも相手選びとなると難しい。条件戦で連勝中の3歳⑦キクノサリーレ(5番人気)か東京成績<4130>の5歳⑭アドマイヤスバル(3番人気)か。相方は以前からよくアドマイヤスバルは買っていたが裏切られていた。
「でもここで切ると来るんだよな。やっぱり裏切るとダメなのよ。ニシノナースコール(ブラジルカップ)とかブルーメンブラッド(府中牝馬)とか」
 というわけで迷った末に⑪-⑭の二頭軸に。私も結局迷って、ユビキタスを頭固定にしてこんな風に購入。Pb080001前走のペルセウスステークスが休み明けで二着なのだけど、このときの一着バンブーエールが最近JBCスプリントを勝っているっていうのがすごいプラス材料に思えた。
「頭固定なんてバカじゃないの。おまけに⑬サンライズバッカス(六歳4番人気)なんて拾ってるよ。こんなの5歳以下で決まるに決まってんだろ。①カネヒキリ(六歳2番人気)もないねえ」
「まあねえ。でもそんなに買えないし。カネヒキリは確かになさそうだけど、敬意を表して。サンライズバッカスって、私にとってはなんだか知らないけど二三着に来る馬ってイメージよ」
 結果は一本かぶりユビキタスは三着に。一着は⑦キクノサリーレが重賞初勝利で4連勝を達成。そして案の定サンライズバッカスが二着に。三連単2万円越え。うう、二頭軸にしておけばよかった。私もアドマイヤスバルにしかけていたけど。結果8着。
 明日はもちろん私はやりませんが、むかつく男は53キロ恵量スクリーンヒーロー軸で取る気満々です。ぜひ取って懐を暖かく、気持ちに余裕をもってほしいものです。

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2008年11月 3日 (月)

第138回天皇賞秋G1@新宿WINS

 歴史的名レースを見たということでいいでしょう。低配当がなんだ! 競馬ファンとしては最強牝馬の激戦を目撃したことに納得しよう。
Pb030004  秋の行楽シーズンです。この天気のよさを逃したらウソでしょう、ということで新宿御苑に行ったので、今回は新宿ウインズで馬券購入。この新宿ウインズ、JRAが、
「ショッピングやお食事等、週末に新宿へお出掛けの際には、ぜひ当ウインズにもお立ち寄りください」
 と言うほど「立ち寄る」場所で、長居する場所ではない。後楽園なんて「(指定席には)ビュッフェもあるよ」って言うほどなのに。とにかく古くて狭いうえに券売機がなく、全部有人。よって馬券も200円からスタート。というわけで私も三連単で流すことができず、どの馬を拾うかより、買い方に一番悩みました。まあ、パットの会員なので、そっちで買えばよいのですが、馬券好きなので。
 とにかく心配だったのが骨瘤7ヶ月休養あけの⑦ダイワスカーレット(二番人気)。お目めだおネツだといっていた今までの回避とはわけが違う。追い切りの映像をみて相方も、
「なんだか脚がバタバタしている」
 というし、ウイニング競馬の吉沢さんも、
「膝から下の動きがイマイチ。これは週末になろうが治らない」
 と断言するし。私にもそうみえた。追い切りを7本も騎乗したらしいアンカツも事前インタビューで、
「心配ないでしょう。まあ一走していればもっと安心ですけどね」
 と不安を拭い去れない様子。ちなみに一番人気⑭ウオッカの武は、
「あれだけの馬を任されて僕が一勝もしてないというのは」
 と、普段の抑え気味な表情からも強いプレッシャーを感じているのが隠し切れない様子。両名ジョッキーが追い込まれていますよ。
Pb030001 三時ごろ太陽の恵みがありがたい御苑から、狭くて古くて人がごったがえす地獄の新宿WINSへ。パドックをみると、スカーレットは歩様もなんとなくおかしく感じる。普通に考えたらここは、得意の東京コース叩き二戦目のウオッカの軸は不動に思える。一時は本気でウオッカ軸に変更しようかと思ったけど、”履歴より義理が大事です”@『坊ちゃん』by夏目漱石ってあたりで、結局こんな風に購入。Pb030005_3
 本馬場入場でも脚をあげてイレ込むスカーレット。最後の直線が長い東京競馬場は決して先行馬スカーレットに有利な条件ではない。道中スカーレットを抑え気味のアンカツ。レースをスローペースにして自分に有利な条件を作るスカーレットにしては、やはりペースが速い。ゴール前でウオッカが肉薄。あんなにスカーレットを叩くアンカツは最近珍しい。きわどい入線順位だけど、スカーレットが先に入線しているようにみえた。検量室に戻ってきたスカーレットは一着の場所に入ってきて、アンカツは首をかしげながらも関係者と握手。隣の二着のところに戻ってきた武ははっきり落ち込んだ表情。でもゴール真横からの入線スロー再生に切り替わると、ウオッカが僅かに先にみえる。レースのカメラの映像だと何度見ても内側にいるスカーレットが先に見えるけど。
 長い写真判定。痺れを切らし、相方が煙草を吸うというので一階に降りると、
「ウオッカだ」
 の声が次々と。確定画面が表示されている。ウオッカのコースレコード勝ち。ちなみに相方は愛馬ウオッカを一着固定に、ヒモにスカーレットを拾うも、三着②ディープスカイ(三番人気)切りで三連単敗退。
「俺はそんな低配当(三連単一番人気3250円)ならいらないと、最初からそのつもりで切ったのよ」
 払戻は機械があるのだけれど、少ないうえにひとがすごくて、とても並ぶ気になれず。持ち帰ることに。
「まあ、名レースをみられてよかったね」
「いや、俺はほとんど前のおっさんの頭しかみられなかった」
 そのくらい狭くて画面が少ない新宿WINS。後楽園ならいくら込んでいても、画面がみえないってことないもの。
 とりあえずスカーレット着外も考えていたのが、名牝らしい走りを見られてよかった。私は馬券としては収支ゼロ(三連複一番人気710円)。いちおうスターホースの資格のある三才はスカイのみと三着をみて拾ったものの、基本着外と考えていたのになあ。古馬先着の三着で、先の楽しみが残ってよかった。斤量56キロだったけど。
 ちなみに来週は競馬はパスの予定です。

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2008年10月27日 (月)

第69回菊花賞G1@後楽園WINS

 先週の秋華賞一千万馬券の影響はでかい。牡馬だって牝馬同様小粒ぞろいの今年のクラシック。どの馬が勝っても「へ~え」で終わってしまいそう。この軸なし(と思われる)菊花賞にどう挑むか。一番人気⑭オウケンブルースリ(単勝3.7倍)は前走の神戸新聞杯で三着。一二着が菊花賞に出ないため一番人気に押し出された格好と誰もがコメント。テレビも新聞の予想も、いろんな馬に◎が打たれていて、打っている人たちも五くらいしか信じてないことを十も信じているかのように、頑張って力説しているようにしかみえない。そりゃいつものことか。
 とにかくです。大して思い入れもないのに馬券が絞れないひどいレース。これはボックスで軸を作らず馬単、馬連、ワイドが適当でしょう。入着三頭分なんてとても当たりそうにない。単勝の最下位人気が⑯ホワイトピルグリムで43倍(結果7着)。こんなに人気が割れているんだから、おそらく馬連でも先週同様(2万3千円)とは言わないまでも相当の配当になるはず、というわけでこんな風に購入。Pa270001
 結果として狙い方は間違っていなかったと思うのですが、オウケンブルースリはやっぱりこの中にあっては立派な”軸”だったよう。強い勝ち方でした。ジャパンカップでディープスカイと再対決するとかしないとか。私的には②ノットアローンダイワワルドボアのワイド一点買いにしようかと思ってたくらいなのですが、横典のノットアローンは先行宣言をした③アグネススターチ(11番人気17着)をぶっちぎって一人旅。結果は大差でのドベ。やっぱりノットアローンは蛯名っちじゃないとダメかい?(メヒョー事件で騎乗停止中)。横典はこの戦法よく使うけど、外れるときのほうが多い気が。私の本命はワイルドボア(4番人気8着)だったんだけど「長距離は騎手で買え」という三千メートルに初出場の北村はどうなのかと思って軸にするのを断念したんだった。オウケン騎乗のウチパクも初出場なんだけど。そういえばノットアローンを軸候補に考えたのも、横典が菊花賞の最高入着率<1415>を誇るというのもあったんだ。なのにドベ。今回⑦スマートギア(5番人気4着)の武豊だって<411 13>だもんね。結局三着の⑤ナムラクレセント(9番人気)なんてみてもいないし、2着の①フローテーションなんて東スポで井崎さんが「10月26日は風呂の日でフローテーション!」なんつってたことくらいしか肯定意見が思い出せない。追い切りで同厩のノットアローンに先着されている姿をみたらとても買えない。15番人気だったのはあの追い切り映像の影響は大きいと思う。馬連で17820円の配当。オウケンがいるのに。
 相方はまた12Rまで負け続けた。最終が終わって、さてそろそろ帰るか、と思ったら、
「ね、今の聞いた?」
「なにが?」
「今帰ろうとする男の人が俺とすれ違いざま、”大ッキライ!”って吐き捨てるように言ってたよ」
「へえ、いくつくらいのひと?」
「わかんない。声だけしか聞いてなかったから」
 なんとなくだけど、「大ッキライ」ってすねた女子供の専売特許の台詞ような気がする。そんなことない? なにが大嫌いなのか気になるところだ、などと思いながらWINSを出ようとしたら、60歳がらみのジャージのお父さんが私たちとすれ違いざま、
「もうやめるっ!」
 とまたしても一人歩きの捨て台詞。競馬をやめるのかい? それとも12Rまでやるのはもうやめるってことかい? どっちにしても正解だよ。間違いなく。でも本当に止めるのかい? 止めるのはかまわないけど、どうして声に出して言うんだい?
 WINSの目の前の鶏系居酒屋で二人の敗北者がクダを巻いてから、7時過ぎでももうすっかり暗くなった外に。WINS下の大井シティ競馬の場外馬券に、例によってまだ燃え尽きないおっさんたちが群がっている。行ってみるという相方にしぶしぶついていった。いつものことだけど、中央競馬より女性の数がさらに少なく、全体の年齢層も高め。初老のおっさんのるつぼだ。モニターをみつめる相方を放って、ひとりふらついていたら、またしても一人歩きのおっさんが私とすれ違いざま、
「騙されたっ!」
 と捨て台詞。いったい誰に騙されたんだい? お友達かい? 予想誌かい? それとも予想屋かい? 気になるところだ。
 とにかくこの日は三人にやり場のない憤りをぶつけられた。たまたま聞いたわけじゃなくて、たぶん三人とも誰かに聞いて欲しかったからこそ、ひととすれ違いざまに言ったんだと思う。
 みんなマジっすよ。

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